唐辛子 間違え煮込み 口で弾じ 間違え咎め 自己主張する
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嘗て、退職前の10年間、半導体(太陽電池)・液晶パ
ネルの包括的な洗浄技術の研究開発を行っていた時のこ
ろ、大気圧の空気の下のプラズマ放電方式に没頭してい
た時期があったが、ダイキン工業ではストリーマ放電技
術を利用して、新型インフルエンザを100%分解・除
去することに成功したという新聞が流れた。これは、鳥
インフルエンザウイルス続いたベトナム国立衛生疫学研
究所との共同実証という。
1 真空チャンバー、2 左部電極、3 右部電極、6 プ
リント基板、7 マガジン、10 高周波電源、11 自動
整合器、1A1B 導入口、1C 排出口(特許;JP200
8-029930)
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また、同社はそれに先立ち、アジュバント効果(空気中
には、花粉、ダニなどのアレルゲンと一緒に吸うと、ア
レルギー症状を悪化させる物質があり、この物質の総称
を『アジュバント物質』といい、ディーゼル排気粒子(
DEP)やホルムアルデヒドなどの有害ガスが知られて
いる。この『アジュバント物質』が、体内でIgE抗体
(3)の生成を促進させ、アレルギー症状を悪化させる
ことをアジュバント効果と呼称する)を抑制することに
も成功している。率直にダイキン工業の技術力拍手だが、
日本人気質に似て手先が器用なベトナムとの共同実証と
いうのが気に入った。
※特許「生体侵襲反応低減方法、物質改質装置及び空気調和機」
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Montmorillonite
これは相当、旧聞になるが、1月にSHITAシンポジ
ウムが開催された。正確にいうと日本生物環境学会植物
工場部会(Division for Science and High-Technology in Agricu-
lture )という。この日本生物環境学会の4つの研究部会の
1。学会目的は「要素還元した環境条件下における基礎
生物学から先端的食料生産システムである植物工場まで、
環境調節を応用する新しい農業生産の技術開発および技
術形成し社会へ貢献する」と定められている。
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さて、そのシンポジウムで一番の関心が丸紅 ビジネスイ
ンキュベーション部 先端・新技術チーム 藤原澄久の「
ヴェルデナイト」という人工土壌を使った植物工場の事
業化の説明。現在の植物工場は土を使わない水耕栽培が
ほとんどだが,ヴェルデナイトを使うことで有機肥料に
よる栽培が可能になるほか,水耕栽培が難しいとされる
根菜類なども生産できるとする。土壌改良材として世界
一般ですでに使用されているカナダ産水苔「ピートモス
」に、イオン交換能力が高く、最高の粘土物質といわれ
るイタリア産粘土「モンモリロナイト(通称ベントナイ
ト)」をコーティングした製品。また、ノンケミカルの
研究土壌用資材。
clump of Sphagnum, peat moss
この培養土を使えば、サニーレタスの連作が20回以上
可能なことが確認されているし、同上の藤原澄夫は「今
後は、農地を消費地に近づける発想で展開したい」と述
べている。丸紅は、有機無農薬野菜を室内栽培する「野
菜工場」を開発し、中東地域に輸出する方針だし、水耕
栽培式の野菜工場と異なり、この培養土を用いた多段式
の立体栽培場を断熱性の高い発泡スチロールを組み立て
たドーム形ハウスに収納する仕組みで、1日の最高気温
と最低気温の差が大きく、降水量が少ない砂漠の土地に
も適した栽培方法のため今後も野菜を輸入に頼っている
国・地域への輸出を目指すという。
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トウガラシ(唐辛子)、学名 Capsium annum は、ナス科
トウガラシ属の多年草または低木(日本など温帯では一
年草)。メキシコ原産(アンデス地方という説もある)。
実は香辛料または野菜として食用にされる。日本への伝
来は、1542年にポルトガル人宣教師が大友義鎮に献上し
たとの記録があるが諸説ある。南蛮胡椒と呼ばれていた
のはこのためであるとされる。
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日本では最初、食用とはならず、観賞用や毒薬として用
いられた。胡椒などの他の香辛料と同様、料理に辛みを
つけるために使われる。また、健胃薬、凍瘡・凍傷の治
療、育毛など薬としても利用される。緑から赤へと熟し
ていく唐辛子の果実果実は緑のままでも食べることが出
来る。一般に、緑色のものは青唐辛子、熟した赤いもの
は赤唐辛子と呼ばれる。ビタミンAとビタミンCが豊富な
ことから、夏バテの防止に効果が高く、また殺菌作用が
あり食中毒を防ぐとも言われるので、特に暑い地域で多
く使われている。
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殺菌のほかに除虫の効果もあり、園芸では他の作物と共
に植えて虫害を減らす目的で栽培されたり、食物の保存
に利用される事もある。果実を鑑賞するためのトウガラ
シの品種もある。生のまま食べる場合と、乾燥した後に
使う場合とがある。チポトレのように燻煙してから使う
場合もあるという。
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自動車の車検完了で取りに行く。あっと言う間の3年だ
ったねと新婚ほやほやの営業マンに言うと、新入社員だ
ったと何気ない会話を交わし帰宅。玄関の試験菜園の唐
辛子をシシトウと間違えて摘み彼女が夕食支度。ところ
が、酷くかぶれアレルギ症状。慌てて調理したものを始
末する。ひと口入れた唐辛子が口の中で弾けて、「辛ぁ
~っつ」と。間違えたといえ、そんなに咎めるでないと
唐辛子とユーモラスに歌う。香辛料で有名な「トウガラシ」。
花言葉は「しんらつ」。
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【地球温暖化予測情報】
Leading Global Warming Proponent Admits Earth is Cooling
地球温暖化予測に異を唱える学者もいる。それはドイツ
のライプニッツ研究所のMojib Latif 教授で「世界は今後
20年ほどは寒冷化傾向になるが、その後は必ず温暖化
する」という新説を発表しているが、温暖化を否定する
ものではなく微調整段階に入るというものだ。
地球温暖化予測情報
地球温暖化予測図
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