先日、岐阜で叔母の受賞記念パーティが行われました。
重要無形文化財保持者である叔母が、岐阜県芸術文化顕彰というものを3月に頂いて
それをお祝いする宴でした。

最初に叔母による「羽衣」が上演されたのですが、何しろ始まったばかりで
広い会場はシーンとしており、とっても前に進み出て写真を撮る雰囲気じゃない。
遠くから撮った、こんなボケ写真しかないことが残念です。
受付を手伝った後は、末席でご馳走を堪能しておりました。

私は叔母が昔好きだったという、紗合わせの着物を借りて着ました。
紗というのは透けたような薄物の生地で、今回のはクリーム色の生地が
二重になっていて、下の生地の柄を楽しむ仕様になっています。
下にはこんなに派手なアヤメ柄があるのですが、その上にもう一枚被せてボケさせてしまう。

「紗がかかったような」という言葉がある通りです。
歩く時にチラリと見えるのがお洒落であるらしい。
歩く時にチラリと見えるのがお洒落であるらしい。
日本の伝統衣装はつくづく粋ですね。
