Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

タロウがいっぱい!

2022年10月15日 | 家庭

「ハンドメイド職人」のブロ友ポンままさんが、タロウのメモ帳を作って下さいました。
私が選んだタロウの写真6種が入った、掌に乗るサイズのメモ帳。
ページをめくるごとに違うタロウが現れます。
表紙には、チビ姫とタロウを描いた私のイラストも。
もう可愛いったらありゃしない!



こちらは商品として販売されているので、注文制作して貰いました。
但し今はまだ趣味の領域だからと、知り合いだけに限定販売されているようです。
それで先日、私はゆうちょに振込をしようと躍起となっていた訳です。
届いたその日に振込をしたかったので。



この夏15歳になったタロウ、相変わらず元気ですが、よく寝ています。
オモチャを与えても以前のように狂喜乱舞はせず、執拗な「遊んで」攻撃もなくなりました。
人の顔を狂ったように舐め続けるということもなくなりました。
あんなに興奮しやすいウレション犬だったのにねえ。



それでもありがたいことにまだ、食欲は旺盛にある。
食事の時間あたりになるとソワソワして、クンクン、キュウキュウと鳴き始めるのも、与えれば数秒で完食するのも同じです。
以前よりは短くなりましたが、散歩も毎日行っています。
この夏から始まったゴミ箱荒らしも続いているので、今も対策しています。



メモ帳を何度も眺めてニタニタしていますが、
問題は…
勿体なくて使えそうにないことです。

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アナログ人間の嘆き

2022年10月13日 | 社会

昨夜、ネットバンキングをしようとして困り果てました。
何年ぶりかにゆうちょに振込をしようとしたのですが、色々と仕様が変わっている。
以前は「お客様番号」とパスワードを入れれば振込できたのですが、今回それに「ワンタイムパスワード」を入れろと言って来る。
以前設定した電話にかかってきた「ワンタイムパスワード」の送り先は、昔のPCのメルアドに設定していたのですが、そのアドレスはもう何年も使ってなくて、そのせいか(しかしまだ生きてる筈なのに)来ないのです。

ゆうちょのサイトをよく読んだら、生体認証ならワンタイムパスワードは要らないと。
ではそれを設定しようとして、まずスマホに「ゆうちょ生体認証アプリ」をダウンロードし、必要事項を入力していくと、運転免許証かマイナンバーカードで本人確認を、と。
運転免許証の番号を入力し、スマホに免許証をかざしてICチップを読み取らせ、次に暗証番号を2組入れろと。
えええ?
運転免許証に暗証番号なんて設定したっけ?
全く覚えていない。
自分が使いそうな番号を2組入れてみましたが、見事に外れ。

仕方なくマイナカードに切り替え、またやり直し。
今度はマイナカードのICチップを、スマホが中々読み取ってくれない。
何度もやり直してようやく成功、そして生体認証の「指紋」を選んで(iPhoneで指紋認証は慣れているので)、最後にiPhoneのホームボタンに認証の為の指を当てたのですが、反応なし。
グッと押したら…
全部消えました(><)

で、ひとつ前の工程を最初からやり直し。
今度は「顔認証」を選んでスマホの画面に自分の顔を認証させ、なんとか成功。
そしてようやくゆうちょへの振込ができたのでした。
しかし、顔なんてこの先どんどん老けて変わっちゃうんじゃないの?
運転免許やマイナカードを持ってない人はどうするのだろう?



写真は、友人宅の新しいペット、ロボホン。
20㎝ほどの小さなロボット、音声認識能力があって会話ができ、電話機ともなり、メールのやり取りもできるのだそう。
立ったり座ったり歩いたり、短い脚で「白鳥の湖」も踊ってくれます。
私が名前を名乗ると友達として認識され、情報が登録されたようです。
世の中はどんどん変わっているのねえ…



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日本橋の空

2022年10月09日 | 社会
(2018年4月)

久しぶりに日本橋の美術館に行った時、そういえば日本橋の首都高の地下化計画はどうなったのだっけ?と夫に話すと、あああれ、とっくに決まったんだよと。
え?そうなの?

コロナ以前は、日本橋でクラッシックカーのお祭りがあり、毎年、車仲間との集まりが開かれていました。
日本橋界隈の大通りを車両通行止めにして、クラッシックカーを展示するというものです。
その度に、覆い被さる首都高がつくづく邪魔で、これがなかったらなあと思っていたのです。
広重や北斎が描いた、青い空が広がる日本橋が見てみたいものだと。
なので「首都高を地下に埋めて日本橋の空を取り戻そう」という動きが数年前に出て来た時にはわくわくしたのですが、その後聞かないなあと思っていたのでした。

(2018年4月)

確認してみたら、今年の3月に首都高速道路株式会社は事業概要や契約手続きを公表、地下化工事完了は2035年、撤去工事完了は2040年を予定していると。
こんな風になるのですって!



今更ですが、嬉しいなあ。
2040年まで元気でいなくっちゃね!

