明日9日に、北海道ヘ出発します。
なんといっても天気が気になります。
今日から冬型が強まり、各地で寒さが厳しくなるようです。
日本海側は勿論、太平洋側でも寒さは厳しくなるようです。
9日の全国の天気図
で・・・10日の札幌の気温は、最低気温がー1℃、最高気温がー7℃で70%の降雪率だそうです。
気温的には、その前後の日の気温がー4℃、-8℃のことを思えばまだましな方ですが、雪が降るようです。
10日の気温
旅程は次の通りです。
9日の午後から東京に出て、上野発16時50分発の寝台特急「北斗星1号」に乗ります。 翌10日の朝9時18分に札幌に着きます。
10日は、札幌から40分程で小樽に行き、小樽市内を見学して午後に再び札幌に帰り、札幌雪まつりを見学します。 昼の雪像と夜のライトアップした雪像を見る予定で、その晩は、札幌市内のホテルで一泊。
11日には、青函トンネルの吉岡海底駅で下車して海底を見学して、12日の晩に帰阪します。
なにしろ、冬の北海道は初めてで、滑らないように歩けるのか心配ですね。
ちなみに、滑らない靴(靴の裏にスパイクが着いた)を用意しましたが・・・・。
この間は、携帯からブログアップする予定です。
今日は、北方領土の日だそうです。
この問題で、どれだけの日本人が理解しているのでしょうか?
僕の分かる範囲で時系列的に調べて見ました。
今まで曖昧であった国境線を明確にした、日露和親条約で締結されたのが、1855年2月7日で、この日を北方領土の日と定めてものです。
この条約では、千島列島と樺太(サハリン)が問題となり、特に樺太とサハリンは、両国とも自国の領土と思っていたのが、どちらも同じ島とは知らなかったことでした。
そこで樺太は、日露両国民が居住できる地と定め、千島列島の内、北方4島を日本領とし、それ以北をロシアの領土とし、この日本に帰属する4島とその周辺を南千島と呼ばれるようになり、これが現在も日本固有の領土とされる所以です。
1855年の日露和親条約の結果 1875年の交換条約の結果
黄色の樺太は共有となっています。
その後ロシアがサハリンに積極的に進出し、ここの権益をはっきりさせたいとのロシアの意向をうけて、1875年に「千島樺太交換条約」が結ばれ、日本は樺太の権利を放棄する代わりに千島列島を全て日本領とすることが決まりました。
その後日露戦争の結果、1905年(明治38年)ポーツマス条約により、日本は戦果として樺太の南半分を割譲させます。
1905年のポーツマス条約の結果 サンフランシスコ条約の結果?
しかし、その後の太平洋戦争の敗戦の結果、1951年(昭和26年)サンフランシスコ条約により、多くの領土を放棄しますが、日ソ国境について、条約には、1905年のポーツマス条約で主権を獲得した樺太の一部とこれに隣接する諸島に対する権利、権限及び請求権を放棄すると書いてあります。
ここで問題なのが、隣接する諸島とは、「千島列島」というのがどこまでなのかと言うことですが、日本の主張は、この条約は、1905年に獲得した千島列島の放棄であって、1855年の日露和親条約が、本来日本の固有の領土としています。
このサンフランシスコ条約には、1905年のポーツマス条約で獲得した主権の放棄であると明記してありますが、当条約に参加しなかった当時ソ連の主張は、千島列島全島の返還?で南千島まで実効支配している状態が続いています。
日本人は、原日本人系(縄文人)と渡来系の二重構造の混血です。
この原日本人系は、アイヌと沖縄の人々が人類学的にもDNA分析でも縄文人に近くて、近縁関係にあると証明されています。
また、縄文人に近いとされているアイヌの人々と沖縄の人々におおいタイプの割合が日本で24.2%、韓国で19%、中国では12.1%ですが、この微妙な差が何か国民性の違いの秘密があるように思われるのです。
アイヌや沖縄の人々の価値観は、自然と共生にあるとされており、それが日本人の原点でもあるのです。
これを基本に、日本人が古来から持つ「情緒」とか、伝統に由来する「形」が生まれたのです。 これらを見直すことによって、日本人の本質とこれからの生き様が見えてくると思います。
