極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

さぁ!自信をもって進もう⑥

2023年03月30日 | 滋賀のパワースポット

 

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」。


「からだリフレッシュ茶W」発売、
レモン香る無糖の緑茶、GABA含有の機能性表示食品
コカ・コーラシステム

私たちの体は、ストレスが増えるとセロトニンが不足し、糖質を欲す
るようになり、人と交流するなどの楽しみが少なくなることで、ドー
パミンの分泌が減り、脂っこいものを欲するようにもなり、また、ス
トレスを感じるとコルチゾールというホルモンが分泌されという。コ
ルチゾールは筋肉を脂肪に変える働きがあるが、ストレスを感じるた
びにコルチゾールが分泌され、筋肉が脂肪に変わっていくという。(医
師がすすめる「レモン緑茶」の効果・2週間で7kg痩せた人も  女性自
身 2021年6月1日号|福岡県みやま市の工藤内科、工藤孝文副院長)。

1.レモンと緑茶に共通している働きに“やせる作用”がある
アディポネクチンという通称“やせホルモン”と呼ばれる物質は、脂
肪を燃焼する働きがあるのですが、日本一のレモンの産地である広島
県で行われた調査では、レモンの摂取量が多い人ほど、アディポネク
チンの血中濃度が高いことがわかっている。
2.レモンの酸っぱい刺激は交感神経を高めて満腹中枢に働きかけ、
空腹ホルモンの「グレリン」を抑え、満腹ホルモンの「レプチン」の
分泌を促す作用がある。
3.茶カテキンはビタミンCの約90倍、ビタミンEの約23倍の抗酸化力
がある。
4.食前の20〜30分前にレモン緑茶を飲んでおくと、食事前に満腹中
枢を刺激し、食べすぎを防げ、食前以外でもいつ飲んでも、何杯飲ん
でもよい。ちなみにペットボトルの緑茶にはカテキンがすでに含まれ
ているので、そこに液体のレモン果汁を混ぜるという方法でもいい。

檸檬が不作でも、我が家では檸檬が残ってその利用法に困っていると
ころにこのニュース。とりあえずペトボトルの市販品と手作り檸檬緑
茶を試すことに(後日報告)。

 
The Breakthrough Company GOがプロデュースしたボトルドティー
『THE TEA BREWERY』(熟成檸檬茶)が、販売一週間で完売。 



     

 


【再エネ革命渦論 105: アフターコロナ時代 304】

 
● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング
”再エネ・リサイクル・ゼロカーボン最先進国”宣言!
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特集|動的π共役系の機能発現
有機ELカラー表示器とペロブスカイト太陽電池の事業開発をコアとして


図1.開発した真空蒸着セルのイメージ

有機EL蒸着用省エネヒーターを開発
3月27日、サンリック,東北大学,山形大学は,有機ELの有機物や金属
の薄膜形成に用いる真空蒸着セルの開発を行ない,室温で加工できる
タングステン-モリブデン系新合金(新合金)とその単結晶線材化プロ
セスからなる高性能真空蒸着セルを開発。有機ELを用いた発光ダイオ
ードは,真空蒸着法によって多くの素子が製造されている。真空蒸着
法では,高真空中(~10- 5Pa)で最大1600℃に加熱したヒーター線材
により,蒸着セル中に配置した原料を蒸発させて薄膜を形成する。従
来のタンタル(Ta)製ヒーター線(Ta線)では,加熱に伴う結晶粒成
長によって電気・機械的特性が劣化してしまうことや,電気抵抗率の
低さによって温度制御性も低くなることが課題だった。



研究では,高電気抵抗率や電気抵抗率の温度依存性が小さく,2000℃
以上の融点を有する新合金を開発。その電気抵抗率は,室温においてT
aの約4倍,タングステンの約10倍に及ぶ。最大使用温度域である1600
℃においてもTaに比べて10%以上高いなど,温度制御性の高さを確認し
た。 この合金は,通常の溶解・冷却プロセスで製造すると機械加工が
困難なため,融液からシングルプロセスで線材化する技術を開発。


