Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

日本のお間抜けなロボット

2008年03月08日 | Weblog
今日の日経新聞の土曜版。
「VIVA!個電天国」という記事で紹介されているのは、その名も「ロボット・フット・ガシャーン」。ロボットの足のような形の、歩くと音がする面白スリッパなのだそうです。

しかしこれ、色のセンスといい、ばかばかしいまでのその大きさといい、
わざわざ電池を入れて騒音を出す仕組みといい…
私だったらちょっとご遠慮申し上げたいと思う代物なのですが…

思わず日記に取り上げたのは、その紹介文が面白かったから。
”そもそも、「ロボット」という言葉が誕生するきっかけとなったチェコのお芝居は、ロボットが人類を滅ぼしてしまうというストーリー。そのせいか欧米では、ロボットが人の仕事を奪ってしまう怖いものと思っている人がいまだに多いという。
かたや日本では、ドラえもんやらヤッターマンやら、ロボコンやら、どう考えても人類を攻める意欲からしてなさそうな、おまぬけなキャラぞろい。鉄腕アトムが国民にまんべんなくいいイメージを刷り込んだところで、さらに「抜けてるヤツ」という味付けで愛を深める。これって日本人のお家芸という気がする。”

ああ、そうだったのだ…
きっかけとなったチェコのお芝居というのは、カレル・チャペックによる「R.U.R.」ですね。
確かに、私が知っている欧米の小説や映画に出て来るロボットというのは、無機質でちょっと怖いイメージのものが多い気がする。
それに引きかえ、日本のは…w
最近、”しゃべるロボット”が搭載された新車をTVで紹介していましたが、そのロボットも、丸っこくてまるで面白漫画のようなイメージでした。

この先、家事ロボットや介護ロボットなど、人間の生活を楽にしてくれる類のロボットがどんどん出てきてくれることを期待している私としては、無機質で怖いロボットよりも、可愛くてお間抜けなロボットの方がそりゃいいですとも…

「ロボット・フット・ガシャーン」
http://item.rakuten.co.jp/glad-shop/3210023-0024/
コメント
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