『ヘルボーイ ゴールデン・アーミー』
HELLBOY Ⅱ THE BGOLDEN ARMY(2008年アメリカ、ドイツ)
監督 ギレルモ・デル・トロ
脚本 ギレルモ・デル・トロ
原案 マイク・ミニョーラ
原作 マイク・ミニョーラ
出演 ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ
■ストーリー■
遥か昔、エルフ族と人間は世界をめぐって争いを続けていたが、エルフの王は不死身のロボット軍団「ゴールデン・アーミー」を作り人間に勝利する。しかし、余りの惨状に心を痛めたエルフの王は、人間と平和条約を結ぶのだった。
エルフの王は破壊力の強いゴールデン・アーミーが再び活動しないように、ゴールデン・アーミーを意のままに操れる王冠を3つに分解しバラバラに管理するのだった。しかし、現代、人類が環境を破壊している状況に怒ったエルフ王の息子ヌアダは人類抹殺を図り王冠の一部を取りかえすためマンハッタンのオークション会場に現れ会場にいた者を皆殺しにして王冠の1片を持って行くのだった。超常現象を捜査するBPRDは早速捜査を開始するのだった。
■感想■
マイク・ミニョーラ原作のコミックの映画化。
前作『ヘルボーイ』(04年)に引き続きギレルモ・デル・トロ監督が再び監督してます。
ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、出演者も前作と同じキャストで演じています!
前作もコミックの映画化らしく肩の凝らない超エンターテイメント作品でしたけど、続編の今作も前作に負けず劣らず超超超エンターテイメント映画になっています!!
とにかく「面白い!!面白い!!」
コミック系映画が好きな映画ファンは必見です!!やっぱりお金のかかったエンターテイメント作品って良いですね!!と思えてくる大作系の超エンターテイメント作品です!!
ギレルモ・デル・トロ監督もこういう作品がスキなんでしょうね!!とにかく面白いです!!
今作は、あんまり日本ではヒットしなかったらしいですけど、「なんで??なんで??」
こんなに面白いのに!!
前作で活躍していた人間の若手の諜報部員は左遷させられて、新しくやってきた上司ヨハンまでヘルボーイたち同様、モンスターになっちゃって、メインの登場人物で、人間らしい登場人物がほとんどいなくなっちゃいました。
人間の諜報部員はいても足手まといになっちゃうからでしょうけど、いくらなんでも“左遷”だなんて、かわいそすぎな設定!!
まぁ、もともとヘルボーイの設定が地獄からやてきたっていう設定だから、モンスターばっかり出てきてもオカシクないんでしょうけど、それにしても、日頃、何気なく過ごしている世界に、こんなにモンスターがいるっていう設定を普通に映像化しちゃうなんて、素晴らしすぎ!!
ギレルモ・デル・トロ監督ってモンスターとかファンタジー系のクリーチャーが好きなんですね。
クリーチャーは好きでも、人間はキライなのか、街中でヘルボーイが巨大植物と戦って活躍した後の、街の人間たちの反応が悪すぎです!みんなでヘルボーイのせいにして!!モンスターは素直だけど、人間は性格が悪いってコトですもんね。
でも、アメリカ人って、あういう反応示さないと思うんですけどね。アメリカ人だったら、ヘルボーイの活躍に拍手すると思うんですけど、どうでしょう??
アメリカ人って素直に感情を表に出すから、あそこは“拍手喝采”でヘルボーイを迎え入れるはず!!ヘルボーイたちの孤立感を出したかったんでしょうけど、いくらなんでもあれはリアリティが無い感じです。
ヌアダ王子と、肉体的に感応している双子のヌアラの存在がいるってことで、ラストの展開が読めちゃいますけど、そこはこういう作品の“お約束の展開”ということで許しちゃいます!!とにかく満足です。
最後の方で、ヘルボーイが人間と戦いそうな雰囲気を出して終わりますけど、そういう方向性なんでしょうか??