図2.新合金の耐久性試験(~10-5Pa、1600℃、3000時間) 加熱保
 持中(左)、加熱保持後(右)

結晶育成プロセスの開発と最適化を実施し,直径が0.8mm±10µmの長尺
単結晶を連続的に製造することで,電気抵抗値3%以内の変動を可能と
した。この合金線材は単結晶であることから,室温において曲げ加工
やねじり加工が可能。 耐久性試験(~10-5Pa,1600℃)では,3000時
間保持後の電気抵抗値の変化が約1%となり,従来のTa線と比べて3倍
以上の耐久性を有することを確認。 単結晶である新合金線材には,従
来の機械加工法で製造された多結晶のヒーター線材で見られた結晶粒
成長に伴う電気的・機械的特性の劣化が見られず,加熱前後での特性
変化が極めて少ない。有機EL薄膜の蒸着では,有機ELの構成材料であ
るフッ化リチウム(LiF)および有機EL蛍光材料(Alq3)の蒸着試験を
実施。新合金を用いた新規蒸着セルでは,同一の成膜レートを達成す
るのに必要な電流が従来のTa線による蒸着セルに比べ20%~34%少なく,
約12%の省電力効果を実証し,2倍以上の温度制御性の安定化を確認。
また,同一の蒸着レートを達成するまでの時間が,従来の蒸着セルに
比べ約 2.3倍高速であり,成膜時間の短縮や成膜エラー発生時の早期
回復が可能。
【展望】
(株)サンリックは、NEDO事業終了後、直ちに有機EL製造装置向けに、
開発した蒸着セルの量産を計画する予定です。また本プログラムで開
発した蒸着セルは、有機ELのみならず放射線画像診断素子など他の成
膜用途へも応用できることから、引き続き東北大学、山形大学と連携
して、省エネルギー化の促進に向けた研究開発および普及拡大を実施
していく。NEDOは、今後も経済成長と両立する持続可能な省エネルギ
ーの実現を目指し、「省エネルギー技術戦略」で掲げるエネルギー・
産業・民生(家庭・業務)・運輸部門など、2030年には高い省エネ効
果が見込まれる重要技術を中心に事業化までシームレスに技術開発を
支援を行う。




ペロブスカイトを高性能化する正孔回収材料 
3月27日、京都大学,千葉大学,九州大学,北海道大学は,ペロブスカ
イト太陽電池の高性能化を可能にする三脚型の正孔回収単分子材料
Phosphonic acid functionalized triazatruxene,PATAT)を開発。
【概要】
ABX3型(A:1価の陽イオン,B:2価の陽イオン,X:ハロゲン化物イオン
)のペロブスカイト半導体を光吸収材料に用いたペロブスカイト太陽
電池が塗布法で作製できる次世代の高性能太陽電池として注目されて
いる。しかし,光吸収によりペロブスカイト層で生成した電荷(正孔
と電子)を選択的に取り出す電荷回収材料開発がボトルネックとなっ
ており,特に太陽電池デバイスの耐久性の観点から,添加剤フリーで
機能する正孔回収材料の開発が求められていた。

