Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

最低限の美学

2021年12月30日 | 社会

今年はまあ、てんこ盛りに色々なことがあった年でした。
1月、義母が急逝。3月、子宮頸癌疑いで手術。4月、足首を骨折。10月、子宮癌疑いで手術。
そこに頑として横たわるのはコロナ禍。
コロナさえなかったら、お葬式でも帰省でも通院でも、こんなに気を揉まなくてすんだのに。
主治医からは、手術前は絶対に感染しないようにと言われていたのです。
当たり前のことですが、それがどんなに難しいことであるか…


私は占いというものは一切信じないのですが、この「どん底期間の付き合い方」にはちょっとだけ慰められました。
そういう時は腹をくくって、ちゃんと落ちきってみることだというのです。
そして「どん底レベル」を自分で決め、
”どんなにダメージを受けていようが、どんなに疲労が蓄積されていようが、「玄関だけはきれいにしておこう」とか、「チャーハンだけはおいしくつくろう」とか。ひとつだけでいい。どんな状態であろうと、「ここだけは譲らないぞ」という美学は残す。それを「自分の最後の誇り」という名の、結界にしてください。
それで、「神さま見てる? 私こんな状態なのに、玄関だけはきれいにしているんですよ。やっぱり私は並の人間とは違うわ〜」と、運を統括する上司(=神さま)へのアピールも忘れないでください。自暴自棄になっちゃうこともあるけど、ひとつの美学や結界を持っておくと、復活や新生が早くなっていくから”と。


具体的な指標があるところがいい。
私だったら、さしづめ「一日一回はタロウの散歩に行く」というあたりか。
しかしこれは、犬を飼っていたら当たり前のことであるので、もう一つ。
「最低限、爪は綺麗にする」
この爪で、ゴム手袋活用しながらですが、大掃除も頑張っています。
皆さま、どうぞ良いお年を。





コメント (17)
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