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『チアガールVSテキサスコップ』チアリーディング・コップ

2006-05-31 08:32:55 | コメデイ
チアガールVSテキサスコップ
MAN OF THE HOUSE(2005年アメリカ)
 監督 スティーブン・エレク
 脚本 ロバート・ラムゼイ
    マシュー・ストーン
 出演 トミー・リー・ジョーンズ、クリスティナ・ミリアン、ポーラ・ガーセス、アン・アーチャー

 ■ストーリー■
 チアリ-ダーの5人組は裁判の重要参考人が殺される現場を目撃してしまう。テキサスレンジャーのローランド・シャープは、彼女たちを保護するためチアリーダーのコーチとして学園に潜入するのだが。

 ■感想■
 主演のトミー・リー・ジョーンズが製作総指揮も兼ねたアクションコメディです。
 トミー・リー・ジョーンズが主演ですけど、今作は日本劇場未公開のDVDスルーになっちゃいました。
 こういうアメリカンなコメディは、出演者が豪華でも、もう未公開のビデオスルーになっちゃうんですネ!
 アメリカではヒットした『エルフサンタの国からやってきた』(03年)とか『ペナルティ・パパ』(05年)とかも劇場未公開でDVDスルーでしたもんネ。
 
 日本では、コメディ映画は受けないっていうのが、映画界のルールみたいになっちゃってますもんネ。

 で、今作なんですけど、ストーリー的には、犯罪現場の目撃者のチアリーダーを守る為に、強面の警官のトミー・リー・ジョーンズがコーチになるっていうギャップが生みだす、良くありがちな設定のコメディです。
 ざっと思いつくだけでも、『キンダーガートン・コップ』(90年)、『キャプテン・ウルフ』(05年)とかが同じような笑いをネタにした感じですかネ?
 
 違う世界の人間たちが出会うことによって起きるギャップが生み出す面白みを出した映画といえば、コメディじゃないですけど、『影なき男』(87年)もありました。 そういえば『影なき男』もDVD化されてないですネ!なぜ??傑作アクション映画なのに!
 でも、DVD化されるときは、絶対に日本語吹替えをつけて下さいネ!でもTV放映音源でなくて新録が良いな!だってランニングタイム110分だから、TV音源使うとどうしても20分はオリジナル原語になっちゃいますもんネ!

 で、今作なんですけど、アクション20%、お笑い80%って感じです。ほとんどアクションシーンがないです。ホントにコメディですからネ。もう途中で、犯人もわかっちゃうし。
 ところで、見ているときは気付かなかったんですけど、テキサスレンジャーの女性隊員とかって、どうなっちゃったんですか??まぁ、ストーリーの本筋には関係ないですけど、ちょっと気になりました!

 まぁ、ハッピーエンディングのコメディだから、ケガをしたテキサスレンジャーの彼女の描写があっったとしても。元気に出てきておしまいなんでしょうけど。でも映画的には、そんな描写があっても良かったかも!
 
 でもテキサスレンジャーってお金があるのね。エアコン取り付けたりして。映画とはいえ。
 トミー・リー・ジョーンズのファンは見て下さい。58点

チアガールvsテキサスコップ [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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『スカイ・ハイ』ヒーロー育成高校

2006-05-24 00:05:28 | コメデイ
スカイ・ハイ』SKY HIGH(05年アメリカ)
 監督 マイク・ミッチェル
 出演 マイケル・アンガラノ、カート・ラッセル、ケリー・プレストン、ダニエル・パナベイカー、ケビン・ヘファーナン、ブルース・キャンベル、リンダ・カーター

 ■ストーリー■
 超能力をもった子どもたちが通う空中に浮かぶ高校“スカイ・ハイ”。ここで教育を受けた子どもたちはスーパーヒーローとして巣立っていくのだ。父親が怪力の持ち主“ザ・コマンダー”母親が音速で空を飛ぶジェットストリームという両親揃ってスーパーヒーローというエリートのウィルは、スカイハイに入学するのだが、彼にはまだ超能力がなかった。
 スカイハイでは、将来スーパーヒーローになるヒーロークラスと、ヒーローを助けるサイドキックスになるクラス分けが行われていた。超能力の無いウィルは、サイドキックスになってしまうのだった。

□■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 ディズニーのスーパーヒーローをテーマにしたティーン向けコメディです。「スカイ・ハイ」っていってもジミー・ウォング、ジョージ・レーゼンビーのアクション映画じゃないですからネ。
 TV東京「SHOWBIZ COUNTDOWN」(日曜深夜24:00~)で見たときから「面白そうだなぁ」とか思ってたんですけど、面白かったです!
 2005年夏に全米で、初登場第3位。その後、4週連続でトップ10入りした大ヒット作です。いかにもアメリカ人が喜びそうなノーテンキティーンコメディです!
 
 カート・ラッセルが主人公ウィルの父親役ザ・コマンダー役で出演してます。ディズニーの『テニス靴をはいたコンピューター』(69年)、『そら見えたぞ見えないぞ!』(72年)で主演していたカート・ラッセルが父親役です。 あとは「ワンダーウーマン」リンダ・カーターが校長役、ブルース・キャンベルが体育教師役で出演してます。

 アメリカンコミックの世界では、スーパーヒーローが同じ世界にいるっていう設定だから、スーパーヒーロー育成するこんな高校があってもおかしくないですよネ。
 DCコミックだと、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、グリーンランタンとかが同じ世界にいますもんネ。
 一方、マーベルコミックには、スパイダーマン、パニッシャー、デアデビル、ハルク、キャプテン・アメリカがいますもんネ。

 でも映画の世界だとどうしてもヒーローが2人いると、キャラクターの魅力が分散されちゃうんで1人で登場することが多いですけどネ。
 大体、マジメな映画で、ヒーローが2人も3人も登場しちゃったら、事件がすぐ解決しちゃいますからネ。

 でも、今作はコメディなんで大丈夫です。でも、コメディとはいえ、こんなに超能力を持ったヒーローが大勢いても、世界が平和にならないなんて!
 コミック的な世界征服を狙うような敵も多いみたいですけどネ。なんか巨大なロボットも出てきますし。

 主人公のウィルに超能力が無いので、てっきりこのまま、サイドキックスでがんばって活躍するストーリーなのかな??とか思ってたんですけど、すぐに超能力が発生しちゃいます。
 結局、両親がスーパーヒーローの子どもはエリートなのね…。

