徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

丹波のもみじ巡り ② 大国寺

2011年11月17日 10時09分15秒 | 旅行・観光

大国寺は、篠山市にある天台宗の寺院で、伝承によれば、大化年間(645~650年)に法道仙人が薬師如来を安置し開創したと言われています。
この播磨や丹波地方には、法道開基伝承をもつ寺院が多数存在するそうです。

入山料(100円)を払うと、そこには住職がおられ、この大国寺は、あの大国主命を祀ってあり、大国にちなみ大黒さんも祀ってあるという話をされていたのですが・・・・・・中々商売上手なようです。

 

 

兎も角、古い由緒あるお寺には違いがないようで、本堂は国の重要文化財に指定されています。
また、6月には、丹波茶まつりを催しています。

今日の訪問の目的は、あくまで紅葉であり、この紅葉を楽しみました。

 

  

 

 


丹波のもみじ巡り ① 洞光寺

2011年11月16日 10時07分49秒 | 旅行・観光

昨年は、奈良の談山神社、京都西山の光明寺に紅葉を楽しんできたのですが、今年は、丹波であまり知られていない紅葉の名所を訪ねました。

まず最初は、丹波 篠山の洞光寺です。
ここは、南北朝の時代に建てられた曹洞宗の古刹ですが、あまり知られていません。
最近はどこのお寺も、宣伝のためにHPを作っているのですが、ここのお寺にはホームページがありません
篠山市の観光情報に、知り人ぞ知る紅葉の名所と紹介されています。

そのためか、入山料も無料、車の駐車場もありません。
周りは、何もなく、まったくの田んぼの中です。

兎も角、多くの説明はいらないと思いますので、写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 


新大阪駅のトレビア ⑦ 大阪みやげって何・・・

2011年11月13日 12時47分36秒 | 鉄道のよもやま話

新大阪駅を利用する8割は出張などのビジネス客だそうです。
前にも書きましたが、新大阪駅は、新幹線の玄関口とは言え、巨大なる乗り換え駅に過ぎないのです。

と言うことで、この駅で、ゆっくり土産物を見定める余裕のない乗客が多く、知名度で選ぶケースが多いようです。

また、大阪の人が地方の親戚や知り合いに土産物を持ってゆく場合、迷った経験はないだろうか?

そこで、某新聞社が、新大阪駅での”みやげ事情”を調べたのが載っていました。

        

意外なことに、新大阪駅での上位1位は赤福餅(8個入り)、2位も赤福餅(12個入り)だそうです。
3位は、ひとくち餃子 4位は、みたらし小餅 5位は、神戸モリーママラスク ・・・・

ちなみに京都駅と新神戸駅では、それぞれ地元のお菓子が一位で、なぜ新大阪駅の土産に赤福餅が一位だったのでしょうか?

この赤福餅の販売するエリアは愛知県から兵庫県までの広範囲に及んでいます。
関東方面に販売店はなく、名古屋や大阪をお伊勢参りの玄関口と考えている場合が多く、一番知名度があり、多方面にないものが、赤福餅なのでしょう。

大阪では、京都や神戸の土産をてにする人が多いのに、京都駅や新神戸駅でのランキングに大阪関連の商品は見当たらないそうです。

大阪にもおいしい菓子はたくさんあるのですが、なぜ土産物として注目されにくいのでしょうか?
大阪府立観光産業戦略研究所の話では、大阪のイメージがスイーツとうまく結びついていないということです。

京都は、和菓子、神戸は洋菓子を連想しやすいのですが・・・・・
大阪の地名を冠した菓子が、売れるとは限らないそうで、大阪にも船場とか心斎橋という伝統的な地名があるのですが、発信力の低下と流行を生む力が失われているのも不振の背景と言われています。

 


映画「ステキな金縛り」

2011年11月12日 15時09分31秒 | 映画・社会

映画「ステキな金縛り」を見てきました。
三谷幸喜監督と言うことで、さぞかし奇想天外な話になるだろうと予想をして見に行きました。

三谷幸喜と言えば、なにが本職なのか分かりにくいところがありますが、主に劇作家、脚本家、演出家でもあり、映画監督でもあります。

基本的には「喜劇」で、ウイットやユーモアに飛んだ作品が多くあります。
TVドラマでは、「古畑任三郎」や「新撰組」、映画では、「ラジオの時間」「THE有頂天テレビ」などが有名です。

