ユーラシア帝国建設の、夢に執着する、ビジネス・マン達
「福島原子力発電所・事故の、本当の原因」、より続く。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/208998312.html
2008年以降、現在まで続く、リーマン・ショックと呼ばれる、金融恐慌を引き起こし、
金融恐慌に続く、大規模な戦争を世界で引き起こそうと、画策する「軍事産業」リーマン・ブラザース。
このリーマン・ブラザースは、日露戦争において、日本とロシアを戦争に「追い込んだ」、戦争画策の犯人であった(前回までの記事、参照)。
その目的は、帝国ロシアに「市場開放」を行わせ、ロシアの安価な農産物・資源を、鉄道によって西欧に運び・販売し、
莫大な利益を上げる事になった。
日本は、この鉄道事業の利益ための、「持ち駒=アヤツリ人形」に過ぎなかった。
リーマン・ブラザースの「正体」を見抜く事が出来なかった、世間知らず=外交オンチが、日本を戦争に追い込み、
日本人を戦争によって、多数、死なせる結果となっていた。
2011年現在も、リーマン・ショック=リーマン・ブラザースの「正体」を見抜く事が出来なかった、世間知らず=外交オンチが、日本を大不況に追い込み、大量の失業者=自殺者を生み出し、
日本人を、多数、死なせる結果となっている。
1930年代、ソ連=ロシアに、スターリンが現れ、鎖国体制を取った事によって、アメリカが、ソ連を敵視する「冷戦」が始まる。
鎖国体制によって、ロシアの安価な農産物・資源を、鉄道によって西欧に運び・販売し、莫大な利益を上げる事が不可能になった事が、原因であった。
ソ連を崩壊に追い込んだ、核ミサイルの大規模な軍拡を展開した、アメリカのレーガン政権の実権を握り、政権を動かしていた父ブッシュ副大統領の一族が、このリーマン・ブラザース=鉄道屋の経営一族であった。
ソ連時代の、「ロシアに入り込み」、ソ連の鉱山開発等に従事してきた、「ザ・トラスト」と呼ばれる密輸組織の中心人物=ヘンリー・キッシンジャーは、「密輸」の形で、ロシアの「市場開放」の準備を行い、全面的な市場開放の方途を探っていた(前回までの記事、参照)。
79年の、アメリカ・中国の国交回復を準備したのも、ヘンリー・キッシンジャーであり、それは、2011年現在の、中国の市場経済への「全面的な参画」を準備した。
30年代の、スターリンの鎖国体制によって、ロシアの安価な農産物・資源を西欧に運ぶビジネスが不可能になった、鉄道会社インターコンチネンタル・エキスプレス社=ヨーロッパ横断鉄道は、鉄道事業が窮地に追い込まれてきた。
このインターコンチネンタル・エキスプレスの子会社が、リーマン・ブラザースである。
ヘンリー・キッシンジャーの経営する、インターコンチネンタル・エキスプレス社は、ソ連=ロシアとの密輸、中国との国交回復によって、ロシア・中国の「市場開放」を狙い、鉄道事業によるヨーロッパ=ロシア=中国の統一、ユーラシア統一事業を目指していた。
「そのための」ロシアとの密輸、中国との国交回復であった。
インターコンチネンタル・エキスプレスは、ロシアとの鉄道ビジネスが不可能になると、アメリカに本拠地を移し、
鉄道事業から、金融事業に、「とりあえず」ビジネス・モデルを変更し、ユーラシア統一の戦略を練り直し続けてきた。
アメリカに本拠地を移した際、インターコンチネンタル・エキスプレスが、アメリカン・エキスプレス社と改名し、クレジット・カード会社であるにも関わらず、エキスプレス=鉄道という名前を残したのは、鉄道事業によるユーラシア統一と言う、ヘンリー・キッシンジャーの「執念」を世界に示すためでもあった。
なお2011年現在、ロシア・東欧、旧共産主義圏で使用できるクレジット・カードは、VISAでも、マスターカードでもなく、圧倒的にアメリカン・エキスプレスであり、旧共産圏がアメリカン・エキスプレス社の「金融支配圏」となっている。
共産圏の「市場開放」を手がけた、ヘンリー・キッシンジャーへの、「創業者利得」である。
日露戦争、帝国ロシアの崩壊=ソ連の成立、冷戦=核ミサイルの開発競争、ソ連の崩壊、ロシア・中国の市場開放路線。過去100年間の世界史は、インターコンチネンタル・エキスプレス社の鉄道事業、ユーラシア横断鉄道の完成の「ために」、動いて来た。