 なんかそういう展開は好きじゃないんですけど、今作は、かなり面白いから困っちゃいます!ディズニーの思惑とおりに、見てて十分面白かったです。

 なんの役にも立たないような超能力を持ったサイドキックスの同級生たちが活躍する場面も、ちゃんと用意されてて感動させてくれます。
  
 「う~、うまい展開」

 自分は、あんまりディズニー、ディズニーした映画は見ないんですけど、今作は十分面白かったです。65点
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『俺たちニュースキャスター』フェレルはニュースキャスター

2006-05-15 22:48:41 | コメデイ
俺たちニュースキャスター
ANCHORMAN THE LEGEND OF RON BURGUNDY(2004年アメリカ)
 監督 アダム・マッケイ 
 脚本 アダム・マッケイ、ウィル・フェレル
 出演 ウィル・フェレル、クリスティナ・アップルゲイト、ポール・ラッド、ステイーブ・カレル、デビッド・コークナー、ヴィンス・ヴォーン

 ■ストーリー■
 はるか昔、アメリカではケーブルTVが現われる前、ローカル放送のアンカーマンが世の趨勢を極めた時代があった。人々がTVで見たものをすべて真実と信じた時代、ニュースを読むことを許されたのは男だけだった。そして、サンディエゴには誰よりも男らしいアンカーマンがいた。ロン・バーガンディだった。
 チャンネル4の人気キャスター、ロンはある日、美しい女性ヴェロニカ・コーニングストーンと出会う。しかし、彼女はチャンネル4にやってきた新しいレポーターだった。ヴェロニカと意気投合するロンだったが、ヴェロニカはキャスターをやるという野望を抱いていたのだった。

 ■感想■
 ウィル・フェレルが主演のコメディです。脚本もウィル・フェレルが書いてます。監督のアダム・マッケイと共同脚本です。
 監督は『奥さまは魔女』(05年)の脚本のアダム・マッケイです。
 
 ウィル・フェレルの主演映画って『エルフ サンタの国からやってきた』(03年)、『ペナルティ・パパ』(05年)と、けっこう見てますネ。 

 ベン・スティーラー映画に良く出てるウィル・フェレルですけど、今回は、ベン・スティーラーが、ちょこっと他局のキャスターとして出演してます。
 友情出演になるんですかネ。クレジットにのってないんでカメオ出演になるんですかネ??
 クレジットにのっていないといえば、ヴィンス・ヴォーンもクレジットなかったような気が。でも、ヴィンス・ヴォーンはライバル局のキャスター役で、けっこうセリフもあるんで友情出演になるのかな??

 オープニングで「これは実話をもとにしてます」とか言ってますけど、ホント??のわけないか!!
 他局のキャスター同士のケンカで人殺してます!でも、このキャスター同士のケンカのシーンが1番笑えるんで、あんまり記事にするとネタバレになるんで書きませんけどネ
 今作を見る人は、楽しみにして下さい。

 もう1つ、ネタバレなんですけれど、ウィル・フェレルのペットのバクスターが、川に落っこちるシーンとかも笑えました。
 そのあとの電話ボックスで泣きながら電話してるシーンも笑えました!何しゃべってるか意味不明です!!
 
 あと、ラストの動物園のシーンも笑いところですけど、ここもネタバレなんで、作品を見て確認して下さい。
 「ガハハ!」と大笑いできる作品じゃないですけど、ランニングタイム95分退屈しないで、楽しんで見ていられます。

 アメリカンコメディが好きな人は見ても良いかもネ55点
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『ガール・ネクスト・ドア』ガール・イン・24

2006-05-10 00:15:16 | コメデイ
ガール・ネクスト・ドア』THE GIRL NEXT DOOR(04年アメリカ)
 監督 ルーク・グリーンフィールド
 出演 エリシャ・カスバート、エミール・ハーシュ、ティモシー・オリファント

 ■ストーリー■
 生徒会長の優等生マシューの隣の家にダニエルという若い女のコがやってくる。マシューは自分の部屋からダニエルが着替えてるのを偶然見てしまうのだった。ダニエルに1目惚れしたマシューだったが、ダニエルはポルノ女優だったのだ。
 
 ■感想■
 TVシリーズ「24」、『蝋人形の館』(05年)のエリシャ・カスバート主演のティーンコメディ!
 『蝋人形の館』を見る前の予習ということで見逃していた今作を鑑賞しました!コメディということで、当然のように日本では劇場未公開でした!
 
 エリシャ・カスバートが元ポルノ女優に扮してます!アメリカで言うところのポルノ女優って、日本でいえばAV女優になるんですかネ??

 隣の家にエリシャ・カスバートがやってきて着替えてたら、マシューじゃなくても覗いちゃいますヨ~!

 その後、ダニエルが元ポルノ女優だとわかったマシューが
 「もう彼女とは会わない」とか言ってますけど、でも、早速、その夜デートしてます。します!します!自分でもデートしちゃいます!エリシャ・カスバートだったら!それに元ポルノ女優なんだし、全然問題無いでしょ。元ですよ、元!現役ポルノ女優とか言ったら、少し考えちゃうかもしれないけど…。
 それにしても、エリシャ・カスバートって、キレイな女優さんですネ~!

 なんかのビデオを見たときに、今作の予告がトレーラーに入ってたんで、「いつか見よう!いつか見よう」と思ってたんですけど、キッカケがなくて見逃していました!
 でも、今作って、てっきり健全なティーン向け高校コメディだと思っていたのに、ラスベガスのポルノ業界の大会かなにかに行ったりして、内容は、ターゲットは、ティーンより少し上みたいですネ

 「エリシャが元ポルノ女優でも、好きなら良いじゃないかッ!」で映画が終わると思いきや、そこまでが前半で、その後、エリシャの映画のプロデューサーで、どう見ても、いかがわしい元カレのケリーが出てきて、ストーリーが違う方向に展開していきます!

 「アレレ!単純なラブコメディじゃなかったのネ~」

 マシューの奨学金のスピーチの件や、将来のアインシュタインとも言われる(←マシューからだけど)留学生のためにお金を作ったり、ストーリーは色々とつまってます!ランニングタイム110分なんで、こういうコメディとしてはちょっと長めですもんネ!ちょっとじゃないかも。
 う~ん、やっぱり、こういうコメディは長くても100分くらいにして欲しいです!
 退屈はしませんけど、少し長いです!色んな事件が起きたり、起こしたりしても100分にはして欲しいです!
 だって、途中からマシューとダニエルってラブラブで、見てても退屈です!勝手に幸せになってくれ!って感じです。
 
 女性の裸とかも出てくるんで、家族みんなでどうぞ!とは言えませんけど、大人が見る分には健全なアメリカンコメディとして楽しめますかネ。55点
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『ペナルティ・パパ』Bad News Tigers!