今回の映画を、三谷幸喜は、構想10年以上、一番実現させたかった企画を映画化したものという触れ込みです。

それに、その出演者は、いつもの事ながら、そうそうたるメンバーで、豪華キャストとなっています。
しかし、そこは、チョイ出の有名俳優も多く、それがこの映画の売りでもあって、何時、どこで、誰が出たのか、なじみの薄い人は、最後まで分からない時もあります。

「証人はただ一人、落ち武者の幽霊」という発想がどこから出てくるのか分かりませんが、これほど奇想天外なものはありません。

 

三流弁護士の宝生エミ(深津絵里)は、妻殺しの容疑で逮捕された矢部五郎(KAN)の弁護をすることになったことから、この物語は始まります。

矢部は、旅館で金縛りにあい、幽霊の落ち武者・更科六兵衛(西田敏行)が馬乗りになっていたのがアリバイと証言し無罪を主張します。
始めからこの裁判は勝てる見込みがないと言われており、アリバイの証人は幽霊の落ち武者では、裁判にならないと思われていました。

宝生エミは、矢部が泊まった旅館に行き、矢部に金縛りをかけたという落ち武者を法廷につれてきて、矢部の無罪を証言してもらうことになるのですが・・・・

検事の小佐野徹(中井貴一)は、このようなオカルトを真っ向から否定し、六兵衛の証言は無効であると主張します。
同時に、殺された矢部吾朗の妻 鈴子(竹内結子)の愛人日野 勉(山本耕史)が陰陽師(市村正親)を使い六兵衛を除霊しょうとしました。

 

もちろん、幽霊は誰にも見えないと言うのが、この裁判を複雑にしてゆきます。
これらの要素をからませ、コメデイタッチに描いてゆき、考えようによっては全くバカらしい話であり、それがまた可笑しくあり、クスとするところが、この映画の醍醐味なのでしょう。

これほどの豪華メンバーを揃えたのもこの映画の特徴なのですが・・・・・・
歴史学者ーーー浅野忠信
法生輝夫(エミの亡き父)---草薙 剛
段田譲治(向こうの世界から来た男)----小日向文世
旅館”しかばね”の女将ーーーー戸田恵子
心霊研究家ーーーー近藤芳生
村田大樹(売れない役者)----佐藤浩市
ウエイトレスーーーー深田恭子
コールガールーーー篠原涼子
ドクターーーーー唐沢寿明

この俳優、配役で、この話の複雑さと可笑しさが分かるのではないでしょうか?


「兵庫ふれあい美術展」に入選

2011年11月11日 15時36分07秒 | 芸術・水彩画

第17回 兵庫ふれあい美術展は、11月17日から開催されます。

お陰で、今回は佳作に入選することが出来ました。

この美術展の応募には、「新たな美の創造と世代や分野を越えた人々の交流の場として、美術の創作活動に親しむ人々の作品の公募・展示します」 とあります。

主催は、兵庫県、兵庫県芸術文化協会
後援には、兵庫県教育委員会、兵庫県美術同盟などと、新聞社各社などのマスコミ関係。

会期  平成23年11月17日(木)~11月20日(日)  10時~17時まで(最終日は15時まで)

会場  原田の森ギャラリー   神戸市灘区原田通り3-8-30

     原田の森ギャラリーの詳細は http://hyogo-arts.or.jp/harada/


      
 
       

             応募作”岡寺” F20号     

ここは、飛鳥路の岡寺の本堂です。 西国33ヶ所の7番札所としても有名です。
付近には、飛鳥大仏で有名な飛鳥寺や石舞台古墳があります。
静寂さの中に荘厳さあり、なにか懐かしい景色で、日本のふるさとがあります。
もう一度、訪れてみたいところです。


武庫川コスモス畑、見ごろをむかえました・・・・

2011年11月09日 14時33分21秒 | 独り言・社会・ニュース

武庫川のコスモス畑は、見ごろを迎えました。 
ここ尼崎市の武庫川左岸の「髭の渡し」付近では、ピンク、白、黄色のコスモスが約550万本が咲き乱れています。

 

 去る9月8日に種まきをし、約2ヶ月で見事に開花しました。
以前にも書きましたが、ここはボランティア団体「髭の渡し花咲き会」が、河川敷の美化を計る目的で県や市と共同で整備しているものの一環として行っています。

 

来る19.20日には「コスモスフェア」があり、高さ約15mの高所作業車のデッキからコスモスを眺めるイベントがあります。

武庫川のコスモス畑


今日は、立冬・・・・・

2011年11月08日 13時55分09秒 | 今日は、何の日

今日11月8日は、”立冬”です。
今年は、平均気温より高めの日が続き、比較的暖かでした。
が、今朝は、立冬ということでもないのでしょうが、やっと平均気温に近づき、肌寒い日となりました。

