Zooey's Diary

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「スター・ウォーズ最後のジェダイ」

2017年12月25日 | 映画


スター・ウォーズ第8作。
ジョージ・ルーカスの構想を中心にルーカスフィルムが制作するアメリカのスペースオペラ。
1977年に第一作が出て以来、もう40年の付き合いになる訳ですが…
この大作の感想なんてとてもまとめられないので、印象に残った部分だけ書き出してみます。

ルーク役の66歳になったマーク・ハミル、レイア姫役の去年の末に亡くなった
キャリー・フィッシャーが、今回も出ずっぱりで驚きました。
前作「ジェダイの覚醒」で、カイロ・レンとレイという新たなスターが出て来たのですが
その関係性が、いつまでたってもハッキリしない。
敵であることには間違いないのですが、宇宙空間を超えて念力で通じ合ったりする。
只の敵にはとても見えない。



本作ではまた、妙にレイの出自について含みを持たせていましたが
「彼ら(レイの両親)は汚らしいゴミ漁りだった。
 酒のためにお前を売り飛ばしたんだ。」(レンの言葉)
え?それだけ?
でもそれではレイがあれだけの強力なフォースを持つことの説明がつかない。
これも次回への持越しか。

かつて一部の国が、東南アジアやアフリカの国を植民地にしたように
ここではそれが宇宙規模で行われている。
巨大な帝国に逆らうレジスタンスの反乱はしかし、
結局のところ戦争という暴力に要約されるのでは、と醒めた目で見ている自分がいる。
若い頃のように、ただ正義が悪をやっつけることを期待してワクワクすることはできない。
本作のレジスタンスの作戦は、ほぼ無駄に終わってしまった訳だし、
どれだけの数の兵士が、宇宙の藻屑となってしまったことか。
またこれは、宇宙を舞台にした壮大な親子喧嘩、
或いは悪の世界に引き込まれてしまった息子を思う親の、痛恨の悲話でもあります。



それでも、若い頃にあれだけ夢中になったSWの続きを
こうして映画館で観られることは、やはり幸せなのだと思います。
懐かしいR2D2やC3POに会うこともできる。
ライアン・ジョンソン監督は、とにかくSWの熱烈なフアンであるらしい。
さあ次回の第9作、どうやってこの壮大な話をまとめるのか…?

公式HP http://starwars.disney.co.jp/
コメント (2)
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