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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

「顔の不自由な」女の一本勝ち

2012年03月04日 | 社会
昨日の朝日新聞の「悩みのるつぼ」を読んで笑ってしまいました。

相談者は60歳の主婦。
”自分は若い時代に「きれい」といわれるような部類に入っていたため、
ちやほやされて本も読まずに過ごしてしまったことを今頃悔んでいる。
上野千鶴子さん、あなたが絶世の美女に生まれついていたら
今のような社会学者になっていただろうか?
人の一生は生まれついた容貌で左右されてしまうといえるかどうか
確認したいので、是非お答頂きたい”

要約すれば、まあこういう趣旨です。
それに対する上野さんの答えが奮っている。

”アメリカにこんなジョークがある。
キャンパスをメークの似合う綺麗な女性がパンプスで歩いていたら、教授秘書。
すっぴんでさえない、若くない女性なら、教授。
なぜかというと花のハイスクール時代に、綺麗な女の子はデートに忙しく、
きれいでない子はこつこつ勉強して名門大学に入り、成果を上げるから、と。
しかし人生はそんな単純なものではない。
自分は確かに「顔の不自由な」ひとであるが(笑)
そのせいで他人と関係を作るのに不都合があったことは一度もない。
若い時に本を読まなかったことを容貌のせいにしてはいけない。
容貌は容貌、幸福は幸福、知識欲はそれとはまた別。
そんなことくらい本を読めばわかる筈。”

こんな失礼な質問に対して
やんわりと理屈をこねて、質問自体をバカにしている。
上野さんの勝ち!



まったく関係がないのですが
御報告を。
昨日、私の日記のアクセス数が2,103を記録しました。
(一日前のアクセス数が表示されるので、正確に言うと一昨日)
今まで何度か、1,900台に行ったことはあったのですが
2千を超えたのは初めてです。
こんなつたない主婦のブログを読んで下さる皆様に、感謝です。
コメント (10)
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