極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

狗尾草と玉蜀黍

2009年09月02日 | WE商品開発



風に揺れ 連れ戯れる 狗尾草 きみと仰ぎ見るは 夏の夢


ファイル:Setaria viridis P. Beauv. (Enokorogusa-Japanese) gregarious.jpg

狗尾草(エノコログサ:Setaria viridis P. Beauv.)は、日
本全土に分布するイネ科エノコログサ属の一年草。俗称
は猫じゃらし、ブラシのように毛の長い穂の形が独特な
雑草で秋にかけてつける花穂が犬の尾に似ている、犬っ
ころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという
呼称になったとされ、漢字でも狗(犬)の尾の草と表記
する。猫じゃらしの呼称は、花穂を猫の視界で振ると、
猫がじゃれつくことから。現在は一般的に食用としては
認識されていないが、粟の原種であるので食用に使える。
若い葉と花穂は軽く火であぶり醤油などで味付けしたり
(風味はポップコーンに酷似)天ぷらにしたりして食べ
られる。


 

幼い頃、近くの扇町公園で友達と遊び疲れ、狗尾草に寝
ころび友の激しい息遣いを共有していた夏の日々を思い
出すように、いまは彼女の息遣いを傍に聴きながら寝て
いる。そう、永久にと祈るそんな思いを歌にする。緑色
の穂を出す「エノコログサ」。花言葉は「無関心」。


ファイル:Vattenskoter2.jpg

びわこ松原水泳場に行くと水上オートバイがけたたまし
い音を立てながら湖面を走っているが、実に無粋な乗り
物だ。この水上オートバイは、アメリカ人ジェフ・ジェ
イコブスが「エキサイティングでニュータイプのレクリ
エーショナル・ウォータークラフトを商品化してほしい」
川崎重工業の子会社であるカワサキモータースコーポ
レーション・アメリカの販売会社に要望し、一人乗りの
スタンドアップタイプが製品化されたのが始まりである
とされているが、1967年にカナダのボンバルディア社が
シードゥーというランナバウトタイプの水上オートバイ
を発売。




琵琶湖ルール」の遵守は勿論だが、騒音などを考える
とこのさい内燃機関でない『電気水上バイク』の開発を
滋賀県が民間企業をマイルストーンをつくり促してみる
べきだと思う。加速感や騒音・振動が売りというなら、
適切な規格を設定すれば良い。技術的には簡単だから、
補助金のような産助制度導入も手だと思う。若者だけで
なく、老若男女への市場開発が考えられる。ここから結
論なのだが、「琵琶湖の水質は共有財産」「水質向上は
財産価値を高める」という情操教育の運動にまで高める
ことができれば「マザーレイク」「ファザーフォレスト」
運動の力になると考えるが如何に。




季節の変わり目で、我が家の試験菜園も“セイ・チェン
ジ”と相成る。ワイド・ストロベリー、イタリアン・タ
ンポポ、チャイブ等の秋の種蒔きを開始。ところで、玉
蜀黍の鉢植え試験も終了。不揃いの果実ではあるが旨さ
に変わりがなかった ^^;。

 長鉢F型

試験目標が、「専用ポットによるデジタル栽培法の開発」
であり、その期待効果は(1)衛生的な集約栽培と労働
付加の逓減(省力化)、(2)投入資源当たりの最大収
量による脱土壌(非大規模経営)と(3)環境推進(富
栄養化防止・二酸化炭素排出量の逓減・バイオアルコー
ルの製造)と、『農業革命』を目指すと書けば大仰なこ
とになるがそういう事になる。従来の栽培法は。タキイ
種苗の「野菜前線」、「野菜園芸大百科」に集約される。




ところで、玉蜀黍は日射量を効率的に利用するC4型植
で過密植は不稔個体・矮化雌穂等の原因となる。また、
全生育期間の給水量は、1アール(100㎡)当たり35~
50トンの大量の水を必要とする。尚、適正栽植密度は
450~600本/アール。


'Honey Select' sweet corn (10762 bytes)

試験に用いた鉢は7~10号で、直径215~310㎜、深さ225
~320㎜、容量4.3~13.5㍑、直播きに要する深さが最大
350㎜、直径375㎜(最大500㎜)、深さが不足していた
ことがわかる。このことでストレスから根切れ現象が生
じ生育不良となる。実際、一旦伸び切った根が鉢底で密
集反転しポット型相似し、中間部で根切り現象が生じて
いた。このことで、玉蜀黍用長鉢は、直径250(最大300)
㎜×深さ400㎜という寸法仕様だということがわかった。



地ごしらえ・タネまき 「野菜最前線」



Female ear






今回の試験でほぼ経営設計条件(パラメータ)のイメー
ジがついたといえる。例えば、(1)作付け面積を100
×100㎡で(2)温暖地域での二期作、(3)強風によ
る立ち枯れ防止に周囲を2㍍の防風壁で囲み、天井部は
撥水性の可動式防虫ネット(遮光率5%以下)、(4)
元肥及び培養土を入れた、給水栓付専用長鉢は傾斜付レ
ールに搭載し自動(半自動)で供給投入、(5)自動
(半自動)で取り出し収穫・伐採・分別・出荷(食品用・
肥料用・バイオアルコール用・堆肥用)とする等。尚、
消毒・殺菌はオゾン水を供給・噴霧する。温度・湿度・
風速等は自動制御として、上げ床の下部に機能配置する。
従って、全ての作業は立ち作業で行える。後は、品種改
良ということで、これでFATなどを怖れることはない
とここで断言しよう ^^;。






夏風邪の憂鬱さも脱してブログしている。政権交代とい
う画期的な8月30日も終わり、もう、秋祭りの季節。
忙しさが増しそうだ。

                   

コメント
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