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格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

仙谷由人氏軽挙妄動を批判すらできないマスゴミ

2011-06-09 21:40:58 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

仙谷由人氏軽挙妄動を批判すらできないマスゴミ




政治報道の質の劣化が目を覆うばかりである。

 菅首相に対する内閣不信任決議案が衆議院で可決される見通しになった。この事態を受けて、菅直人氏がペテンによる延命を試みたが失敗に終わった。辞意を表明した首相が首相の地位に留まる理由はない。。
 
 菅直人氏が即刻辞任すべきことは明白である。
 
 菅首相が辞任した場合、民主党は後継の党代表を選出しなければならない。しかし、かつての自民党と同じく、総選挙での国民の審判を仰ぐことなく、政権を交代させるわけであるから、新政権樹立に際しては、国民に対する十分な説明が求められる。
 
 菅内閣のどこに問題があったのかを、冷徹に見極めて、新しい政権を発足させなければならない。野党第一党の自民党に政権を委ねるというのも、一つの選択肢にはなる。
 
 しかし、それ以前に、民主党は2009年9月の鳩山政権発足後の歩みをしっかりと総括し、その反省の上に、新しい道を定める必要がある。
 
 まずは、菅首相が迅速に辞任し、民主党が後継代表を選出するところから始まる。新しい政権の枠組みをどうするかは、民主党の新しい代表がどのような見識を提示するのかによって、大きく変わり得るのだ。
 
 ところが、日本のマスゴミの対応はどうであろうか。菅首相が辞意を表明した途端、大連立と騒ぎ始めた。大連立は現在の菅政権の執行部が口にし、さらに、野党自民党の幹部からも発言が相次いだものだ。これらの発言に便乗する形で、大半のマスゴミが大連立構想に突進していった。
 
 しかし、菅直人氏がこれまでの政策運営の失敗の責任を取って辞任する以上、現在の菅政権執行部は、西岡武夫参院議長が言うところの「共同正犯」である。私も、岡田幹事長がいち早く大連立を公言し始めたときに、新しい政権の枠組みを検討するのは、新しい代表を選出したあとのことだとの基本を厳しく指摘した。
 
 菅内閣が総辞職するなら、現在の政府および党執行部は、当然のことながら連帯責任を負うのである。民主党は2009年8月以来の歩みについて、詳細に検証し、誤りを正すことが求められる。この反省の上に、新しい代表を選出し、その上で、初めて次の政権のあり方について考察するのが当然の手順である。



日本は国難に直面しているのであるから、これらの手順を踏んでゆくのに、多くの時間をかけるわけにはいかない。短時日のうちに、しっかりとした検証、代表選出、新政権の枠組みに関する基本姿勢確定を済ませなければならない。
 
 ところが、現実には、まだ菅首相が正式に辞任もしていないうちから、現在の政府および党執行部の面々が前面に出てきて、好き放題の発言をまき散らす。マスゴミはこれらの発言を諌(いさ)めるどころか、これらの発言に乗じて、大連立をはやし立てた。
 
 究極の行動は、仙谷由人官房副長官が「立ちあがれ日本」の園田博之氏に連立を持ちかける打診をしたことが明るみに出たことだ。
 
 この狂気の行動をマスゴミは黙認するのか。仙谷由人氏の行動を正当化できる根拠は皆無である。政治生命を絶たれて当然の失態だ。
 
 民主党に対する国民の支持が凋落したのは、2010年6月の菅内閣発足以来、民主党が主権者国民に約束した基本政策が、ことごとく破壊され尽くされてきたからにほかならない。
 
 根絶するはずの天下りは、かつての自民党以上に野放しになり、普天間の代替地を辺野古に求めないとの沖縄県民の意思を尊重するとの方針が捨て去られた。「政治とカネ」問題の核心である「企業献金の全面禁止」も一向に推進されている気配もない。
 
 さらに、国民生活にとって何よりも切実な問題である消費税について、民主党は2009年8月総選挙で、政府の無駄排除が優先されるべきで、2013年秋までは増税を封印することを主権者国民と約束した。
 
 ところが、2010年7月参院選で、菅直人氏が突然、消費税増税を提示した。幸い、主権者国民はこの提案を、民主党を大敗させる形で一蹴した。
 
 それにもかかわらず、菅直人氏は、社会保障改革の一環と称して、2015年度消費税10%の方針を閣議決定してしまった。さらに、震災復興財源としての消費税増税まで、新たに提示しようとしている。
 
 日本の民主主義の根幹をないがしろにする暴挙が進んでいるのに、マスゴミの大半が、客観的視点からこれを批判しない。批判しないどころか、菅内閣と一緒になって、増税論議を煽り立てている。



このような環境のなかで、主権者国民に冷静で適正な判断を求めるのは極めて難しい。しかし、マスゴミによる情報操作、あるいは世論の誘導を放置すれば、日本の民主主義は根底から破壊され、主権者国民は「政府の主(あるじ)」ではなく、「政府の僕(しもべ)」に成り下がってしまう。
 