2006-04-10 01:05:18 | コメデイ
ペナルティ・パパ』KICKING & SCREAMING(05年アメリカ)
 監督 ジェシー・デュラン
 脚本 レオ・ベンベヌーティ、スティーブ・ルドニック
 出演 ウィル・フェレル、ロバート・デュバル、ケイト・ウォルシュ、マイク・ディッカ

 ■ストーリー■
 運動音痴のフィルは、スポーツが全然ダメ!スポーツ店を営むスポーツ好きのフィルの父親バックは、サッカーチーム「グラディエーターズ」の監督をしていた。しかし、勝ちにこだわるバックは、フィルの息子サムを「グラディエーターズ」から「タイガース」に移籍させてしまうのだった。フィルは、サムの試合を見に行くが、「タイガース」の監督が引っ越してしまっため急遽監督をすることになってしまう。しかし、弱小チームのタイガースはボロ負けしてしまう!フィルは、父親のバックと仲の悪い隣人のマイク・ディッカに、「タイガース」の助監督を頼むのだった!!

 ■感想■
 運動音痴の男が、弱小チームのサッカーチームの監督を引き受けて、チームのみんなと優勝を目指すという“がんばれ!ベアーズ”変則型コメディです。
 NFLのシカゴベアーズのヘッドコーチとして、優勝に導いたマイク・ディッカが本人役で出演してます。

 日本劇場未公開のビデオ(DVD)スルーになっちゃいましたけど、すごく面白かったです。『エルフサンタの国からやってきた』(03年)で、ウィル・フェレルのことが少し好きになったんで、今作をレンタルして鑑賞しました。日本ではあんまり人気の無いウィル・フェレルですけど、実は少し好きかも??

 ウィル・フェレルの運動音痴ぶりの紹介のオープニングから笑わせてくれます。大学時代の砲丸投げ、ハードル走、ヤリ投げとかでも笑わせてくれます。
 ヤリ投げの失敗で知り合った大学1の美人バーバラと結婚するんで、フィルがバーバラを、実家に連れて行くと、父親のロバート・デュバルが若いコを家に連れ込んでいるシーンとか、ロバート・デュバルの家でのダーツのシーンとか、次から次へと笑えるシーンの連続です。
 サッカーのグランドに自動車を止めようとしても、バカでかい車に先を越されたりするシーンとかも、フィルの要領の悪さを表して笑えました(クスリとネ)
 
 フィルが、監督に自信を無くして、奥さんに泣き言を言いだすシーンも笑えます。突然泣き出して、スゴ~く笑えました
 奥さんに「デュッカの前で泣かないでね」って言われた次のシーンも超笑えました。
 だって、次のシーンで、場面が変わってウィル・フェレルもう泣いてます
 
 ディッカが、ウィル・フェレルを落ち着かせるために
 「コーヒー飲め!」って言ったら、
 「血管を収縮させる~、エ~ン」って。 
 デュッカから「メキシコじゃ子供も飲んでる」って言われると
 ウィル・フェレルは、「メキシコの子供じゃないよ~」って。

 まるで、漫才かと思っちゃいました。
 前半は、こんな感じで、お笑いシーンの連続なんですけど、中盤からは、サッカーチームの監督に燃えて性格の変わっていくウィル・フェレルのストーリーがメインになっていくんで、
 「あ~、いつものアメリカのコメディになるんだろうなぁ…」って思って見ていると、その通り、思ったとおりになっていきます。でも、その後の展開もアメリカンなファミリームービーとして安心して見てられます。
 前半90点、中盤60点、後半70点って感じですかネ??こういう軽いコメディを見ると、やっぱりハリウッドの映画も良いねって思っちゃいます。

 でも、ドタバタ系コメディでなく、普通のファミリー映画として作るんだったら、ウィル・フェレルの息子のサムとウィル・フェレルの腹違いの弟との交流シーンとかも、もっとあっても良かったかも。でも点数は少し厳し目に!60点

ペナルティ・パパ (ユニバーサル・セレクション2008年第7弾) 【初回生産限定】

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『がんばれ!ベアーズニュー・シーズン』安心できるファミリー映画

2006-04-09 00:51:52 | コメデイ
がんばれ!ベアーズニュー・シーズン』BAD NEWS BEARS(05年アメリカ)
 監督 リチャード・リンクレイター
 出演 ビリー・ボブ・ソーントン、サミー・ケイン・クラフト、ジェフリー・デイビス、グレッグ・キニア
 
 ■ストーリー■
 かつてのメジャーリーグのピッチャーだったバターメーカーは、害虫駆除屋を営んでいるが酒浸りの日々。ある日、バターメーカーに、少年野球チーム「ベアーズ」のコーチの依頼がくる。最初、やる気の無かったバターメーカーだったが、初戦で大敗し、学校でベアーズのメンバーがいじめられたことを知り、バターメーカーは真剣に取り組むことにするのだった。バターメーカーは、離婚して依頼3年間連絡を取っていなかった娘のアマンダにベアーズに入るよう頼みに行くのだった。アマンダは剛速球投手だったのだ。
 
 ■感想■ 
 ウォルター・マッソー、テイタム・オニール主演で世界的に大ヒットしたファミリームービー『がんばれ!ベアーズ』(76年)のリメイクです!
 なんでも、かんでもリメイク、リメイクの風潮の中、とうとう『がんばれ!ベアーズ』までもリメイクされました。『バーバー』(01年)のビリー・ボブ・ソーントンが主人公バターメーカーを演じてます。アマンダ役には、本当にベースボールがうまいサミー・ケイン・クラフト。
 
 @KOBAは、ホラー映画やサスペンス映画が好きなんですけど、実は、こういうアメリカンなファミリー映画が好きなんですよネ!『がんばれ!ベアーズ』シリーズも全部見てます!でも、昔すぎて良く覚えてないんですけどネ。あ、TVシリーズも好きでした。
 自分は、最近のハリウッドのリメイクブームって好きじゃないんですけど、今回はオリジナル版は76年なんで、およそ30年前の作品のリメイクだから、
まぁ、良いのかも」って思っちゃいます。さすがに30年前の作品だと、ファンでも無いと、わざわざは見ないですもんネ
 
 ストーリーも、今回のリメイクは、ほとんどオリジナル版と同じようなストーリーです。
 なぜか、バターメーカーの職業はプールの清掃人から、害虫駆除屋になりました。別に変更しなくても良かったような気もしますけどネ。プール清掃が30年前よりメジャーな職業でなくなったのかな??
 あと、バターメーカーが、マイナーリーガーだったのが、メジャーリーガーになってます!う~ん、この変更って良いかも…。
 あと、ストーリーじゃないですけど、原題が“THE BAD NEWS BEARS”だったのが、“BAD NEWS BEARS”になりました。
 
