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義姉(兄のお嫁さん)が院展に入選したといって招待状を送ってくれたので
日本橋の三越に観に行って来ました。
「春の院展」は三越の中に第一会場から第三会場まであり、
中々の賑わいでした。
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日本橋の三越は全館が桜祭り。
あちこちに桜がしつらえてある中、
相変わらず年齢層が高いなあなんて思いながら歩いていると
一階の正面の天女像の前で「ブータン祭り」をいうイベントをやっていました。
ブータンの観光名所や音楽などを紹介しながら
かの地のお茶、バター茶や伝統的なお菓子を楽しめるというのです。
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バター茶!
映画「セブン・イヤ―ズ・イン・チベット」の中に登場してきたお茶。
ブラッド・ピットがチベット人に勧められて
これはどうにも好きになれないと言いながら飲んでいたような。
私は映画で感動して、その原作も読んだのでした。
そして何度も出てくるバター茶というものがずっと気になっていたのです。
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ブータンの素朴なお菓子と、バター茶を注文。
しょっぱい!そしてバター臭い!
表面に油膜がギラギラと。
確かにお茶というよりはスープです。
同行の友人はタン茶というものを頼み、
これは薄い烏龍茶のような味わいでした。
お菓子は、そば粉で作ったというクッキーや、リンゴと生姜と山椒で作った
という不思議な、しかし何処か懐かしいような味のもの。
日本で本場のバター茶を飲めるとは。
こちらに留学しているというブータンの案内人から色々な話を聞くこともできたし。
国民の幸福度が世界一高いという秘境ブータン、いつか行ってみたいものです。