昭和の初め頃、イギリスの大使館の外交官のある夫人が東京に8年間住んだ時の記録に「自然への感受性や美を感ずる心と言う点では日本人に勝る国民はないでしょう」と書いています。
葛飾北斎の富嶽三十六景
その夫人が一時帰国して、日本に戻る船で富士山を見た時「富士山はむしろ夢であり、詩であり、インスピュレーションです。久しぶりに見た瞬間、心臓が止まるようでした」とも書いています。
日本人が美的感受性が優れているのは「富士山が美しいから」だけではないのです。多くの日本人は、富士山を直に見ていませんが、この自然に対する繊細な感受性を持っていたことは確かなようです。
今まで会社は誰のものか??を色々と述べてきました。
論理だけでは何も解決しないことは、分かったと思います。
民主主義も論理は、きちっと通っていますが、「国民が成熟した判断が出来る」という大前提が永遠に満たされないのでは、民主主義も危ういのです。
その本質たる自由と平等はその存在と正当性のために「神」を必要とするという致命的とも言える欠陥があります。
今日の絵は、”りんごのある風景”です。F8号
論理と合理に頼りすぎてきたことが、現代世界の当面する苦境の真の原因ではないでしょうか? 論理や合理性を否定してはなりません。が「それだけでは人間はやっていけない」のです。
会社は、経営者や株主だけではなく、そこに働く従業員とその家族、そしてその企業の顧客・地域社会のものでもあるのです。
そこが、今の会社や社会に欠けているのではないでしょうか?
ライブドア事件、東横インホテルの経営者には、何の使命感も責任感もありません。
あるのは金至上主義だけなのです。
日本の社会には、日本人が受け継いできたもっと大事なものがあるのではないでしょうか?
日本人が古来から持つ「情緒」、あるいは伝統に由来する「形」、こうしたものを見直さなくてはならない時に来ているように思います。
それが、この狭い島国で培われてきた長い歴史のある日本人のDNAが、今失われて来ているように思われてなりません。
次回のシリーズでは、この日本人のDNAについて述べていきます。
昨日は、節分、今日は立春。 暦では、春となりましたが、まだまだ寒い日が続きます。
来週から札幌雪まつりに行ってきます。が札幌は、最高気温でも氷点下です。この寒さに耐えれるか、少し心配ですが・・・・
当初の計画では、大阪~札幌間を寝台特急の「トワイライトエクスプレス」でした。
しかし、羽越本線の脱線事故で一時不通になり、切符の販売時期が遅れた事と、豪雪で何時不通になるか不明であったため急遽、東京経由で上野発の寝台特急の「北斗星1号」に変更しました。
北斗星
ところで今、日本で一番長距離列車は、「トワイライトエクスプレス」の1495.8キロですが、と言いたいところですが、この列車は定時運転されていません。
トワイライトエクスプレス
では、寝台特急の一番の長距離列車は、以前は「さくら」の1334キロでしたが、今は「北斗星」の1207.9キロです。
「さくら」 「出雲」
残念なことに、旧国鉄時代の寝台特急の多くが廃止になっています。
「あさかぜ」「さくら」「みずほ」「明星」「彗星」「はくつる」「ゆうずる」等です。
来月のダイヤ改正では、山陰線の「出雲」も姿を消します。
これらの列車名は、シンプルで尚且つ、その響きには、日本古来の美しさを感じます。
最近はカタカナの名前が増え、鉄道の古来からの文化が衰退してゆくのは、寂しい限りです。
昨日、今年の新線開通の先陣をきって神戸新交通のポートアイランド線の市民広場~神戸空港まで4.3Kmが開通しました。
2月16日の神戸空港の開業に合わせ新交通システム「ポートライナー」の延伸計画で、この延伸工事と同時に中公園~市民広場間の複線化も行い乗客増強を図ったものです。
これ以外に今年の開通計画は、3月27日開通予定の近畿日本鉄道の「けいはな線」と同日に、”ゆりかもめ”の東京臨海新交通臨海線の有明~豊洲間2.8Kmが開通します。
又4月29日には、富山ライトレールの富山湾線の富山駅北~岩瀬浜7.6KmでJR西日本が運営する富山湾線を路面電車化し、さらに富山駅側のルートを一部変更して併用軌道とするものです。
