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維新の会マニフェストから、地下鉄の民営化はどうなる・・・

2011年11月28日 13時11分34秒 | 鉄道のよもやま話

昨日、大阪府知事と大阪市市長が決まり、維新の会のマニフェストが実行できるかどうかが今後の注目の的となります。

都構想もさることながら、マニフェストに記載してある大阪府、市の改革案の内、地下鉄や鉄道における政策が、今後どのようになるか期待したいところです。

マニフェストによると、大阪市中心部で途切れている鉄道(私鉄と相互乗り入れのない地下鉄)や高速道路(淀川左岸線延伸部等)を整備し、ネットワークを強化し、今以上に利便性を高める、とあります。

その他に、鉄道に関しての詳細内容として、高速アクセス鉄道を完成させ、大阪中心部から関西空港まで30分で行けるようにします。
また、北ヤードを森と緑の空間とし、将来はリニア新幹線の駅を建設します。

僕の最も注目すべきことは、市営バス、地下鉄を民営化し、料金を値下げし、堺市を含めた地下鉄ネットワークを形成、地下鉄と私鉄の相互乗り入れを促進し、広域交通網を整備します。
とあることです。

   
  
 大阪地下鉄 相互乗り入れ      阪神電車と地下鉄  近鉄奈良線生駒駅で・・・
                        阪神は、難波から近鉄乗り入れ、地下鉄は、中央線。

昨年、地下鉄が黒字化したといっても、半分は市からの補助金であり、市バスは相変わらず赤字で、トータル収支はトントンと言われています。
しかし、未償還の建設債務が6500億円もあり、今のままでは、到底経営は、不可能と考えられています。

このような状態で、延伸計画など出来るはずがなく、ここの切り札が民営化なのです。
民営化で経営改善とサービス向上が計られるのでしょうか?

民営化での影響と、延伸計画、構想路線については、後日に・・・・・・