極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

紫蘇とレモネード

2009年09月14日 | 時事書評



大葉摘み 夕食支度 スパゲティ 毎日大変だねと感謝


冷レモネード

コーヒ党の彼女が、レモネード(lemonade、lemon ade)を
朝から飲むと調子が良いという。レモネードは普通はレ
モンの果汁にハチミツやシロップ、砂糖などで甘味をつ
け、冷水で割った飲料。冷水の代わりに熱湯を用いれば
ホットレモネードになるが、米国などと同様にレモン果
汁に水と砂糖を加えたものを指すことが多く。レモン水
とも呼ばれる。なるほど、蜂蜜とレモンか血糖値を上げ
非定型鬱症に効果あるかと腑に落とす。


f-bb-0928-0001-ns-big.jpg

9年連続200安打達成 欣喜とし吾 ブログに打ち込む 




紫蘇(学名:Perilla frutescens var. crispa)は シソ科シソ属
の植物。基本品種である P. frutescens var. crispa f. crispa (チ
リメンジソ)や代表的な品種であるアカジソ P. frutescens
var. crispa f. purpurea
を「狭義のシソ」として用いる場合
がある。後漢末、洛陽の若者が蟹の食べすぎで食中毒を
起こした。漢方医学では、主に赤紫蘇の葉を「蘇葉」(
そよう)または「紫蘇葉」(しそよう)といい、理気薬
(気が停滞している状態を改善する薬物、精神を安定さ
せる目的もある)として神秘湯、半夏厚朴湯、香蘇散な
どに配合される。また熟した果実を「蘇子」(そし)と
いい、咳、喘息、便秘などの治療に用いる。シソの葉は
ロズマリン酸という成分を含み、アレルギー疾患に有用
として健康食品としても利用されている。





中国中南部の原産で、食用、薬用として栽培される一年
草である。葉は6~9月に採取し、半日日干しした後陰干
しにする。種子は10月ごろ、果実をとり種子を陰干しに
する。俗に「アトピー性皮膚炎や花粉症に有効である」、
「腎臓に効く」といわれているが、ヒトでの有効性につ
いては信頼できるデータが十分でなく、通常経口で適切
に摂取する場合は安全性が示唆されているが、妊娠中・
授乳中の安全性については十分な情報がないことから、
通常の食事以外からの摂取は避けたほうが良いとされる。


カツオの大葉揚げ

梅干しに欠かせない赤紫蘇、大葉。試験菜園に瑞々しく
香っている。それを摘み彼女が料理する。そんな日常を
淡々と詠う。葉を梅干しの色付けに使う「シソ」。花言
葉は「実直」。


米、金融規制強化へ70年ぶり大改革案

米大手証券リーマン・ブラザーズが経営破綻し、世界経
済を戦後最大の危機に追い込むきっかけとなった「リー
マン・ショック」から15日で丸1年。金融危機の反省
を生かし、世界経済は持続的な成長を取り戻せるのか。
「新しい役所が増えても非効率なだけです。消費者金融
保護庁の創設法案を廃案に追い込みましょう」-9月8、
9日、米金融業界の有力ロビー団体「金融サービス円卓
会議
」の首席ロビイスト、スコット・タルボットは、再
開したばかりの米議会近くで、金融関連法案の審議に影
響力を持つ上下両院の議員8人と個別に会合し、説得工
作を繰り広げたという新聞。


 

「円卓会議」はJPモルガン・チェース、シティグルー
プなど米金融大手をはじめ97社から会費を集めて運営
されている。タルボット氏は文字通りの「ウォール街の
代弁者」だ。米財務省が目指す保護庁の創設は、リスク
のある金融商品から消費者を守るための金融規制改革の
中核と位置付けられている。米国では、住宅バブルを背
景に、住宅ローン会社やブローカーが返済能力のない低
所得者に高金利の住宅融資「サブプライムローン」を貸
し込んだが、2006年夏を境にバブルが崩壊。ローン
が次々と焦げ付き、金融危機の火種となった。 保護庁
は、こうした金融商品が二度と出回らないよう目を光ら
せることになる。




だが、金融業界や産業界は強く反発している。タルボット
は「行き過ぎた規制で普通の金融商品しか売れなくなれば、
金融機関のもうけが減り、米金融業界の国際競争力が低下
してしまう」と訴える。「9月は新聞広告。その後は、テ
レビやインターネットでも広告を打つ」ワシントンにある
米国最大のロビー団体「米国商工会議所」のオフィスには
今夏、「保護庁つぶし」で大同団結した23のロビー団体
代表者が集まり、広告戦略に200万ドル(約1.8億円)
の拠出を決めた。来年の中間選挙をにらみ、「円卓会議」
は有力議員20人に1000~2500ドルの献金もした。
保護庁法案は下院の審議が始まったが、早期成立は微妙な
情勢だ。複数の米大手金融機関は6月以降、「安全性を高
めたCLO(ローン担保証券)を担保にした金融商品」の
売り込み攻勢を始めた。この金融商品は、ローン債権の信
用度が高い部分だけを集め、「格下げリスクを減らした」
のがセールスポイントだ。


ファイル:30hudson.jpg

しかし、CLOはサブプライム関連の不良資産を組み込ん
でいたため価格が急落、損失を世界中にばらまくことにな
った証券化商品の一つだ。日本の金融機関は「あれだけの
危機の直後なのに、同じような商品をもう売ってくるのか」
と米銀の商魂に目を見張る。バブルを促したと批判された
金融機関の高額報酬も復活している。4~6月期決算に、
リスクをとった投資業務で過去最高の純利益をあげたゴー
ルドマン・サックス
は、年末のボーナス用に66億ドル(
約6千億円)を積み立てた。社員1人あたり3か月間分と
して22万ドル(約2千万円)を受け取る計算。リスクを
軽視し、目先の利益を優先した経営が、バブルとその崩壊
を招いた。その反省がウォール街では早くも薄れようとし
ているかに見えると報じている。


ファイル:鸦片战争.png 

生存極限を富の源泉とする移民国家米国。性懲りもなく、
無神論的で、無政府的、虚無的な強欲主義(『紫露草と金
融ニヒリズム
』)と巨艦外交を続ける限り世界に安寧はな
いが、覇権国家を標榜するロシア・中国にそれを制御・止
揚することは、現時点では期待できない(『撫子と覇権国
』)。なぜなら、国家は宗教の最終形態(吉本隆明)で
あり、その所作が備わっていないというのが現実だから。
とはいえ、、カール・マルクスの「無知が栄えた試しなし」
の言葉を超えていくほかない。

                                         

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする