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極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

新燃岳のソーラパネル

2011年02月15日 | EMF安全保障


突然の 母の発熱 右往左往 ベットにひとり 寂しく睡る    






『環境工学システム』をブログテーマの1つにコメ
ントしてきたのにひょんなことからヒットしたのが
この日立環境事業の1つである水環境ソリューショ
ンだ。金×時間があればこんなことはなんってこと
はないのだが、今日はきげん悪く「」ということ
にはなるが気に入らない。なぜ気に要らないのかと
いうと「官僚的体質な」ということになる。これは
昔の体験だからいまの体質はわからない。わからな
いけれどを「洪水予測システム」を見せられるとそ
う言うことなんだと肯首するけれど、このシステム
が壊れた場合の対処は「社運」を賭すのか、お上頼
みになるのかで分かれ、オープン・システム志向と
いうのがわたし(たち)の立場でシステム評価の
ルクマール
になるはずだ。



なぜそんなことを考えたのかと言うと霧島の新燃岳
の噴火でソーラーパネルの破壊が気になるからだ。
これは中央政府が指針をだし解決すべきことに属し
フィードバックしなけらばならないが・・・。


 火山灰が降ると、見事に発電量0に。
 火山石(軽石)が降ると、パネル破損です。
 (車も破壊です)
 しかも火災保険対象外。
 地震保険の対象ですが、この損傷レベルは対象外

           「太陽光発電の功罪③ 」  


因みに上のブログの「太陽光発電の功罪② 」では積
雪の落雪の危険性も指摘されていた。このようにソ
フトエネルギーは異常気象や自然異変に弱点を持つ。
もっとも拠点型の火力や原子力発電も配送電を含め
政変、地震、火山活動や異常気象の影響を受けるが。


 たとえば、と私は夢想する。二兆円の金をバラ
 まくくらいならばいっそ二十兆円を投じて日本
 国のあらゆる建物の屋根にソーラーパネルをつ
 ければどうか。私が拙宅に取り付けた時は約四
 百万円かかった。二十兆円あれば五百万件の屋
 根につく。しかし、これだけ大量に生産すれば
 コストは大幅に下がるだろうから、もし四十万
 円になれば日本中のほとんどの家屋の屋根に設
 置することができるのではないか。洪水のよう
 な太陽電池の発注は止められている製造業のラ
 インを動かし、膨大な雇用を生むだろう。いっ
 たん電池を取り付けたならば、太陽の光はタダ
 である。半永久的にエネルギーの桎梏から解放
 されると思えば、二十兆円の投資など安いもの
 だ。
       
                    勝谷誠彦 著『偽装国家』


方向は産総研のNEDOなどで掲載されているので、
勝谷誠彦の言い分は普通~~~~のひとなら言わな
いだけでわかっていることだが実現するまでの道程
が大変だということの現れが新燃岳の事例だ。

 

弾力性や被弾衝撃吸収性、携帯性に優れた保護シー
ル方法の開発や非常時敷設システムの法整備を行え
ば行政レベルでの対応は完了するので(それこそ、
リスクを被らないことを本性とする官僚の仕事)話
が終わってしまうのでいま暫く技術的な話を。





地震・火山活動の予測防災研究がされているので少
し下調べしてみた。例えば、ひずみ集中帯形成は、
沈み込む海洋性プレート脱水により供給された流体
が地殻や上部マントルに局在し弱体となりひずみ集
中をもたらすと考えられていて、ひずみ集中帯で地
磁気地電流(マグネトテルリク法)の比抵抗構造探
査を行い、ひずみ集中帯の地殻・上部マントルに存
在する間隙流体の精密マッピングし、ひずみ集中帯
の機構解明
を図っている。簡単に言ってしまえば、
日本列島に加速度センサを隅々に配置しリアルタイ
ムで地殻変動を検知する『地殻変動検出環境工学シ
ステム
』を構築するということだ。


1光電変換素子(太陽電池)10A,10B光電変換素子用
基板 11金属基板 12セラミックス膜 20下部電極(裏
面電極) 30光電変換層 40バッファ層 50上部電極(
透明電極)

図1 特開2009-121616

予知システムの構築を片方で急ぎつつ、特開2009-
121616「光電変換素子用基盤とその製造方法、光電
変換素子、及び太陽電池」に見られるように、現行
の硝子基板より軽量で破損しにくいソーラーパネル
の研究開発の方向にも期待がかかる。
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【解決手段】光電変換素子用基板10Aは、金属基板
11と、金属基板11の少なくとも一方の面上に形成さ
れた絶縁性のセラミックス膜12とを有し、セラミッ
クス膜12は、金属基板11との界面及びその近傍にア
ンカー層を有するものである。セラミックス膜12は、
エアロゾル化されたセラミックス原料粉を金属基板
11上に衝突させて、原料粉の破砕物を金属基板11上
に堆積させる堆積工程を有する製造方法により製造
されたものである。





図2 特開2009-121616
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【符号の説明】 1太陽光発電パネル 2上部ミラー  3ベー
ス 4アーム A 太陽光発電パネルの幅 B 隙間 F 焦点
L 太陽光 W 雨水

図3 太陽光発電パネル装置
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太陽光発電パネルの表面に雨水が当たりにくいする
ことでパネル表面の汚れを防ぐ工夫もされているが
火山灰の付着防止には役立ちそうもないが、これも
汚れによる変換性能の維持には役立つ(特開2010-
199430
)。定期的なパネル表面の物理機械的な洗浄
には、特許などで提案されているので屋上屋はさけ
る。


理想を言えば防虫ネットのように出来る限り遮光せ
ず被弾しても持ち堪えられるネットで被覆し、細か
い火山灰は物理洗浄で排除するようなものが理想だ
ろうが、それこそ現場にいる市井のひとたちの柔軟
な知恵と工夫がそれを解決してくれるだろう。そう
考えて見ると、異常気象や疫病と未解決の面白そう
な仕事が山の様にあるではないかと、母親の心配を
しながら愚痴っているのを咎め「時間が足らないな
んて幸せなことじゃない」と彼女がそういうのだ。



コメント
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