一脚型の分子からの脱却----垂直配向から水平配向へ
近年,カルバゾール誘導体にアルキルホスホン酸をアンカー基として
導入し,透明導電酸化物膜に吸着させ,この単分子膜を正孔回収層と
して用いることで,比較的良好な光電変換効率と高い安定性を示すペ
ロブスカイト太陽電池が得られることが報告されている。
単分子層として用いる材料はこれまで,π共役骨格に吸着基(アンカ
ー基)を一つ導入した一脚型の分子に限られ,この場合,π共役平面
は透明導電性基板に対して「立った」構造(垂直配向)になっている
と考えられている。基板に分子が「寝た」水平配向で単分子膜を形成
することができれば,電荷の取り出し効率の向上が期待された。
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※ 共役系:conjugated system
化学における共役系(conjugated system)は、化合物中に交互に位置す
る単結合および多重結合に非局在化電子を持つ結合p軌道系である。
共役系は一般的に、分子全体のエネルギーを低下させ、安定性を高め
る。非共有電子対やラジカル、カルベニウムイオンなども共役系の一
部となりうる。化合物は環状、非環状、線状あるいはこれらの混合物
である。 共役は、間に存在するσ結合を越えたp軌道同士の重なり合
いである(重原子ではd軌道も関与できる)。 共役系は、間の単結合
により橋渡しされた、p軌道が重なり合った領域である。共役系によっ
て、全ての隣接し整列したp軌道に渡ってπ電子が非局在化している。
π電子は、単一の結合あるいは原子ではなく、原子のグループに属し
ている。 「最大」の共役系はグラファイトや導電性高分子、カーボン
ナノチューブ(バックミンスターフラーレンに由来する)で見られる。
※ 空軌道エンジニアリングによる電子輸送システムの構築:"Boron-
 mediated sequential alkyne insertion and C-C coupling reactions affording
 extended π-conjugated molecules

 DOI :10.1038/NCOMMS12704
カップリング反応:2つの化学物質を選択的に結合させる反応のこ
と。特に、それぞれの物質が比較的大きな構造(ユニット)を持って
いるときに用いられることが多い。天然物の全合成などで多用される。
※ 鈴木・宮浦カップリング(すずき・みやうらカップリング、Suzuki
Miyaura coupling)  

  特許を取るなんて、がめついヤツと言われた時代だった。それに、
  自分のお金でなく、国のお金で研究していたのだから。特許を取
  らずにオープンにしたおかげで、これだけ広く使ってもらえるよ
  うになったのだとも思う。
              鈴木章、『朝日新聞』2010年10月7日
                             via Wikipedia

※ 京都大学大学院理学研究科 集合有機分子機能研究、分子骨格の柔軟
性を鍵とした動的π共役系の機能発現(齊藤グループ)

※ ペロブスカイト太陽電池の劣化機構を解明、オプトロニクスオンラ
イン 2023.3.9
桐蔭横浜大学と高輝度光科学研究センターは,ペロブスカイト太陽電
池における光と湿度の共存環境下での劣化機構を,放射線を用いたX線
回折法測定法を用いて世界で初めて明らかにしている。

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➲ そこで、p型のπ共役骨格平面に複数個のアンカー基を導入した「多脚型
分子」 を設計し。基板とペロブスカイト層に対して分子が水平配向 (寝た)し
た正孔回収単分子膜材料が開発できると考え,  実際に一連のモデル化合
物(PATAT)を合成した。π共役骨格に基板への吸着基(アンカー基)を複数
個導入したPATATは,透明電極基板上に溶液として塗ることで,分子のπ共
役骨格平面が水平方向に寝た構造の単分子膜を形成することを,先端分
光法
による測定と理論計算結果により明らかにする。

実際に, 一連のPATAT単分子膜を正孔回収層として用いてペロブスカイト
太陽電池デバイスを作製すると,いずれの場合も21%以上の光電変換効率
が得られ,最高で23%の効率を示した。また,得られた太陽電池は不活性ガ
ス雰囲気下で保管したデバイスは,2000時間後でも初期とほぼ同様の特性
を保持し,連続光照射条件下でも,100時間で95%の特性を保持した。 この
成果は多脚型構造をもつ正孔回収性分子の有用性を実証するものであり,
研究グループは,ペロブスカイト太陽電池の開発分に多大なインパクトをも
たらすとしている。
【関連論文】
原題:A Tripodal Triazatruxene Derivative as a Face-On Oriented Hole-Colle-
cting Monolayer for Efficient and Stable Inverted Perovskite Solar Cells(ペロ
ブスカイト太陽電池を高性能化するための多脚型正孔回収単分子膜材料の
開発)
掲 載 誌:Journal of the American Chemical Society
DOI: https://doi.org/10.1021/jacs.3c00805
Supporting Information:※

【ウイルス解体新書 165


序 章 ウイルスとは何か
第1章 ウイルス現象学

第2章 COVID-19パンデミックとは何だったのか
第3章 パンデミック戦略「後手の先」
終 章 備えあれば憂いなし
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先端ナノ光構造を用いた高感度バイオセンシング Ⅰ※
  