 でも、剛速球を投げるアマンダや、不良のケリー等、キャラクター的にはそんなに変更ないです。
 オリジナル版との変更点といえば、アフリカ系アメリカ人の少年アマードや、車イスの少年フーパーとかが変わってるのかな??時代といえば時代ですネ!フーパーの活躍するシーンとかもちゃんと用意されてます。
 アマードが25番のTシャツを着てるんですけど、あこがれの選手はマーク・マクガイアです。「マクガイアは白人だぞ!」ってバターメーカーに突っ込まれてました!
 口の悪いタナーとかは、今回も面白いです!でも「クサレ」とかは言いません。あれ、それはTVシリーズだったっけ??
 あと、チームのスポンサー見つける件とかは、けっこう笑えました

 オリジナル版同様、リメイク版の今作も、みんなが安心して見られるファミリー映画として十分面白いです!!こういうリメイクならドンドン作ってネ68点
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『暗闇でドッキリ』美人は犯人じゃない!

2006-02-17 00:37:03 | コメデイ
暗闇でドッキリ
A SHOT IN THE DARK(1964年アメリカ)
 監督 ブレーク・エドワーズ
 出演 ピーター・セラーズ、ハーバート・ロム、エルケ・ソマー

 ■ストーリー■
 富豪のバロン邸で殺人事件が起きた。運転手のミゲルが恋人マリア・ガンブレリと一緒にいたところ拳銃で撃たれて殺されたのだ。ミゲルが殺されたとき鍵のかかった部屋にいて、側には撃ったばかりの拳銃をもったマリアがいたのだ。そしてマリア以外のバロン邸にいた全員にアリバイがあった。富豪のバロンとは知らずパリ警視庁はクルーゾー警部を派遣してしまうのだった。クルーゾー警部は捜査から外されるのだが、圧力がかかりクルーゾーが捜査にあたることになるのだった。天使のように美しいマリアが殺人を犯すはずがないとクルーゾー警部は犯人探しを始めるのだった…。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 『暗闇でドッキリ』ってこんな話だったんですね。まるっきり忘れてました!
 あまりにも単純な、まるで「コントみたいな笑いのシーン」でけっこう笑えました。でもクスリとするレベルですけど。噴水に落っこちたり、地球儀に手はさんだりとかビリヤードするシーンとかドリフのコントなみですけど、今観るとかえって新鮮です。
 
 ピーター・セラーズ演じるクルーゾー警部は「重要なのは事実!」とかいって、第1、第2の殺人事件で、どうみても犯人のマリアを「美人だから犯人のはずが無い!」って逮捕しないのは、けっこう笑えます。マリアが犯人じゃなかったらTVシリーズ「弁護士ペリーメイスン」とか「弁護士ペトロチェリー」になっちゃうヨ。180度逆転みたいな感じでね。
 
 「美人が殺人を犯すはずがない!!」って論理がすでにおかしいんですけど、それが正しいんだからネ!!
 実は、この作品のDVD、TVの吹替え音源使用で「日本語吹替え」つきなんですけど、エルケ・ソマー演じるマリアがラストの真犯人がわかるシーンで「犯人は私!」みたいなことを言うなんていう噂を聞いたもんで、ラストのみんなで話すシーン、注意して聞いてたんですけど、そんなこと無いみたいです。

 TVでオンエアしてくれたら、エアチェックして確かめるんですけど、最近、TVの映画劇場で、放映されなかったんで、つい確かめたくてDVD買っちゃいました

 イヤ~、もうずっと昔に観たんで、まるっきり内容忘れてました。でも、本当はピンクパンサーシリーズでは『ピンクパンサー3』(76年)が1番好きなんですけど。
 『ピンクパンサー3』もDVDが単品で発売されたらDVD買っちゃおうかな??コメディ調のスパイ物ですけど、007映画より好きです

 『暗闇でドッキリ』もよくよく考えたら、ミステリーとして十分通用する推理物ですもんネ。あ、でも本格的なミステリー映画ファンは、観て違ってても怒らないで下さい

 こういうクラシックな映画がTVの映画枠でどんどん放映されるとうれしいのにネ!!70点
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『エルフ サンタの国からやって来た』なんで未公開?

2006-02-05 02:24:55 | コメデイ

エルフ サンタの国からやって来た
ELF(2003年アメリカ)
 監督          ジョン・ファブロー
 脚本          デヴィッド・バレンバウム
 出演          ウィル・フェレル
              ジェームズ・カーン
              ズーイー・デシャネル
              エドワード・ワズナー
              メアリー・スティンバーゲン

 ■ストーリー
 30年前、プレゼントを届けに施設にやってきた来たサンタクロースの袋にまぎれこんだ赤ん坊のバディは北極に連れてこられてしまう。
 バディは北極でエルフとして育てられるのだが、ある日、自分がエルフでなく人間であることを知ってしまうのだった。バディはニューヨークにいるという父親ウォルター・ホブスに会いに行くことにするのだが、ウォルターはサンタクロースのブラックリストに載っている人物だった。

 ■感想■
 『奥様は魔女』(2005年)『プロデューサーズ』(2005年)『ペナルティ・パパ』(2005年)のウィル・フェレル主演の全米大ヒットのコメディ。
 
 コメディは受けないと言われてる日本だけに、やはりというか当然のようにビデオ(DVD)スルーになっちゃいました。
 まぁ、日本では、クリスマスは、家族で祝う習慣はメインでないですもんね。若いカップルがイチャイチャする日ですからネ。
 
 デパートで店員さんからフレグランスを「フルーツの香りですよ」って言われて、香りを試すシーンとか、やたらおかしかったです。思わず大笑いしちゃいました。こんな単純なギャグでなのに、ついウッカリ大笑い。
 あとデパートでの売り場での、ここが北極かどうかのやりとりのシーンとかもおかしかった~。
 
 「あ~、いつものアメリカンコメディかぁ~」って観てたんですけど、余りの面白さに画面につい引き込まれちゃいました。
 ホントは最初のバディの育ての親のエルフが話し出すオープニングから画面に引き込まれたんですけどネ。うまいオープニングです。
 とにかくこの作品の感想は
 
「なんで、DVDスルーなの~!!こんなに面白いのにッ!!」
 
 基本的にこういう、ファミリー向けのコメディに弱いんですよネ~。
 アクション映画やホラー映画も好きですが、こういうファミリー映画もけっこう好きなんですよね!
 観てるうちに、感情移入しすぎて最後の方はもうホロリホロリ状態でした。

