竜胆の 花降り注ぐ ガッポーズ これもありかの朝青龍
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朝起き洗面で鏡をみて、「あかん!」。足の傷の養生で
ジムにいかんと顔がふくれとる。昨日は休肝日のせいか
と訝る自分がいる。すかざず彼女は「栄養過多よ」と。
食というものの怖さはアルコール中毒の怖さに劣る
ものではない。アルコールは禁止が有効だが、食は
禁止が効かない。私は食を制限させられたとき、一
日60本くらい吸っていたたばこをやめるほうがつら
いだろうと思って正食と同時に禁煙を試みたが、た
ばこは3ヶ月くらいでやめられたというのに、食に
関しては現在でもあやしい。酒をやめることは、た
ばこよりも、やさしいと思っていたが、ほんとうの
ところはわからない気がする。
吉本隆明「おいしく愉しく食べてこそ34)」
人間ってそんなに簡単に変えられない? いやいや、映画
「山猫」も小沢一郎も嘗て「変えたなければ、自分をか
えなければ」の台詞もある。要は自制心(self-control)っ
てか、それが一番苦手なんだが、なんだかんだいっても
暫く休んでいたジムへ。結果は1.5㎏増量 ^^;。
映画「山猫」
変えられなかったのは下野した自民党だけでなく堺市長
選挙では既成政党がとりわけ民主党も同じだった。内向
きの組織論理指向に首長連合に足下をさらわれた格好と
なった。とはいえ、オール野党市政の運営は多難で、足
腰の弱さは、「マニフェスト(主義)」?だけではカバ
ーできないのは橋下府政と同様、明白。
竹山修身
しかし、橋下徹知事の発言は心を掴む。東アジアのとり
わけ対中国、韓国(含む北朝鮮)の拠点都市(準国家)
大阪との構想は大阪の復興を願う者 ^^;には思わず襞を
叩いてしまう。分権主義(首都移転、道州制、地方分権、
行政輪番制、脱官僚、民主自立制などの指向=政治経済
一極集中による弊害排除)を推進するの大いに結構と思
うが。
映画「火天の城」
堺衆が見た、信長見た夢、ユーラシア大陸への交易振興
による平安楽土の実現。独裁者、ヒトラー呼ばわりなど
は歴史を知らぬ者の言いぐさなどさておいてリーダシッ
プに期待したいが、世の中、月9ドラマ『CHANGE』の
木村拓哉扮する総理の様にはいかないものだが、議会制
の運営上で「権力掌握の自己目的化」を「権力ニヒリズ
ム」と例えてみれば、これを排除しなければならないと
考える。
第10話最終回
Mailes Away/Madonna
Like A Virgin
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二十世紀の冷戦時代の『恐怖の均衡』は相手が目に
見えた。だが、見えない敵を相手にするテロとの戦
争には、決定的な勝利も終わりもない。
ジャン・ボードリヤール
確かに、現代社会の精神状態は認識の領界(インターフ
ェイス)が不明瞭で過不足判断の付きにくい状態でふわ
っとした不安定な社会といえるだろう。これは『デジタ
ル革命』の進行と関係、否、色濃く関係しているだろう
(『雪柳とデフレーション』)。実をいうと非定型鬱病
(医者により見解や定義が異なる)の最近の経験から次
の3つの中から、ひとりの場合、自分の両頬を朝青龍風
にバチバチと叩く。出来るだけ外出し散策し(1)(2)
を合わせた行動を、また、複数人が同席している場合は、
(3)の出来るだけ前向きな思考に、持っていくように
実践している。
(1)気持ちを切り替える/思考のコントロール
(2)集中力を高める/アルファ波強化
(3)いい状態を記憶する/脳へのプログラミング
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ノンアルコールビールの売り上げが伸びている。従来の
ビールテイスト飲料には0.5%程度のアルコールが含まれ
ていたが、独自製法でアルコール度数を0.00%に抑えて
いる。アルコールが含まれないので未成年でも飲め、自
動車を運転する場合にも支障がないという。麒麟麦酒で
は、製造プロセスではアルコール分離工程はないとの話
しだが詳細は不明。早速だが明日飲み比べてみようと思
う。
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【環境ビジネス戦略】
Carol Browner
Nancy Sutley Lisa Jackson
さてというか、やっと本題に。先ず、オバマの環境エネ
ルギーチームの基本的性格を考えよう。今後10年間で15
00億ドルを環境事業に投資をし、約500万人の雇用創出
を目指すと打ち上げられた「グリーン・ニューディール
政策」。その実現のため“環境・エネルギーチーム”が
編成されたが、オバマの狙いは「再生エネルギ一辺倒で
なく、ベストミックス」だ。その背景に、国内に安くて
豊富な石炭の埋蔵量や水力があるだけに、まだまだエネ
ルギー資源として活用できる。オバマ政権は、省エネや
既存の設備の発電効率アップなど、いまあるものを生か
した対策も取り入れた舵取りを目指している。
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しかし、これまでの日本は井熊均も指摘するように内向
きな議論が先行し国際的な視野を見失っていたため、欧
州、米国の後塵を拝することになると危機感を顕わにす
る。その意味で、環境・エネルギー版「鳩山イニシヤテ
ィブ」の国内外展開の戦略が求められている(容量が尽
きかけているので今日はここまで)。
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リンドウ(竜胆)とは、リンドウ科リンドウ属の多年生
植物である。1変種 Gentiana scabra var. buergeri をさすこと
が多いが、近縁の他品種や他種を含む総称名のこともあ
る。本州~四国・九州の湿った野山に自生する。花期は
秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな紫色で、
茎の先に上向きにいくつも咲かせる。高さは50cmほど。
かつては水田周辺の草地やため池の堤防などに草花がた
くさん自生していたが、それは農業との関係で定期的に
草刈りがなされ、草丈が低い状態に保たれていたためだ
った。近年、手入れのはいる場所が少なくなり、リンド
ウをはじめこれらの植物は見る機会が少なくなってしま
い、リンドウを探すことも難しくなってしまっていると
いう。
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追体験を言葉に換えて所作にする文化(求道精神)たる
ところが日本。それが欠ける勝者は反則だよというと、
そんなのは古いとは彼女。これもありかの正義かなと歌
を書く。紫色の花が野に映える「リンドウ」。花言葉は
「正義」。
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