    
【概要】         
治療医療から予防医療への転換が進む昨今において、
高感度バイオセンシ
ング法の需要が一層高まりつつある。疾病由来の生体分子(バイオマーカー
)を従来よりも高感度に検出することによって,疾患の超早期発見が可能と
なり,健康寿命の延伸に繋がることが期待されている。また,ウィズコロナ・
ポストコロナ時代において,新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として
も,バイオセンシングの高感度化が求められている。高感度医療診断応用を
目指し,金属や誘電体からなるナノ構造の電磁場光共鳴を活用した光バイオ
センサーの開発をおこなっている。とくに、可視から中赤外までの波長域の
光を特異的に増幅する様々なナノ構造体を設計・作製し、バイオマーカーの
光学応答(蛍光・ラマン散乱・赤外吸収など)を高感度検出する手法を開発し
ている。また,光の回折限界を超えた空間分解能で生体材料を無染色 ・無
染色イメージング分析する技術も開発し,高精度イメージング診断への応用
も図っている。


図1.
ギャップモードプラズモンを利用した新型コロナウイルスのSPR検出の
模式図

金属ナノ粒子を用いた新型コロナウイルスの高感度検出
光バイオセンシングといえば,表面プラズモン共鳴(Surface Plasmon Reson-
bance:SPR)が定番である。抗体を修飾した金薄膜表面に励起される伝搬型
表面プラズモンを利用により、抗原-抗体反応時の反射光の変化量から抗
原濃度を測定が可能。

SPRセンシングの高感度化の一策の2次抗体を修飾した金ナノ粒子を用い
る手法が知られている。抗原抗体反応時に金ナノ粒子が抗原を介して金基
板に吸着すると、金基板と金粒子間の間隙で光が強く局在・増幅され,その
光増強効果によってSPRの感度が向上する。金属間の間隙に誘起される局
在表面プラズモンはギャップモードプラズモンと呼ばれ、その共鳴波長と光
増強度は間隙の大きさによって決まる。  間隙の大きさは抗原と抗体のサイ
ズ相当であり,新型コロナウイルス中に豊富に含まれるNタンパク質を検出
する場合は,間隙のサイズは30nm程度。
通常,30nm程度の間隙ではギャップモードプラズモンによる高い増強効果
は期待できないが,150nm程度の直径の金ナノ粒子を用いると,ギャップモ
ードの共鳴波長が励起波長に近づき、SPRの感度が30nmの金ナノ粒子を用
いる場合と比べて1桁近く向上することを我々は見出した。実際に,fMレベ
ルの感度で新型コロナウイルスのNタンパク質を検出に成功する。

消光効果を抑制した高感度蛍光センシングプローブ
金属ナノ粒子を用いた蛍光分光は,局在表面プラズモンによる電場増
強効
果により標識分子の蛍光強度を増強できるため、高感度光バイオセ
ンシン
グ技術として注目を集めている。蛍光分子が金属表面に近接す
ると、電場
増強効果が増大する一方で、
金属表面のエネルギー移動に
よって消光効
果が支配的に作用する。  したがって、金属表面に数nm
程度のスペーサー
膜を形成により、消光効果を抑制しながら高い電場
増強効果を得ることがで
きそれにともなって高い蛍光増強効果が期待
できる。消光抑制用のスペー
することは難しいのが現状である。分子
修飾性が高い高分子をスペーサー
として用いることを提案し、金属ナ
ノ粒子表面に安定的に被膜する手法を開
発した。高分子被膜金属ナノ
粒子は、架橋剤を修飾した高分子を金属ナノ
粒子溶液に添加すること
によってワンポットで作製された。図3に示すように,
架橋剤に含ま
れるジスルフィド基が金属表面でチオール基に還元され、チオ
ール基
が金属表面と共有結合を形成することによって、銀ナノ粒子表面が