 ベン・スティーラーの映画に良く出演してるウィル・フェレルが主演なんで、下品なオバカ映画なのかな??とか思ってたんですけど、上品なハートウォーミングな作品でした。

 「う~、クリスマスの時期に観たかった~!」とにかく面白かったです。 90点

エルフ~サンタの国からやってきた~ [DVD]
デヴィット・バレンバウム
タキコーポレーション

 

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『ボクらのママに近づくな!』面白ホロリ…

2005-12-24 19:17:16 | コメデイ
ボクらのママに近づくな!
ARE WE THERE YET?(2005年アメリカ)
 監督    ブライアン・レヴァント
 脚本    スティーヴン・ゲリー・バンクス
        クローディア・グラジオソ
        J・デヴィッド・ステム
        デヴィッド・N・ワイス
 原案    クローディア・グラジオソ
        スティーヴン・ゲリー・バンクス
 出演    アイス・キューブ、ニア・ロング
        ジェイ・モーア、アレイシャ・アレン
        M・C・ゲイニー

 ■ストーリー■
 スポーツ関係のカードやプレミアムグッズを販売するスポーツ用品店に勤めるニックは、向かいのパーティ企画会社に勤めるスザンヌに一目ぼれ!
 しかし、彼女には2人の子供がいることが分かり、さっさとあきらめるのだった。ニックは子供嫌いだったのだ!そんなある日、雨の夜、バッテリーが上がって立ち往生しているスザンヌを助けたことから、翌日から彼女を送り迎えすることになるのだった。友達の関係から進展しないニックだったが、ある日、突然スザンヌの元夫が子供たちと会えなくなり、ニックは成り行きでバンクーバーまでの500kmをスザンヌの元へ、彼女の子供のリンジーとケビンを連れて行くことになるのだった…。

 ■感想■
 アイス・キューブ主演のコメディ映画。
 
 以前、TV東京の情報番組「SHOWBIZ COUTDOWN」(日曜深夜0:00~)で、今作の作品紹介をされていて、少し面白そうだと思っていた作品が今作です。
 日本劇場未公開ですが、ジャンルが日本では受けないと言われてるコメディだからしょうがないですね。
 今作といい、同じくアイス・キューブ主演のアクション映画『トリプルXネクスト・レベル』(2005年)といい、ケイト・ハドソン主演のスリラー『スケルトン・キー』(2005年)といい、けっこう面白い作品がビデオ(DVD)スルーなんですよネ。
 スティーヴン・スピルバーグ監督の作品だったら、拡大ロードショーとかいってシネコンとかでもバリバリ時間ずらして上映するのにね~。まぁ、上映する方も営利目的だからしょうがないけですけどネ…。
 
 強面のアイス・キューブが2人の子供の母親のシングルマザーに恋するハリウッドお得意のドタバタコメディです。
 ドタバタシーンで笑わせておきながら、ところどころに感動させるシーンやらホロリとさせるシーンをちりばめてるハートウォーミング系コメディです!!
 主演のアイス・キューブが製作もやってます。
 共演は『ビッグ・ママス・ハウス』(2000年)のニア・ロング。
 『ピクチャー・パーフェクト彼女が彼に決めた理由』(1997年)のジェイ・モーア。

 今作も、「SHOWBIZ COUNTDOWN」で面白いシーンを、バリバリ紹介してたんで、そんなに笑えませんでした。コメディなのに、笑いのシーンが事前にわかっているとねぇ~。あと、前述の『トリプルXネクスト・レベル』のDVDで、今作の予告を観ちゃったんで少し忘れかけていた笑いのシーンを思い出しちゃいました。
 予告とかで、あんまり笑いのシーン紹介するのやめて欲しいです。でも今作は紹介し切れない笑いのシーンとかが、けっこうあったんでまだ良かったですけど・・。
 でも、「SHOWBIZ COUNTDOWN」で紹介されてなかったら、今作を観ていないですけどね。
 
 それでも、薬局のガラス越しのシーンや、相撲のシーンとか、鹿のシーンはクスりと出来ました。でも、コメディ映画でも今作は、笑いのシーンよりもホロリの要素の方が強いですね。
 自分は、恋愛物は、あまり観ないですけど、コメディ色のおかげで、最後まで楽しく楽しく観れました!面白かったです! 65点

ボクらのママに近づくな! [DVD]
フィリップ・ボールデン,アレイシャ・アレン,ニア・ロング,アイス・キューブ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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『ミート・ザ・ペアレンツ』アメリカン、コメディ、アメリカン!

2005-12-08 02:59:52 | コメデイ
ミート・ザ・ペアレンツ
MEET THE PARENTS(2000年アメリカ)
 監督    ジェイ・ローチ
 脚本    ジェームズ・ハーツフェルド
        ジョン・ハンズバーグ
 原案    グレッグ・グリエンナ
        メアリー・ルース・クラーク
 出演    ベン・スティーラー、ロバート・デ・ニーロ
        テリー・ポロ、ブライス・ダナー
        オーウェン・ウィルソン

 ■ストーリー■
 ナースのグレッグは恋人のパムにプロポーズしようとするが、パムの妹が結婚することになり、結婚式に出席するためにパムの実家へ行くことになる。かつて花屋をやっていたパムの父親ジャックからの許可をもらおうとするのだが、実はジャックは元CIAの頑固オヤジだったのだ…。

 ■感想■
 『ロッキー&ブルウィンクル』(2000年)、『アナライズ・ユー』(2002年)、『ショウタイム』(2002年)と、最近はコメディ映画に出演し続けるロバート・デ・ニーロ出演の大ヒットコメディ映画。
 アメリカ人が、いかにも好きそうな内容のコメディです!
 笑いも下品な笑いも多です!
 この作品も、観よう!観よう!と思っていたんですが、ついこの前の土曜の深夜(2005年12月3日深夜)、TBSで放映されたんで鑑賞しました。
 今回の以前に、すでにテレビで放映してるんですよね。TV情報誌「TVブロス」の映画紹介欄に「初」マークがついてなかったです。知らなかったです。
 
 ベン・スティーラーの映画なんで、ギャグのレベルが小学校3年生レベルです。
 プールのシーンや、屋根の上のシーンとかは、それでもついニタリとするくらいはおかしかったですけどね。
 でも、こういった特に笑えるシーンはお馴染み「SHOWBIZ COUNTDOWN」(TV東京 日曜24:00~)の作品紹介でやってました。「SHOWBIZ COUNTDOWN」の紹介シーンを観たのが、ずいぶん前だったので、忘れてたんで笑えましたけどね。
 いつものことながら「SHOWBIZ COUNTDOWN」で紹介されるコメディ映画って、特に面白いシーンを紹介しちゃうから、「すごく面白い作品なんだろうな」って、勝手に思っちゃうんですよね。
 実際は、紹介されたシーンが1番笑えるシーンだったりしてネ。