”立冬”とは、二十四節気の一つで、霜降から数えて15日ごろで、立冬は冬の始まりのことです。
”立”には、新しい季節になるという意味があるそうです。

この二十四節気は、以前にも書いたのですが、太陰暦を使用していた時代に季節をあらわすための工夫として考え出されたものです。
1年を24に等分し、その区切りと区切られた期間に付けられた名前で季節の節目を示す言葉として使われています。

 
  昨年 訪れた光明寺です。  これから”もみじ”が鮮やかな季節となります。

二十四節気で、立冬の次は11月22日の小雪、次が12月7日の大雪と続きます。

11月は「霜月」とも云われ、霜降り月の略です。
他に「神楽月」「神帰月」「雪見月」「雪待月」「鴨月」「露隠葉月(つゆこもりのはづき)」とも云われ、季節をあらわす言葉で、昔の人は中々風流です。

この日から暦の上では冬となります。
ここからは、「木枯らし」「時雨(しぐれ)」「小春日和」という言葉が季節にピッタリとします。
いずれも、晩秋から初冬にかけての言葉です。

「木枯らし」は、北よりのやや強い風のことです。
厳密には、冬型の気圧配置になって、北または西北西の風が吹き、最大風速8メートル以上で、日中の気温が前日より2~3℃低くなることが条件です。(気象庁)

「時雨」は、やはり晩秋から初冬にかけて、一時的に風が強まり、急に降っては止む雨をいいます。
一般的に、時雨は「過ぐる」から出た語で、通り雨の意で、雲が去り、雨が止み、すぐに陽が射して虹がかかることがあります。

「小春日和」も晩秋から初冬にかけて、春のように暖かく、穏やかな陽気になることがあります。
”小春”とは、陰暦10月の異称で、今の暦では大体11月から12月の上旬にあたります。
春の季節と間違うことがありますが、この言葉は、今頃に使う言葉なのです。

   干し柿もこの季節の風物です


新大阪駅のトレビア ⑥ 山陽新幹線の始発駅

2011年11月07日 13時16分45秒 | 鉄道のよもやま話

新大阪駅は、東海道新幹線の終点であり、同時に山陽新幹線の起点でもあります。

言わずと知れた東海道新幹線はJR東海山陽新幹線はJR西日本が、所有しています。

在来線の新大阪駅の所有は、JR西日本だが、新幹線の駅、そして博多方に設けられている2本の引き込み線、正確には大阪第一車両所 新大阪支社は、JR東海のものです。

もともと両社は国鉄という一つの会社であったもので、境界線など定める必要はなかったのですが・・・・

1987年に民営化され、東海道新幹線はJR東海、山陽新幹線はJR西日本と組織が分かれ、その時に、両社の境界を定めています。

  

JR東海とJR西日本との境界は、新幹線の新大阪駅構内を出た当たりと思われ勝ちであるが、実際の境界は、もっと先の方なのです。

新大阪駅から2.852キロ博多方面に行ったところなのです。
そこは、東京起点から518.202キロにある第2三津屋高架橋の最初の橋げた当たりです。

なぜここを境界としたかというと、新幹線の信号システム上、この地点が新大阪駅構内の境だからだそうです。

つまり、博多側から新大阪駅に進入する列車に対して、ここを第1場内といいます。
第1場内は、ホームの端から約2.5キロ手前に設けられています。
ここを通過すると列車の車内信号の指示されるATC信号が、時速170キロから70キロに変わります。

そして、線路上の境界とは別に保守境界をも設置しています。
つまり、線路の所有を伸縮継ぎ目の端で分けてしまうと、メンテナンスに不都合が生じる可能性が高くなり、最悪の場合、レールが噛み合わなくなるからだそうです。

 


新大阪駅のトレビア ⑤ なにわ筋線

2011年11月05日 16時26分19秒 | 鉄道のよもやま話

新大阪駅への乗り入れのルートは、おおまかに言って3通りありました。

①JR西日本ルート
  既にJR難波駅が地下化されており、これをなにわ筋を北上させ、玉江橋、北梅田、を経由して新
  大阪駅への10.2Kmのルート。

②大阪交通局ルート
  地下鉄四つ橋線を北へ延伸して、北梅田を経由して阪急の十三駅へ。
  ここから、阪急電鉄が新大阪駅までつなぐルート。
  これには、国土交通省、大阪市、阪急電鉄が建設に向け、都市鉄道業利便増進法に基づく計画と 
  して基本的に合意したとのことですが・・・・・