 残念ながら、日本の主権者国民は、これまで、「政府の主」ではなく、「政府の僕」の役割を強制されてきた。2009年9月の政権交代によって、初めて主権者国民が「政府の主」になるチャンスを得たが、悪徳ペンタゴンの激しい攻撃によって、再び、「政府の僕」に貶められているのだ。
 
 菅直人氏の辞任を受けて、民主党は2009年8月以来の足取りをしっかりと振り返り、もう一度、主権者国民との約束、契約の原点に立ち帰る必要がある。そのうえで、この基本に沿って新しい代表を選出するべきなのだ。
 
 こうして選出された新代表が、どのような政権の枠組みが、主権者国民の意思を反映するものであるのかを熟慮して、新しい体制を構築するべきである。
 
 一番の問題は、衆参両院で、少なくとも過半数の勢力を維持できなければ、政策運営を円滑に進めることができないことだ。とりわけ参議院の少数が、これまでの短命政権のアキレス腱になってきたわけだから、新体制の構築に際しては、この点を確実にクリアすることが何よりも重要である。
 
 総選挙の洗礼を受けずに政権の体制を変えるわけだから、野党に政権を委ねるというのも、一つの選択肢には入る。しかし、いま述べた、これまでの経緯を踏まえるなら、その前に、民主党自身が主権者国民との約束=契約を尊重し、そのための抜本的な誤りの是正を進めることが先決であると思われる。
 
 主権者国民の意思があり、そのうえに政治体制がある。主権者国民の意思が明確に示されるのは国政選挙である。こうした基本を踏まえた政治論議が必要である。マスゴミは、こうした政治論議の基本を完全に無視して、マスゴミ自身の利害、マスゴミ自身が癒着する政治勢力の利害のためだけに情報発信している。これが現実だ。
 
 マスゴミの猛省が求められるとともに、マスゴミ情報に惑わされない主権者国民の意識変革も求められている。






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民主党次期代表は小沢一郎元代表軸に検討が正論

2011-06-09 06:05:59 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


民主党次期代表は小沢一郎元代表軸に検討が正論




西岡武夫参院議長は、「菅内閣の執行部に対して、菅首相と『共同正犯』であることをくれぐれも忘れないように」と警告を発しているが、正論だ。
 
 菅政権が政策運営に失敗した。その責任を取って菅首相が辞任する。菅内閣の主要メンバーおよび民主党執行部は『共同正犯』である。岡田克也氏や枝野幸男氏などは、ポスト菅体制について、つべこべ発言するのを控えるべきである。
 
「しばらくは静かにしていただいた方が、本人にとっても、民主党にとっても、日本の政治にとってもいいのではないか」
 
 民主党は直ちに次期代表を選出し、強力内閣を構築する必要がある。
 
 政策運営を円滑に進めるには、政府提案が国会で承認される体制をとることがまず基本になる。歴代政権の行き詰まりは、衆参のねじれ現象が存在するにもかかわらず、参院での政府案可決を実現させる手立てを取ってこなかったことに原因がある。
 
 新代表はまず、この問題を解決しなければならない。そのためには、他党との連携が必要不可欠になる。



民主党では、菅直人氏が辞任したのち、後継代表の筆頭候補が、小沢一郎元代表になることは間違いない。小沢一郎氏は2006年4月から2009年5月まで民主党代表の地位にあった。
 
 小沢氏は民主党が解党の危機に直面するなかで火中の栗を拾う形で民主党代表に就任した。その後、民主党は小沢一郎氏の指揮下で大躍進を遂げ、政権交代に手が届く位置に駒を進めた。
 
 ところが、小沢民主党による政権奪取を警戒する悪徳ペンタゴン=「米官業政電利権複合体」は、執拗に小沢一郎氏を攻撃し続け、ついに、2009年3月3日、小沢一郎氏の秘書を逮捕するに至った。結果的にこの逮捕は、完全な誤認逮捕であったことが判明したが、この謀略=誤認逮捕により小沢一郎氏は民主党代表の地位を辞した。
 
 2009年8月に実施された決戦=総選挙で民主党が大勝し、鳩山政権が発足した。しかし、民主党内悪徳8人衆は、鳩山政権を攻撃し続けた。とりわけ、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北沢俊美防衛相は、普天間基地の県外移設方針に背を向けて、県内移設への逆戻しに向けて米国と手を組み、鳩山前首相を退陣に追い込んだ。
 
 2010年6月2日、政権奪取のクーデターが挙行され、菅直人内閣が発足した。しかし、菅直人氏は独断専行の政策運営を進め、参院選で大敗した。菅直人氏は菅氏が信任投票と位置付けた参院選に大敗したのだから、即刻辞任するべきだったが、総理の椅子にしがみついた。
 
 この事態を打開する役割を担ったのが9月14日の民主党代表選だった。この代表戦に小沢一郎氏が立候補し、菅直人氏と一騎打ちを演じた。
 
 代表選では小沢一郎氏が実質的に勝利したとみられるが、菅氏サイドが不正選挙を実行した疑いが濃厚に存在しており、菅氏が僅差で当選した。日本の歴史がまたしても歪められたのだ。
 