18年度中には、仙台空港鉄道が名取~仙台空港7.1Kmと大阪市交通局の8号線が井高野~今里間の11.9Kmがあります。
仙台空港線は、JR東日本の東北本線の名取駅から分岐して仙台空港までの新線の開設でJRに乗り入れ仙台~仙台空港までの直通運転が行われます。
今までは、仙台空港から仙台市内までは、バスで直通するかバスでJR館腰駅まで行ってJRで仙台駅まで行くという不便さがありました。
大阪交通局の8号線は、大阪市の経済事情から中断が検討されましたが、今のところは計画は継続して行われています。
この8号線は、7号線(長堀鶴見緑地線)に続いてリニアモーター駆動のミニ地下鉄規格を採用されています。
地方のJR各線の廃線が続く中、新線の開業は、鉄道フアンとしては、嬉しい限りです。
昨日から、関西の交通機関の切符が広範囲に亘ってICカードが使えるようになりました。
しかし、この”サービス”には、利便性だけではなく、余程注意をして購入する必要があるようです。
”PiTaPa”は、関西の49事業者が加盟する交通機関のスルッとKANSAI協議会の共通仕様によるICカード乗車券”Postpay Ic for Touch and Pay”の略です。
”Postpay”は、ペリペイドの逆で「後払い」という意味です。
特徴は、今までのスルッとKANSAI(ラガールカード、ラクヤンカード等)と違って、改札機をタッチするだけで改札が通れ、チャージ(入金)も不要で代金は後払いで、尚且つショッピングでポイントが貯まるというものです。
この2月1日からは、今までの阪急、京阪、能勢電鉄以外に阪神、大阪地下鉄、大阪モノレールなどが増え使用範囲が拡大したものです。
”ICOCA”は、JR西日本が導入しているものですが、JR西日本は、スルッとKANSAI協議会に加盟しておらず、もともと「Jスルーカード」には、互換性がありません。
が、昨日からは、JR西日本のICカード「ICOCA」と相互利用が出来るようになりました。
しかし、ここで注意しなくてはならないのは、”PiTaPa"は後払いであり、”IKOKA”は、先に金額をチャージしなくてはなりません。
共通に使用出来ますが、先にどちらを購入するかによって、使い方が代わることを認識しておかなくてはなりません。
その他に、「PiTaPa」以外に、各電鉄が独自に発行しているICカードがあり、阪急では、「HANA PULSカード」、京阪では「e-Kenet」などは、クレジット、キャシング各機能がついています。
申し込みは、各電鉄のICカードは、電鉄の主要駅で受付(申込み時引き落としの口座が必要でカードが郵送されてくるのが1~3週間掛かります)していますが、「PiTaPa」は、協議会に郵送しなくてはならないと言う購入時の不便さがあります。
その点、「ICOCA」は、その場で買えて、すぐ乗れ、東京の「Suica」エリアでも使用出来ます。
どちらが良いのか、紛失した際の危険性をも考える必要がありそうです。
本当に大事なことは、親や先生が幼いうちから押し付けないといけません。
たいていの場合は、説明など不要です。
もちろん、子供は反発したり、別の価値観を見出すかもしれません。それはそれで良いのです。 初めに何かの基準を与えることによって、子供は子供なりに判断し、動きだすのです。
野に咲く花は美しい。モーツアルトが美しいと言っても論理的に説明は出来ません。
卑怯はいけないと言っても論理的に説明は出来ないのです。
戦後、日本は、過去の過ちから論理的に説明出来るもののみを教えるようになりました。 しかし、反省し過ぎた結果、もっとも大切なことが、抜けてしまったのです。
今日の絵は、”くつろぎ”です。F6号
今、会社は病んでいます。 いや社会も、国民も、政府も、すべて病んでいます。
すべて論理的に貫くということは、欧米的な考え方であり、日本には日本の古来からの論理で説明できない部分をしっかり教えるという国柄なのです。
そこに、日本的で全ての国民の高い道徳的な観念の源泉があったのです。
それは、日本人のDNAとして受け継がれているものですが、これを忘れているのではないでしょうか?
治療には、このことをもう一度考え直すことから始めなくてはならないと思います。