日本橋三井ホールの天井高く広い空間、そのあちこちに色々なクッションが置いてあり、座ったり寝転んだりしながら観ることができます。
そしてホール全体に、印象派の絵画が映像で投影されます。
その絵画の色の粒子がうごめき、分解し、流れ、踊り、また結束する。
例えばモネの「睡蓮」はこんな感じに変化します。
オランジェリー美術館のモネの部屋を思い出しましたが、こちらの方がずっと迫力があります。
ただ…
4年前に感動した、お台場のチームラボのデジタルアート展と、私はつい比べてしまう。
あそこでは、観るだけでなく、触って、蹴って、登って、滑って、叩くことができたのです。
全身でデジタルアートを体験することができました。
それに比べると、今回は寝転んで観るだけ。
しかも360度の空間に映像をと言われても、人間の目は後ろを観ることはできないのだから…
などと文句もありますが、確かに印象派の世界に入り込むという、不思議な体験をすることができます。
お昼は、日本橋の金子半之助に。
以前は長い行列があったようですが、今は整理券を貰って然るべき時間に行けばよし。
私は40分間ほど、近くの三越本店で過ごしました。
これで1200円は確かにお得、でも完食できず。
大きなアナゴが食べても食べてもなくならない…