首都高地下化、2040年には日本橋川に青空を

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「グレート・インディアン・キッチン」

2022年10月08日 | 映画

冒頭で、若い女性が華やかなサリーを着て、軽やかに楽し気に踊っています。
次の画面では、彼女はお見合いの席にいて、求められるままに結婚する。
教師である夫は南インド地方の由緒ある家柄で、伝統的な邸宅に両親と暮らしている。
中東育ちで教育もあり、モダンな生活様式を送っていた妻は、義母に導かれて家事にいそしむ。
料理の下ごしらえから片付け、洗濯、掃除と、一日中家事に明け暮れる。
しかも義父と夫はかなり高圧的で、ミキサーではなく手で挽け、炊飯器ではなく窯で炊け、衣服が傷むから洗濯機ではなく手で洗えとうるさい。
そうした毎日が、ドキュメンタリー映像のように淡々と映し出される。



手間暇かけて作った料理も、食べるのは義父と夫が先で、女たちが同じ食卓に着くのは許されない。
夫に妻が意見を言うと、夫はたちまち機嫌を悪くする。
ダンスが趣味であった妻は、ダンス講師に応募したいと言うが、許されない。
どんなに疲れていても、夫の快楽の為だけの夫婦生活を拒むこともできない。
痛いからもう少し前戯をとおずおずと申し入れると、そんな言葉をよく知っているなと返される。
極めつけは、生理の期間中の妻は不浄のものとして、納屋のような所に押し込められる。



インドのミソジミー(女性蔑視)については、様々な映画や本で接してきました。
例えば2018年の映画「パッドマン」は、生理ナプキンの普及率が僅か12%だったインドで安価なナプキンを作る製造機を発明し、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた、実在の男性を描いたものでした。
インドでは生理が不浄なものとされていたので、それに関わる製品の生産も遅れていたのです。
「パッドマン」が2000年初めの話と知って驚きましたが、今回の話はまさに今のこと、妻はスマホやノートPCを日常的に使っているのです。
それなのに…

耐えに耐えていた妻が最後に選んだ道は、だから当然とも言えるでしょう。
名もない妻と夫のこの作品、インド本国でも女性観客の支持を得て、口コミで評判が広がったのだそうです。
インドに根強く残るという家父長制やミソジミーには、驚くばかりです。

公式HP 

コメント (2)
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体感する絵画展、巨大な穴子

2022年10月06日 | お出かけ

イマ―シブ・ミュージアムのテーマは、「鑑賞する絵画から、体感する絵画へ」。
360度の広々としたアート空間に、印象派の色鮮やかな世界が広がるといいます。



日本橋三井ホールの天井高く広い空間、そのあちこちに色々なクッションが置いてあり、座ったり寝転んだりしながら観ることができます。
そしてホール全体に、印象派の絵画が映像で投影されます。
その絵画の色の粒子がうごめき、分解し、流れ、踊り、また結束する。


 
例えばモネの「睡蓮」はこんな感じに変化します。
オランジェリー美術館のモネの部屋を思い出しましたが、こちらの方がずっと迫力があります。



ただ…
4年前に感動した、お台場のチームラボのデジタルアート展と、私はつい比べてしまう。
あそこでは、観るだけでなく、触って、蹴って、登って、滑って、叩くことができたのです。
全身でデジタルアートを体験することができました。



それに比べると、今回は寝転んで観るだけ。
しかも360度の空間に映像をと言われても、人間の目は後ろを観ることはできないのだから…
などと文句もありますが、確かに印象派の世界に入り込むという、不思議な体験をすることができます。



お昼は、日本橋の金子半之助に。
以前は長い行列があったようですが、今は整理券を貰って然るべき時間に行けばよし。
私は40分間ほど、近くの三越本店で過ごしました。
これで1200円は確かにお得、でも完食できず。
大きなアナゴが食べても食べてもなくならない…


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伊豆旅行②Jアラート

2022年10月05日 | 国内旅行
(ナサケナイ顔をしたオッサンのようなカンガルー )

昨日の朝は驚きました。
テレビの画面にいきなり「Jアラート」の文字と、北海道と青森県が赤く塗られた地図が。
北朝鮮が弾道ミサイル発射、対象地域の人は避難してくださいと。
こんなの初めてだよね?本当に飛んで来るの?
着弾するのに何分かかるの?また日本海に落っこちるんじゃないの?
などと呑気に夫婦で話しているうちに、ミサイルは青森上空を飛び越えて太平洋に落下したと。
その間22分、飛行距離4600キロ。
そして日本政府はいつものように「遺憾」「最大限の非難」を声明して「厳重抗議」するだけ。



あの、それだけで本当に大丈夫なの?
さすがに不安な気持ちでニュース番組を見ていたら、ある「識者」が
「厳重抗議するったって、日本は北朝鮮にFAX送るだけなんですよ。それがそのまま送り返されることもある」と。


本当に?
無知なオバサンは一応ネットで検索してみました。
どうやら本当らしいのです。
なんだか泣けて来るなあ…
「外交ルートで厳重抗議」の裏側 ミサイル、領土、歴史認識


(マーラ(南米のネズミ)の行列)