③南海ルート
  南海電鉄は、難波から大阪市内乗り入れを悲願としており、汐見橋駅や芦原町駅を地下化して、 
  なにわ筋線に乗り入れようとするルート。

            
  なにわ筋線ルート                    四ツ橋線延伸  西梅田駅から北へ
                                 北ヤードにはH17年にJR地下新駅が完成予定 

1989年の運輸政策審議会は、2005年までに、新大阪ー梅田北ーなにわ筋ーJR難波・汐見橋間を最高ランクの評価で整備することが適当な路線として取り上げられたのですが・・・・

なぜ、このように掛け声ばかりで、実行されないのでしょうか?



この計画は、複数の事業主体がからみ、どこも積極的に取り組まないのには、4000億円ともいわれる建設費を誰が、どの割合で負担するのか、そして採算が取れるのかがはっきりせず、どこも積極的に動かない理由がここにあるのではないでしょうか?

この路線の利点は、
① 京都・新大阪・関西空港を結び、特に現在、新大阪ー関空間が1時間かかるのを30分に短縮。
② 現在の梅田駅や御堂筋線の混雑の緩和を計る。
③ 大阪の北部と南部を結ぶ都市貫通ルートで、都市移動の利便性を計る。
④ 梅田貨物駅跡地、中之島、湊町などの都市開発の建設で活性化を計る。

今年の3月、近畿運輸局は、鉄道新線”なにわ筋線”の検討会を開き、南海難波駅と地下で接続することが採算面で有効という調査結果を発表しました。
これで、事実上難波接続が有力となりました。

  北ヤードを走る”はるか” 
                                       2011年5月撮影

同時に平成32年に開業するとしての採算面を試算し、最短で開業から24年目で黒字化が見込めるとし、来年も詳細について検討するとのことです。
これで、四つ橋線の延伸や阪急の十三経由の新大阪連絡線の目は、ほぼ無くなったのではないでしょうか?
特に 四ツ橋線の延伸計画は、阪神本線と同じ地下の深さであり、同時に軟弱な地盤で難工事が予想されており、工費の面からも難しいとされていました。

やや絞られてきたようですが、実現には、まだまだ遠いようです。


新大阪駅のトレビア ④ 新大阪阪急ビルと阪急新大阪線

2011年11月04日 11時04分02秒 | 鉄道のよもやま話

阪急電鉄は、「新幹線新大阪駅改良計画」に合わせて、新大阪駅北側に「新大阪阪急ビル(仮称)」を建設しています。

このビルの建設にあたり阪急電鉄では、次のような基本方針を発表しています。
「今般の開発計画は、新幹線線路北側にある当社用地の一部を使用して行うものであり、新大阪駅北側地区の玄関口にふさわしく、かつ、新大阪駅へのアクセス利便性向上など、新大阪駅周辺の街づくりへの貢献を目指して立案するものです」とあります。

地上18階で、約300室のホテルのほか、店舗、オフイス、バスターミナルなどで構成されます。
開業は、2012年秋の予定だそうです。

ここで、このビルが出来ることによって、関心が高まるのが、以前から計画されながら長く計画が具体化されてこなかった「阪急新大阪線」構想の実現です。

    
     新大阪阪急ビル 完成予想図              建設中の新大阪阪急ビル(10月)

この計画は、1961年に事業免許を取得し、用地の買収などの準備がなされていました。

1964年の東海道新幹線の開通や引き続き行われた山陽新幹線の高架橋脚にも、新大阪線の開業に備えて橋脚を斜めに配置するなどの準備がなされています。

    
      新大阪阪急ビルの建設位置と阪急新大阪連絡線の予定ルート    


しかし、この計画が進まなかったのは、新大阪駅周辺を副都心化し、整備しようとする計画もあったのですが、その整備計画が進まず、阪急の新大阪線も建設の意義が薄れてきたのが主な原因だそうです

当初は、十三ー淡路間が平成17年までに工事を着手する計画で、淡路駅の高架工事計画が動き始めたのですが、その計画には新大阪への分岐線の計画はなく、事実上断念した状態でした。
十三ー新大阪駅間を残して、それ以外の区間は免許が無効となりました。

これで、2009年現在、阪急が保有している事業免許は、新大阪駅~十三駅間(2.35Km)のみとなりました。

この残った免許を実現するかどうかは、もう一つの都心から新大阪駅までのなにわ筋線などの進捗をみて、最終判断がなされると言われているのですが・・・・

後日、次回には、このなにわ筋線延伸計画について書きます。