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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

添い寝の悦楽

2009年03月14日 | 家庭
夜だけは一緒に寝ない方がいいよ、と
イヌを飼い始めた時に、友人から忠告を受けたのです。
ペットホテルに預けられなくなるから、というのがその理由でした。
ペットホテルの狭い檻の中の生活は、只でさえストレスになるのに、毎晩飼い主と一緒に寝てたりしたら、余計耐え難いものになるらしい。
イヌによってはノイローゼになって、飲食や排泄ができなくなり、せっかく旅行に出かけた飼い主がすぐ呼び戻されたり、ということもあるらしい。
我家は旅行に行くことも多いし、帰省することも多いし、確かにそうだと思って、ずっと一緒に寝ることを我慢していたのでした。
去年10日間旅行した時は次男に世話を頼んだのですが、息子だっていつまでウチにいるか分からないし。

ところが…
最近、その禁断の約束が、なし崩しになってきました。
春休みでウチに帰って来た長男が
オレは普段一緒にいないのだから、たまに来た時くらい一緒に寝る権利がある、とヘンな理屈をこねて寝始めたのが始まり。
(息子たちは、世話はまったくしませんが、バカタロウと呼んで可愛がっているのです)
兄ちゃんが寝るのならオレも、と次男。

タロウ、息子たちのベッドにもぐり込み、
その股間に鼻を埋めて寝ていたらしい。
息子たちが寝るのなら、と夫も思ったのか
いつの間にか我々のベッドにもタロウが…

暖かくて柔らかい生き物と一緒に寝るのは、心地いいものです。
しかもそれが、一心に自分を慕っていてくれたりしたら…

でも、私がタロウと一緒に寝ないようにしていたのは
タロウの為でもあるけど、自分の為でもあるのです。
只でさえ可愛いのに(どうしようもなくおバカですが)、毎晩一緒に寝たりしたら、いつかタロウが死んだ時に、とてもじゃないが耐えられない。
最近「マーリー・世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を読みました。
タロウも負ける程のバカ犬マーリー(しかしタロウに似ている)と著者との13年間とその別れ。
太平洋の向こうの、会ったこともない犬が死んでもこんなに悲しいのに
タロウのその日のことを思うと…
滑稽なようですが、今から怖いのです。

この本、映画化されていて、今月末に公開のようです。
楽しみです。
コメント
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