Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

代官山の一軒家レストラン「マダム・トキ」

2008年07月13日 | グルメ
代官山の旧山手通り、西郷橋に面して建つ小さな洋館が、レストラン「マダム・トキ」です。

おとぎ話の館の門のような小さな黄色の門をくぐると、正面に同じ系列のパティスリー「ラ・コロンバ」があります。
このレストランもパティスリーも私の学生時代からあって、代官山に遊びに来ると、ここで焼き菓子やケーキを少しばかり買ったり したものでした。小さなパティスリーのショー・ケースに上品に並ぶケーキやお菓子は、とても小さくていいお値段でしたが、そういったものを少し位なら買えたのです。
でも、門を入って左側に入口のあるマホガニーのドアのレストランは、若い私には少々敷居が高かったのです。
ようやく、初めてそのマホガニーのドアを開けてみたのでした。

ドラマ「王様のレストラン」のロケにも使われたというその店内は、小さいながらもとてもシックな装いです。
重厚なダーク・ブラウンの木の床と漆喰の壁、真っ白なテーブル・クロスに
テーブル毎に飾られた深紅の薔薇とローソク(写真)。
お料理は正統派フレンチです。

デザートは、円卓ひとつに乗り切らないほどあり、十数種類の中から好きなだけ頂けます。
デザートのこういったサービスは、この手のお店ではよくあることなのですが、ここはお菓子の専門店でもあることを忘れていました。
イチジクのタルト、ダーク・チェリーのパイ、マンゴーのムース、果物のシャンパン漬け、キャラメル入りのシブースト、バナナとチョコレートのパイ…
ほんの一口ずつ3,4種類切り分けて貰ったのですが、どれもこれも美味しくて…
もっと食べたいのに、とてもじゃないが入らない。
残念でした。
ほんの少し取り分けて貰った真っ白でフワフワのヨーグルト・ムース、どうもパンチが効く美味しさだと思ったら、これはグラッパ(イタリアのブランディ)が入れてあるのだそうです。

「マダム・トキ」 
コメント
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