極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

急げ!新・社会保障(年金)制度

2011年02月02日 | 時事書評



ふいに来て 煙草の臭い 残すなら 約束させる 湖岸清掃





【増税論過程の不明】

公務員改革を放り出し、埋蔵金の見積もり間違い
から何を学んだかも国民に説明せず、突然の増税
派宣言で先の参議院選の大敗の引責もせぬままに
与謝野経済財政相を三顧の礼で迎えた菅民主党だ
が、その与謝野経済財政相が1日の衆院予算委員
会で、民主党が政権交代前に作った2009年衆院選
の政権公約の財源捻出策について「主党は無知
だったと言わざるを得ない
」と答弁したことが報
道されたが、予算組み替えやムダ削減などで16.8
兆円を捻出する方針を、菅首相は「一部は過大に
見積もっていたところもある」と追随した。

ところで、与謝野馨は、経済財政政策担当大臣、
衆議院議員(10期)。学校法人文化学院院長・理
事。衆議院議院運営委員長(第50代)、文部大臣
(第117代)、通商産業大臣(第63代)、自由民
主党政務調査会長(第46代)、内閣府特命担当大
臣(金融、経済財政政策、規制改革担当)、内閣
官房長官(第74代)、財務大臣(第11代)などを
歴任する、与謝野秀・道子の長男として生まれた
(父・秀は歌人与謝野鉄幹・晶子夫妻の二男の外
交官)。



2010年12月に民主党政権からたちあがれ日本の連
立政権参加の打診を受け、与謝野が党内で孤立。
2011年1月13日に離党、翌1月14日、経済財政政策
担当大臣に就任。1月19日に無所属議員として衆
議院会派「民主党・無所属クラブ」に入会しその
変節振りと菅内閣の変節とバランスするが、与謝
野の政策スタンスは、
財政規律再建派、金権政治
温存しかねないの中選挙区派、靖国神社A級戦犯分
祀反戦派、外国人参政権反対の保守、オープンソ
ース導入推進派などの
顔を見せる中道保守派。



その彼が、民主党の消費税充当の全額税方式と現
行の社会保険料方式の相違を認めつつ「対立とい
うか、どの案にも一長一短がある」とした上で、
「最低保障年金制度へ移行するには、35年から40
年もの移行期間や膨大な経費をもかかる」と批判
したが、枝野幸男官房長官は「何方式で議論を始
めるのではなく、具体的な老後の保障金額を極め
た上、充当すると保険料をどうするかの国民の合
意を得ていくプロセスが必要がある」との考えを
示している。



これに対しワシントンで数10年にわたって相変
わらず行われてきたような戦いをやめ、新しいこ
とを始めるときだ。常識的になろう。巨大な債務
を残さずに、国民に投資するべきだ
」とのオバマ
米大統領の
一般教書演説に「そのためには痛んだ
社会保障制度を議論し、その担保としての税制の
あり様を是々非々で平成25年度までに決めよう

と付け加え主張すべきだった。急げ!新・社会保
障制度(年金制度)の確立を

【チュニジアで太陽熱発電事業が中断】

民衆の反政府デモで長期独裁政権が崩壊した北ア
フリカのチュニジア共和国で、日本の新エネルギー
・産業技術総合開発機構(NEDO)と同国政府
が共同で建設する太陽熱発電プロジェクトが中断
している。民主化のうねりの蔭の部分が「太陽熱
発電事業」とは皮肉だが、原油便乗値上げよりこ
ちらの方が重要だと考えているが如何に。


■ 

2008年よりウナギ産卵場調査に取り組んできた東
京大学大気海洋研究所と水産総合研究センターは、
2009年 5月の新月、ついに世界初の天然ウナギ卵
31粒を西マリアナ海嶺南端部で採集することに成
功したという。東アジア全体に広く分布するニホ
ンウナギの産卵場の位置とタイミングの決定的証
拠となるこれらの知見は、人工シラスウナギの種
苗生産技術の開発に大きなブレークスルーをもた
らし、世界的に激減したウナギ資源の保全と管理
の貴重な科学的根拠になるものと期待されている。

中国・インドという爆食国の台頭と和食の世界ブ
ーム(長寿先進国の証し)の展開のためには「つ
くる水産業の構築」は必須条件だからこれも急げ
(温暖化ガスの元になる肉食民族が古代牛の鯨を
論うアングロサクソンの偏見を矯正のためにも)。



【世界気温、過去2番目に高く】

気象庁は2日、2010年の世界と日本の平均気温の
確定値を発表した。世界の気温は、平年(2000年
までの30年間の平均)のプラス0.34度で1891年の
統計開始以降、1998年(同0.37度)に次ぐ高温だ
った。陸地だけでみると、プラス0.62度で3位だ
った。日本の気温は平年比プラス0.
86度で、1898
年の統計開始以降4番目に高かったという。新潟・
入広瀬(魚沼市)では1月31日の最も深い時の積
雪が4メートル9センチと、同所の観測史上2位
を記録。全国330観測地点中、秋田・横手や鳥取・
米子など37ヵ所で1月の最深積雪記録を更新した
が、全国の平均気温も、1月としては1986年以来
25年ぶりの低水準。西日本が平年よりマイナス2.3
度、沖縄・奄美地方が同1.9度とかなり低く、東
日本が同1.3度、北日本0.7度。太平洋赤道域東部
で海面水温が平年より低くなるラニーニャ現象が
起き、日本付近では偏西風が南に蛇行して北から
の寒気が入りやすかったというが、わたし(たち)
の予想ではこれは序の口に過ぎない。




 
 

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