  
 ところで、今作のロバート・デ・ニーロって、世間一般では頑固親父っていうんですか??なんか物分りの良いオヤジさんだと思うんですけどねぇ~。
 自分がベン・スティーラーの立場だったら元CIAのジャックみたいな義理の父親だったらゼンゼンOKですけど。CIAっていう所はちょっと引きますけどネ。
 逆に、ジャックの立場だったらベン・スティーラーみたいな彼が娘との結婚申し込みに来たらイヤだなぁ、なんかいいかげんそうだし。
 シッポにペンキ塗ってもごまかせるわけないだろ!!
 まぁ、オーウェン・ウィルソンよりはいいけどね。なんか映画を観る視点が、完全にロバート・デ・ニーロ側になってます!! 40点

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『さよなら、さよならハリウッド』こんにちは、 こんにちはウディ・アレン

2005-12-07 00:22:09 | コメデイ
さよなら、さよならハリウッド
HOLLYWOOD ENDING(2002年アメリカ)
 監督    ウディ・アレン
 脚本    ウディ・アレン
 出演    ウディ・アレン、ティア・レオーニ
        トリート・ウィリアムズ、ジョージ・ハミルトン
        デボラ・メッシング、マーク・ライデル

 ■ストーリー■
 オスカー監督ヴァル・ワックスマンは、わがままで金使いが粗いためハリウッドでは落ちぶれて、今ではCFの監督をやって生活している状態。そんなヴァルにメジャー作品「眠りなき街」の監督のオファーがやってくる。離婚した妻エリーがヴァルにピッタリの作品と推薦してくれたのだ。しかし、映画の製作会社の重役ハルは、エリーを奪った男だった。この作品を失敗したら後が無いということや、制作費6000万ドルのメジャー作品ということ、離婚した妻や妻を奪った男のもとで映画をつくるというプレッシャーから、クランクインの前夜、ヴァルは心因性の失明状態になってしまうのだった。 

■□■ネタバレあり!■□■
 
 ■感想■
 ウディ・アレン監督、脚本、主演の映画製作のコメディ。
 ウディ・アレンの映画を久々に見ました。
 「観よう!観よう!」と思いつつ『おいしい生活』(2000年)も、未見のままです!
 出演しただけの『ヴァージン・ハンド』(2000年)もまだ観てません。
 今作『さよなら、さよならハリウッド』は、以前「SHOWBIZ COUNTDOWN」(日曜深夜0:00~TV東京)で紹介されたときに、「面白そうだなぁ」って思っていたのに、観ないまま今日まで来ちゃいました!!
 でも、今作って、実はもう3年前の作品なんですね~。
 
 何回も記事に書いていますけど「SHOWBIZ COUNTDOWN」って、映画の紹介のコーナーで、その作品の1番おいしいシーンとかをやっちゃったりしちゃうんですよね。
 ウディ・アレンが2階から落っこちゃうシーンとかって1番笑えるシーンなのに、“SHOWBIZ COUNTDOUN”で紹介されていたんで、そんなに笑えませんでした。 
 なんて、言いつつこの記事でも書いちゃいました!
 観る前に、この記事読んだ方、すいません。
 でも“SHOWBIZ COUNTDOWN”で紹介されていなかったら、今作も観ていなかったかもしれないんだから、あんまり紹介しないのもダメなんで、困っちゃうんですよね

 出演はウディ・アレンの他には『バッド・ボーイズ』(1995年)、『ジュラシック・パークⅢ』(2001年)のティア・レオーニ。
 海洋モンスター映画『ザ・グリード』(1998年)、野獣教師シリーズ『野獣教師2』(1998年)、『野獣教師3』(1999年)、『U.S.ソルジャース』(2000年)(←『野獣教師』シリーズの4作目です。こんなタイトルつけないで~、気がつかないよ~(泣))のトリート・ウィリアムズ。
 『ドラキュラ都へ行く』(1979年)、『エイト・ヘッズ』(1997年)のジョージ・ハミルトン。相変わらずダンディーなオーラを発してます。
 あとは、トンデモ映画『プロフェッシー』(2002年)、『ポリーmy love』(2004年)のデボラ・メッシング。監督のマーク・ライデルも出演してます。

 いかにもウディ・アレンお得意のライトなコメディです。
 今回、テーマはハリウッドの映画制作っていうことで、映画ファンほど観てて楽しめる内容になっています。
 “映画製作なんてこんなもんだよ”っていうウディ・アレンの声が聞こえてきそうな感じの作品です。
 何の特色もない中道路線で映画を作ろうとする製作会社重役やら、タイムズスクエアやエンパイヤステートビルをセットで作れという美術監督やら。
 そんなセット作れなんて『ポンヌフの恋人』かッ!って感じです!!
 
 ニューヨークから出て行って、西海岸に移り住むエリーをバカにしたり、製作現場に宣伝のために雑誌記者がドンドン入って来ちゃったり、もうハリウッド全体を小バカにした感じでとても面白かったです。

 今回、日本語吹替え版を見たんですけど、ウディ・アレンの声が角野卓三さんさんでした!!ウディ・アレンの声と決して合っていないわけじゃないんだけど、何か、自分的には、羽佐間道夫さんのイメージが強くて…。

 でも2階から落っこちるシーン以外でおかしかったのは、目が治ったウッディ・アレンが自分が作った映画のラッシュを見て
 「なんだ、これは目の見えない監督が撮ったみたいだ!!」 
 ってかなり笑えました。
 映画好きには観て欲しい1本です。 70点

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『バス男』ユルユル未公開、キタ――(゜∀゜)――!!!!!

2005-12-02 00:05:51 | コメデイ
バス男
NAPOLEON DYNAMITE(2004年アメリカ)
 監督    ジェレッド・ヘス
 脚本    ジャレッド・ヘス
        ジェルーシャ・ヘス
 出演    ジョン・ヘダー、ジョン・グリース
        エフレン・ラミレッツ

 ■ストーリー■
 見るからにオタク系の高校生ナポレオン・ダイナマイトは高校まで、バスに乗って通うバス男。ある日、ナポレオンは転校生のメキシコ人ペドロと友達になる。ペドロは生徒会長に立候補するのだが…。 
 
 ■感想■
 製作費が400万円にも関わらず、全米で大大大ヒットしてロングランになった超話題の田舎の高校生の日常を描くユルユル脱力系コメディです!!
 アメリカで大ヒットしたのもわかります。大したストーリーもない、ホントにユルユル日常を描いてるだけの作品なのに、超面白いです。
 日本でヒットしたアキバ系のオタク少年(青年?)の恋愛物のタイトルが「電車男」だからって、今作のタイトルが“バス男”って!!!
 良いタイトルです!
 