学的に高分子被膜された。高分子の末端官能基はアミノ基であるため,

分子修飾性に優れており,実用性が高いのが特徴である。高分子膜の
厚さ
は3nm程度で,プラズモニック蛍光増強に十分な薄さであり、同時
に蛍光の
消光を効果的に抑制する厚みも保たれている。その結果、30
-40倍程度の
高い蛍光増強が実現された。抗原抗体反応時に高分子被
膜金属ナノ粒子
が凝集した際に,
ナノ粒子間に誘起されるギャップモードプ
ラズモンを活用すれば,蛍光増強度がさらに1桁以上向上するため,高感度
蛍光バイオセンシングへの応用が可能。


図2.蛍光消光抑制効果を具備した高分子被膜プラズモニックナノ粒子

※出展:先端ナノ光構造を用いた高感度バイオセンシング 先端ナノ光構造
を用いた高感度バイオセンシング
                                      この項つづく

  風蕭々と碧い時代



Jhon Lennone Imagine

J-POPの系譜を探る:1974年代】

<

曲名:  タイムマシンにおねがい  唄: サイディスティク・ミカバンド 1974年
作詞: 松山 猛  作曲: 加藤和彦

さあ不思議な夢と遠い昔が好きなら
さあそのスヰッチを遠い昔に廻わせば
ジュラ期の世界が拡がり
そこははるかな化石の時代よ
アンモナイトはあ昼ね
ティラノサウルスあ散歩アハハレ

さあ無邪気な夢のはず仁すてきな時代へ
さあタップダレスと恋とシネマの明け暮れ
きらめ<黄金時代はミンクをまとった娘が
ボ半-のソフトにいかれて
デュセレバーグを夢見るアハハレ

好きな
時代に行けるわ
時間のラセレをひと飛び
タイムマシレにあねがい

好きな時代に行けるわ
時間のラセレをひと飛び
タイムマシレにあねがい

さあ何かが変わるそんな時代が好きなら
さあそのスヰッチを少し昔に廻わせば
鹿鳴館では夜ごとのワルツのテムポに今宵も
ポレパドールが花咲きシルクハットがゆれるわアハハレ

好きな時代に行けるわ
時間のラセレをひと飛び
タイムマシレにあねがい

「タイムマシンにおねがい」は 日本のロックバンドであるサディステ
ィック・ミカ・バンドが1974年10月5日にリリースした3枚目のシング
ル 。アルバム『黒船』の先行シングルで、サディスティック・ミカ・
バンドの代表曲として数多くのアーティストによってカバー。 リード
ボーカルは加藤ミカが担当。1949年4月17日、京都で材木商を営む福井
三郎の長女として生まれる。妹が一人いる。父の生家は山を幾つも持
つ、裕福な家だった。ミカが2才のとき、一家は京都市東山区に移り住
む。活発な性格のミカは、男の子とばかり遊んでいた。ビー玉、メン
コ、時代劇遊びなど、ワンパク坊主たちを従えてのガキ大将となる。
中学のころから、ポップスやモダンジャズにのめり込む。はじめて買
ったレコードは、コニー・フランシスの「ヴァケーション」。モダン
ジャズの店に行って、アート・ブレイキー、オスカー・ピーターソン
などを聴き浸る。 平安女学院高校に在学中の17歳の時に学友たちとフ
ォークソング同好会を結成、会長として運営に携わりながら、同級生
と「ミカ&トンコ」というフォーク・デュオを結成。京都のアマチュア
音楽団体AFLに加盟するが、二人ともギターをまともに弾けず活動
は行きづまる。そこで、もともと加藤和彦の大ファンだったことから、
ある日、まだアマチュアだったザ・フォーク・クルセダーズのコンサー
トの本番前の楽屋に押しかけて、いきなり「加藤さん、ギター教えて
下さい!」と迫ったという。 当時龍谷大学の学生だった加藤によるギ
ターのレッスンを重ねるうちに、ライヴ・デビュー出来るまでに腕を上
げた「ミカ&トンコ」は、フォークルをはじめ、杉田二郎、ロック・キ
ャンディーズ(アリス結成前の谷村新司が在籍)などと共に京都周辺
でのフォーク・コンサートに出演。時には彼女たちのステージに加藤
がギターで参加することもあった。高校3年のときには免許を取ってク
ルマで通学した。京都精華大学美術科に進学後、「帰って来たヨッパ
ライ」の大ヒットで一躍“時の人”となっていた加藤と交際を開始。
1970年7月に結婚し、カナダのバンクーバーで挙式。 1971年11月、加
藤和彦が友人ドラマーのつのだ☆ひろと共にお遊びで結成したパーテ
ィー・バンド『サディスティック・ミカ・バンド』に、ヴォーカリス
トとして参加、3人で結成。 1972年6月5日、シングル曲「サイクリン
グ・ブギ」でデビュー。1973年5月、ファーストアルバム『サディステ
ィック・ミカ・バンド』を発表。1974年、ボーカルに難ありと言われ
ながらも、「タイムマシンにおねがい」ではメインボーカルを担当。

サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)は、日本のロ
ックバンド。1972年デビュー。1974年発表の2ndアルバム『黒船』は、
当時英米でも発売されていた。活動中の1975年にはイギリスでツアー
を行っている。1975年の解散後もこれまでに3度、ゲストボーカリスト
を迎えて再結成されている。 バンド名の由来であるが、ジョン・レノ
ンが結成していた「プラスティック・オノ・バンド」をもじったもの
で、また、ボーカル(初代)のミカの包丁使いがあまりにサディステ
ィックだったことに由来。 
 
● 今夜の寸評:(いまを一声に託す)さぁ!自信をもって進もう⑥

ゴードン・ムーア逝く 享年九十四



ムーア氏は1950年代に半導体の研究を開始し、インテルコーポレーシ
ョンを共同設立。彼は、コンピューターの処理能力が毎年2倍になる
と予測。この洞察はムーアの法則として知られるようになる。この
「法則」はコンピュータプロセッサ業界の基盤となり、デジタル革命
(原文では「パーソナル・コンヒュータ革命」と呼称※)に影響を与
える。デジタル革命が始まる20年前、ムーアは論文で、集積回路は「
家庭用コンピュータ、または少なくとも中央コンピュータに接続され
た端末、自動車の自動制御、およびパーソナルポータブル通信機器な
どの驚異につながる」と書く。 彼は1965年の記事で、技術の進歩の
おかげで、集積回路が数年前に発明されて以来、マイクロチップ上の
トランジスタの数は毎年約20倍になっていることを観察した。
これが続くという彼の予測はムーアの法則として知られるようになり、
チップメーカーがこれを実現するために研究をターゲットにするよう
に促すのに役立った。 ムーアの記事が発表された後、メモリチッ
プは指数関数的に効率的で安価になる。


博士号を取得した後、ムーアは商業的に実行可能なトランジスタと集
積回路を製造するフェアチャイルド半導体研究所に加わり、この会社
の成長は、サンフランシスコの南にある半島の土地は現在シリコンバ
レーの基礎を築く。1968年、ムーアとロバート・ノイスはフェアチャ
イルドを離れ、インテルを立ち上げる。ムーアの仕事は、世界中で大
きな技術進歩を推進し、パーソナルコンピューターとアップル、フェ
イスブック、グーグルの出現を実現させた。「私がやろうとしていた
のは、チップにますます多くのものを置くことで、すべての電子機器
をより安くするというメッセージを伝えることだけでした」とムーア
は2008年のインタビューに語っている。インテルコーポレーションは、
共同創設者に敬意を表し、ツイートで 「私たちは先見の明を失った」
Today, we lost a visionary. Gordon Moore, thank you for everyyhing.)と
哀悼の辞を伝えている。

※呼称の経緯は、「環境工学研究所 WEEF
」の「閲覧室」(現在閉鎖
中)の『デジタル革命渦論』にて、「ムーア則」の論考を掲載してお
り、今日のデジタル革命渦の未来を考察している。ご明察を賜り有り
難うございました。
                            合掌
                       

 


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