 しかし、9ヵ月が経過して、菅内閣はいよいよ行き詰まり、首相を辞任することになった。
 
 この経緯を踏まえれば、次期民主党代表、次期内閣総理大臣候補の筆頭は小沢一郎氏ということになる。小沢氏が出馬を了承すれば、小沢氏が出馬し、次期代表、次期首相に就任するのが、もっとも合理性の高い人事刷新になる。
 
 菅氏辞任を受けての次期代表、次期首相候補の筆頭に小沢一郎氏が置かれることを確認しなければならない。



民主党内には、
 
①自主独立、②官僚利権根絶、③大資本との癒着排除の方針を掲げる
「正統民主」の勢力と、
 
②対米隷属、②官僚利権温存、③大資本との癒着堅持の方針を掲げる
「悪徳民主」の勢力が
 
二大勢力を形成している。
 
 菅-仙谷-岡田-野田-前原-枝野-玄葉-渡部の悪徳8人衆が「悪徳民主」の中核に位置し、
 
 小沢元代表グループと鳩山前首相グループが「正統民主」の中核をなしている。
 
 小沢元代表のグループと鳩山前首相のグループは、合計で180名から200名の国会議員勢力を有しており、民主党の多数派を構成している。
 
 「悪徳民主」勢力に属する菅直人氏が首相を辞任した段階で、民主党次期代表を決する主導権を、「正統民主」の中核に位置する小沢-鳩山グループが握るのは当然のことである。
 
 このグループから次期代表が輩出され、次期政権の枠組みを決定してゆくのが正当で当然の手順である。
 
 重要なことは、衆参両院で過半数を確保することであり、民主党内の「悪徳民主」勢力が反党行為を示す場合に備え、他党との連携を考えてゆかねばならない。その連携のあり方は、場合によっては大連立的な様相を帯びる可能性がある。
 
 いずれにせよ、菅直人氏が政策運営の失敗の責任を取って辞任する以上、ポスト菅体制を論じる主導権は小沢-鳩山グループが確保するのが順当であり、次期代表は小沢一郎氏を軸に検討が進められることが強く望まれる。
 
 なお、「二子玉川情報センター」様が、拙作「はととかん」の音声入り動画バージョンをアップくださったので、ぜひご高覧ください。





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もう完全に小沢の流れだね(ryuubufanのジオログ )

2011-06-09 05:39:17 | 阿修羅


もう完全に小沢の流れだね(ryuubufanのジオログ )
http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/651.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 6 月 08 日 08:29:16: FjY83HydhgNT2


http://sky.geocities.yahoo.co.jp/gl/ryuubufan/view/20110608


 センゴクちゃんの大連立の思いも自民が距離をとり始めて、叶えられない感じになってきた。逆に鳩山あたりから執行部総退陣を迫られて、立つ瀬が無くなりつつある。
 頼みはデマゴミのヨイショだが、如何せんペテン一座ではスジが悪過ぎる。もう行き着くトコまで行き着いたって感じがある。

 小沢が流れを作った。みんなその流れの上にある。ペテン一座の必死の大連立も、結局小沢の流れの中で水泡に帰す。今政界は小沢の大きな影をひしひしと感じている。不信任案提出を巡る騒動はあまりに影響が大きかった。事実としてあの最悪菅が辞める事になったのだ。解散権はもう取り上げられた。最高権力者の権力をもぎ取ってしまった。小沢って凄いね。

 みんな口にこそ出さないが、心の深くで思っている。小沢の圧倒的な行動力!! 結果をきっちり出してくる。
 菅政権は旧体制最後の謀略だ。あの代表選の不正!! 凄過ぎだろ?
そこまでして小沢首相を阻止した。阻止するには最大級の選挙で不正をやったのだ。こんな凄い事があるか。次の代表選じゃもうやれんでしょう。今度は初めから徹底的に疑いを持って来る。それじゃあ不正も無理だわ。
 旧体制はもう一線を越えた。これ以上の謀略は舞台が無い。菅退陣で旧体制も自然消滅に向かう。小沢がその流れを作った。もうペテン一座なんかとは役者が違う。鳩山も本気だ。小沢鳩山ラインで本来の民主党主流派が形成された。ペテン一座は必然的に衰退の方に向かう。こんな悪スジの連中とは誰も組まないよ。哀れな末路がもう目の前に見えている。
 
 日々、小沢流が勢いを増す。これからの政界は歴史的見ものだぞ。
怒りの小沢、本気の小沢が天命に遊んで一手を打ってくるのだ。代表選に出てくるかも知らんぞ。出たら、通るんじゃない?

 誰が見たってこの国難、小沢しかいないさ。一人だけ巨大な存在だ。
小沢が首相で当たり前なんじゃない?
 小沢69歳。若いよ!! シャキっとしてるよ。小沢首相待望の世論を盛り上げよう!!  





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