 20世紀フォックスのホームページによると
 【全米コメディフェスティバル】
  ・最優秀賞作品賞
  ・ゴールデンサテライトオリジナルスコア賞
  ・MTV映画賞2005最優秀作品賞 
  を、受賞したそうです。
 
 あと、今作は、最も有名なインディーズ映画祭のサンダンス映画祭正式出品作品です。

 展開が脱力系でダラダラ、ユルユルなのに、ランニングタイム95分の間、全然退屈しません。
 「ガハハ」と笑う感じの作品じゃないですけど、全編、ニタニタしっぱなしです。
 
 アメリカだと映画を観る人の大多数は、田舎の人だろうから、田舎のティーンに受けたんでしょうね~。
 みんながみんな、アメフトやってるマッチョとか、金髪のチアリーダーじゃ無いですもんネ。

 でもアメリカあたりじゃ、日本よりオタクを受け入れそうな気がするんですけどね。
 もちろん軽いオタクですだけど。
 広い意味で言ったらトレッキーだって、「宇宙大作戦スタートレック」のオタクですもんね。
 フィギア文化も日本より確立されてるし。コンベンションでコスプレしてる人たち明るそうで、楽しそうですもんね。
 オタクって、頭良さそうな感じがしますしね。
 でも、マッチョ系スポーツマンやら、チアリーダータイプの観客あたりは、この映画、面白くないでしょうねぇ~。

 今作の感想ですけど、自転車を奪おうとしていたマッチョに、偶然車で乗りつけたペドロのいとこたちが見ていて、注意するシーンとか、最高でした!
 あと、生徒会長候補のライバルのサマーのピニョータを棒で叩いてて注意されるシーンとかも、かなりおかしかったです!!
 う~ん、DVD買っちゃおうかな?? 70点

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『ビバリー・ヒルビリーズじゃじゃ馬億万長者』こんなリメイクもあったっけ。

2005-09-16 01:27:18 | コメデイ
ビバリー・ヒルビリーズじゃじゃ馬億万長者
THE BEVERLY HILLBILLIES(1993年アメリカ)
 監督    ペネロープ・スフィリース
 脚本    ローレンス・コナー
        マーク・ローゼンタル
        ジム・フィッシャー
        ジム・スタール
 出演    ジム・バーニー、エリカ・エレニアック
        クロリス・リーチマン、ダブニー・コールマン
        リリー・トムリン、リー・トンプソン
        バディー・イブセン

 ■ストーリー■
 山奥で田舎暮らしをしていたジェドの家族は、ウサギを撃とうとして誤って地面を撃ってしまい油田を掘り当ててしまう。億万長者になったジェドの家族は娘の教育のためビバリーヒルズに引っ越してくるのだった。

 ■感想■
 アメリカのTVシリーズ「じゃじゃ馬億万長者」のリメイクの映画化作品。

 今作は日本でも劇場公開されてました。
 同じくTVシリーズ「モッズ特捜隊」のリメイク『モッド・スクワッド』(1999年)は、確か劇場未公開だったんですよね~。クレア・デーンズも出てるのにね。『モッド・スクワッド』は、軽いアクション映画として、けっこう好きなんですよね。
 
 『ビバリー・ヒルビリーズじゃじゃ馬億万長者』も、つい最近の作品と思ってましたけど、本国アメリカで公開されたのが1993年、日本での劇場公開が1994年だから、もう10年以上前の作品だったんですね。2005年9月10日の深夜26:25くらいから、TV朝日で放映してたので鑑賞しました!!
 1993年のコメディ映画だからなのか、未DVD化です!!

 “鑑賞した”っていうより“観ちゃいました”っていう表現がピッタリの、そういう感じの軽い感じの作品です。
 細かいギャグの連続と、ストーリーもそんな真剣な感じの映画じゃないです!!

 今作なんですけど、TV東京の「SHOWBIZ COUNTDOWN」(日曜深夜24:00~)で紹介されていたときは、チェックしてたんだけど、いつの間にか劇場公開されて、いつの間にかビデオ化されてました。

 深夜枠だというのに、始まる時間も、TVブロスの情報と違ってたし、字幕だし、であんまり気乗りしなかったんだけど、観出したら余りのバカバカしさに、ついつい最後まで観ちゃいました。
 1番面白かったのは、アメリカのTVシリーズ「名探偵ジョーンズ」テーマ♪に乗ってバディ・イブセンが出てきたところです!!それも出てきた段階で犯人わかっちゃうし。こういう細かいネタ好きです!
 でも、日本じゃ「名探偵ジョーンズ」も認知度低いですしね。アメリカじゃ、昔のTVシリーズもちゃんと再放送されているんですよね。
 深夜とかに、つまらないバラエティー番組製作したり放映したりしてるんなら、昔の外国TVシリーズ再放送して欲しいです!!
 みんながスカパーのCS放送が入るわけじゃないんだから。 

 出演はジム・バーニー、クロリス・リーチマン以外には『ウォーゲーム』(1983年)、『天国に行けないパパ』(1990年)のダブニー・コールマン。
 『縮みゆく女』(1981年)、『あやしい奴ら』(1993年)のリリー・トムリン。
 『ハワード・ザ・ダック暗黒魔王の陰謀』(1986年)、『恋しくて』(1987年)のリー・トンプソンと豪華な俳優で固めてます。ドリー・パートンも出てるので、ダブニー・コールマン、リリー・トムリンと『9時から5時まで』(1980年)のメンバー勢ぞろいって感じです。ジェーン・フォンダはカメオ出演もムリですもんね。メンバーそろったのも偶然だろうし。
 あまり深く考えないで楽しめました。 60点
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『オーシャンズ12』オーシャンと12人の内輪受け

2005-07-30 18:14:39 | コメデイ
オーシャンズ12
OCEAN’S TWELVE(2005年アメリカ)
 監督    スティーブン・ソダーバーグ
 脚本    ジョージ・ノルフィ
 出演    ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ
        ブラッド・ピット、マット・デイモン
        キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ヴァンサン・カッセル
        アンディ・ガルシア、バーニー・マック

 ■ストーリー■
 ラスベガスのベネディクトのカジノから1億6000万ドルを盗んで3年、それぞれに暮すオーシャンたちだったが、ある日、各メンバーの前にベネディクトが現われる。2週間以内に利子を付けて金を返すよう脅迫してきた。オーシャンたちは再び集結し金を得るためヨーロッパへ向かう。ベネディクトにオーシャンたちの情報を売ったのは、オーシャンと自分のどっちが1番の泥棒かを競うためにナイトフォックスが仕掛けた物だった。

 ■感想■
 2001年に大ヒットした犯罪コメディ『オーシャンズ11』の続編。
 
 前作は、豪華なキャスティングのメンバーがオシャレな感じで泥棒するっていう、それなりにハリウッド的に面白い作品でしたけど、続編の今作は、ヒ、ヒ、ヒドイ!!
 前作の“それなりに面白い”っていうのも、ヒマでヒマで時間が有り余ってて「何か観る作品ないかな??」っていうときに、何も考えずに観るには“面白い”っていうレベルですけどネ!
 