伊豆旅行2日目、温泉に浸かってのんびりし、帰り道に「伊豆シャボテン公園」に寄りました。
ここも犬連れなのでタロウを連れて。
息子たちが小さい頃から何度行ったか分からない所なのですが、コロナ禍を乗り切って頑張って欲しい、そんな応援の気持ちで行って来たのでした。


(ボートツアーズのチケット売り場で)

ここの一部の動物は、檻や柵に囲まれたスペースに入れられるのではなく、放し飼いにされています。
リスザルや孔雀が、だから園内のあちこちで見受けられます。
ちょっと面白かった動物の写真を集めてみました。
私の万歩計は1万歩近く、タロウ休みながらよく歩きました。



オウムたちは、檻の中ではなく、こんな剥き出しの一角に仲良くいます。
飛ぶための羽を一部切り取っているので、飛び去る心配はないのですって。
なので、手で触れられる位の至近距離で写真を撮ることができます。


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伊豆旅行➀

2022年10月04日 | 国内旅行

43億円と聞いてもピンと来ないのですが、日給にすると1200万円なのですって。
伊豆への道を運転しながら聞いた楽しいニュース、1日1200万円とは!
オオタニサン、凄いなあ!

日曜日、こちらは真夏のような陽射しと気温でした。
タロウを連れての温泉旅行、車の中の冷房を最大にしても暑い、暑い。
途中のマリンタウン伊東でお昼を。
犬連れ可のレストランは非常に少ないので、伊豆方面に向かう時はこちらに寄ることが多いのです。

河津「四季の蔵」は、去年も訪れた犬連れ可の宿です。
小さな山の斜面に建てられているので、露天風呂に行くにもドッグランに行くにも、長い階段を登らなければならない。

  
(貸切露天風呂も犬連れ可)



去年5月に来た際にはまるで平気だったのですが、ここ一年ほどで急に老化の兆しを見せ始めたタロウ、時々コケながら、助けられながら、よく頑張りました。
それでもお出かけが好きな15歳のタロウ、あと何回出かけられるかしらね?

  
(階段の上の貸切ドッグラン)
写真よりずっと長い階段が続いています。
ここは他の犬がいないので、以前は喜んで走り回ったのですが、今回はもうここまでたどり着いただけでハアハア。




宿の夕食、これにキノコの炊き込みご飯とアサリの味噌汁、水菓子。
どれも美味しかったけれど、「松茸とアワビの黄菊和え」「松葉蟹の利休和え」に舌鼓を打ちました。




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「セントラル・ステーション」

2022年10月01日 | 映画

1998年のブラジル映画、BS放送で久しぶりに鑑賞。
初老の女性ドーラは、リオデジャネイロの中央駅に小さな机を置いて「代筆業」をしている。
読み書きのできない人に代わって手紙を書き上げるという仕事が、この国では結構繁盛するらしい。
このドーラという女性、前は教師をしていたインテリであるのに、とことん嫌なヤツなのです。
始終怒ったような顔をしていてニコリともせず、切手を貼って投函すると言っているのに、切手代が惜しいのか、意地悪なのか、未投函の手紙を山ほど引き出しに貯め込んでいる。
そのドーラにある日、夫への手紙の代筆を頼んだ女性が、目の前で交通事故に遭って亡くなってしまう。
幼い少年ジョズエを残して。

ドーラはジョズエの知り合いのような顔をして、彼を養子斡旋業者に売り飛ばしてほくそ笑むが、後からそれが臓器売買組織だと聞いて、さすがに後悔する。
ジョズエを体当たりで取り戻しに行き、成り行きから彼を父親の元に届けることになる。



ジョズエは文盲の母親に育てられて学校にも行かず、勿論、文盲。
ドーラのアパートで、投函されてない手紙の山を見つけ、彼女を嘘つき!と呼ぶ。
ドーラは小さな子どもを可愛がるような気は更々なく、不愛想にジョズエに接する。
でこぼこコンビの旅は、ようやく辿り着いたと思ったら父親は引越した後だったり、途中で有り金をなくしたりと中々簡単には行かない。

文盲率の高さ、子供の臓器売買組織、駅の構内で万引きをした男が問答無用で撃ち殺されたりと、ブラジル社会の闇が容赦なく描かれています。
リオのゴミゴミした街並み、無限に地平線が拡がる荒野、地方の粗末な家が建ち並ぶ様と、ブラジルの景色を味わうこともできる。
反発し合っていた二人が、道中で散々苦労するうち、お互いを思いやるようになる。
もう何人もの女とセックスしたこともあるなどとうそぶく9歳のジョズエが、自分を捨てた父親を一心に慕う姿は、なんとも切ない。
そして小悪人だったドーラが、子供を通して人間らしさを取り戻す様には、目を見張るものがあります。



どうしようもない人間にもある小さな良心、映画の悲しいラストではそれに救われる思いです。
ブラジル映画で初めてベルリン映画祭金熊賞を受賞。
公開時、恵比寿ガーデンシネマで観て、感動してすぐに立ち上がれなかったことを覚えています。
98年といえば、もう四半世紀近く前。
その頃はブログを書いていなかったので、自分がどんな風に感じたか知る由もないのですが、まあ年月が経っても人間がそう変わるとも思えないので、似たような感想を持ったのでしょう。


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