 今回は、前作のメンバーにキャサリン・ゼタ=ジョーンズとヴァンサン・カッセルの2人が加わってます。
 まぁ、今作の目玉になっているオールスター夢の競演を楽しみましょう。他に楽しむところは一切無いですから!!

 前作は、まるっきり期待していなかったせいか、軽いノリで、それなりに楽しめましたけど、続編の今作は、
 チャカチャカした画面で何が起きているのかが、まるっきり分からない!!
 もうカット割りも細かすぎて、観る気が全然起きない!!

 ハッキリ言って、今作は、
 “出演しているスターたちだけが、楽しそうにヨーロッパ旅行してます!!”
 その合間に映画の撮影してるよ~!って感じで、今1、今2、今3、今4、今5って感じ。これでもほめすぎ!今100000000かも!

 細かいカット割りやら、つまらない笑えない小ネタばっかりで、出演してるスターたちの熱烈なファンじゃないと、かなりツライかも。
 
 ストーリー的には、一応、犯罪モノなのに、何の伏線もなく、あのラストへの展開はもうほとんど反則技!!。
 こんな大作で、あの展開はヒドイ!TVムービーじゃないんだから、入場料とる劇場作品なんだから!!ひどすぎ!!
 まぁ、TVムービーだったらチャンネル回されちゃうかもしれないから、こんな雑な作りは出来ないでしょうけどね。

 「『オーシャンズ12』はスターたちの顔だけ見てればいいや!」って映画ファン向けですネ。

 でも、ジュリア・ロバーツのニセモノ役をジュリア・ロバーツが演じたときは、バカらしくて少し笑えましたけどネ。あと、その関係で、突然ブルース・ウィリスが登場したときはビックリ。ノークレジットだったし。面白かったのは、ホントにそのシーンくらいだけですかね??そういえばアルバート・フィニーも出てます。

 それにしてもスターが大勢、出てるだけの、ノホホン映画にランニングタイム125分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!長すぎ!!
 あと40分短くてもいいでしょ。いや、あと50分短くていいです!! マイナス50点
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『バッファローソルジャーズ戦争のはじめかた』普通コメディ!

2005-06-05 01:52:22 | コメデイ
バッファロー・ソルジャーズ戦争のはじめかた』(a.k.a.戦争のはじめかた)BUFFARO SOLDIERS(2001年イギリス、ドイツ)
 監督    グレゴール・ジョーダン
 脚本    エリック・アクセル・ワイズ
        ノラ・マッコビー
 原作    ロバート・オコナー 
 出演    ホアキン・フェニックス、エド・ハリス
        スコット・グレン、アンナ・パキン、エリザベス・マクガバン
 
 ■ストーリー■
 冷戦時代、ベルリンの壁が崩壊する直前の西ドイツ、駐留アメリカ軍の補給部隊のエルウッドは、麻薬を精製しトルコ人マフィアや軍内部で売りさばき、ぼろもうけしていた。上司のバーマン大佐は出世しか興味がなく、エルウッドと妻が関係してるのも気付かないほどだった。
 しかし、ある日、リー曹長がやって来て状況は一転する。ベトナム戦争経験者のリーは厳しい規律で基地内を取り締まろうとしていたからだ。リー曹長に目をつけられたエルッドは仕返しのため、リー曹長の娘ロビンに言い寄るのだった。


 ■感想■
 アメリカの軍隊を舞台にしたコメディ映画。

 アメリカ同時多発テロのため、全米公開が5回も遅れた問題作。
 なんかアメリカ軍をバカにしていますもんね、そりゃ公開伸びまくりですよね。
 それでも、ちゃんと公開したんだから、アメリカはえらいですネ。
 
 原作はピューリッツァ賞のフィクション部門にノミネートされたロバート・オコナーの「バッファローソルジャーズ」(ハヤカワ文庫)。
 ストーリーは、フィクションですけど、取材をして、けっこう現実的なことを脚色したみたいですね。
 エヘヘ!それじゃやっぱり公開伸びちゃいますよ。
 
 なんてたってパパブッシュ時代が舞台でしょ。
 それにしても演習中の戦車は、兵士たちがラリッてて町を破壊するわ!
 武器を運んでいた兵士は、暴走した戦車が破壊したガソリンスタンドの爆発に巻き込まれて死んじゃうわ!
 武器は行方不明になるわ!
 
 行方不明の武器は、エルウッドたちが偶然発見して横領しちゃうんですけどね。

 基地内では麻薬の精製、密売が行なわれてるわ!

 こりゃ大変、大変!
 
 冒頭、ヒマをもてあました兵士たちが部屋の中でフットボールやってて、兵士の1人が頭を机の角にぶつけて死んじゃうんだもんね。で、また、その処理の仕方がまたけっこう笑える。

 かなりブラックな感じです。

 色んなエピソードが、出てきて退屈しないのも良いです!!中盤から、スコット・グレン演じる怪物みたいなリー曹長が、出てきてからチョット物語が方向転換していきます。
 ブラックコメディから、ブラックスリラー系に!!
 
 このリー曹長役ってフレッド・ウォードとかでも良かったかもしれないですね。フレッド・ウォードと言えば、『シャイなラブレター』(1985年)での怖い父親役の印象が強すぎです!!ちょっと、例が古いですかね?でも、フレッド・ウォードも、ベトナム戦争体験者の設定だとおかしくないでしょ!!
 
 アメリカ軍を、かなりおちょくってるから、今のアメリカでは公開しづらいのは確かですね。
 当然といえば当然だけどアメリカ軍の全面的協力なんてないから戦車は個人の戦車マニアから借りたらしいです。
 アメリカ人だったらこれくらいのユーモア理解して欲しいけどね。

 自分はアクション映画以外はけっこう食わず嫌いなんだけど、この作品は、はっきり言って面白かったです。2度3度観直すかどうかはわからないですけどね。でも、ランニングタイムも98分だしちょうど良い長さです。         65点


バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた [DVD]
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