エンターテイメント系の作品と思って油断してると、いつか暗いシリーズになっちゃうんでしょうか??それはそれで観てみたいですけど、自分的にはヒーローが単純に活躍するヒーロー物で十分なんですけどね。
シリーズの第3作はあるんでしょうかね。もし製作されるなら、今後のシリーズを観るのが楽しみな作品になってます!! 80点
HELLBOY Ⅱ THE BGOLDEN ARMY(2008年アメリカ、ドイツ)
監督 ギレルモ・デル・トロ
脚本 ギレルモ・デル・トロ
原案 マイク・ミニョーラ
原作 マイク・ミニョーラ
出演 ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ
■ストーリー■
遥か昔、エルフ族と人間は世界をめぐって争いを続けていたが、エルフの王は不死身のロボット軍団「ゴールデン・アーミー」を作り人間に勝利する。しかし、余りの惨状に心を痛めたエルフの王は、人間と平和条約を結ぶのだった。
エルフの王は破壊力の強いゴールデン・アーミーが再び活動しないように、ゴールデン・アーミーを意のままに操れる王冠を3つに分解しバラバラに管理するのだった。しかし、現代、人類が環境を破壊している状況に怒ったエルフ王の息子ヌアダは人類抹殺を図り王冠の一部を取りかえすためマンハッタンのオークション会場に現れ会場にいた者を皆殺しにして王冠の1片を持って行くのだった。超常現象を捜査するBPRDは早速捜査を開始するのだった。
■感想■
マイク・ミニョーラ原作のコミックの映画化。
前作『ヘルボーイ』(04年)に引き続きギレルモ・デル・トロ監督が再び監督してます。
ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、出演者も前作と同じキャストで演じています!
前作もコミックの映画化らしく肩の凝らない超エンターテイメント作品でしたけど、続編の今作も前作に負けず劣らず超超超エンターテイメント映画になっています!!
とにかく「面白い!!面白い!!」
コミック系映画が好きな映画ファンは必見です!!やっぱりお金のかかったエンターテイメント作品って良いですね!!と思えてくる大作系の超エンターテイメント作品です!!
ギレルモ・デル・トロ監督もこういう作品がスキなんでしょうね!!とにかく面白いです!!
今作は、あんまり日本ではヒットしなかったらしいですけど、「なんで??なんで??」
こんなに面白いのに!!
前作で活躍していた人間の若手の諜報部員は左遷させられて、新しくやってきた上司ヨハンまでヘルボーイたち同様、モンスターになっちゃって、メインの登場人物で、人間らしい登場人物がほとんどいなくなっちゃいました。
人間の諜報部員はいても足手まといになっちゃうからでしょうけど、いくらなんでも“左遷”だなんて、かわいそすぎな設定!!
まぁ、もともとヘルボーイの設定が地獄からやてきたっていう設定だから、モンスターばっかり出てきてもオカシクないんでしょうけど、それにしても、日頃、何気なく過ごしている世界に、こんなにモンスターがいるっていう設定を普通に映像化しちゃうなんて、素晴らしすぎ!!
ギレルモ・デル・トロ監督ってモンスターとかファンタジー系のクリーチャーが好きなんですね。
クリーチャーは好きでも、人間はキライなのか、街中でヘルボーイが巨大植物と戦って活躍した後の、街の人間たちの反応が悪すぎです!みんなでヘルボーイのせいにして!!モンスターは素直だけど、人間は性格が悪いってコトですもんね。
でも、アメリカ人って、あういう反応示さないと思うんですけどね。アメリカ人だったら、ヘルボーイの活躍に拍手すると思うんですけど、どうでしょう??
アメリカ人って素直に感情を表に出すから、あそこは“拍手喝采”でヘルボーイを迎え入れるはず!!ヘルボーイたちの孤立感を出したかったんでしょうけど、いくらなんでもあれはリアリティが無い感じです。
ヌアダ王子と、肉体的に感応している双子のヌアラの存在がいるってことで、ラストの展開が読めちゃいますけど、そこはこういう作品の“お約束の展開”ということで許しちゃいます!!とにかく満足です。
最後の方で、ヘルボーイが人間と戦いそうな雰囲気を出して終わりますけど、そういう方向性なんでしょうか??
エンターテイメント系の作品と思って油断してると、いつか暗いシリーズになっちゃうんでしょうか??それはそれで観てみたいですけど、自分的にはヒーローが単純に活躍するヒーロー物で十分なんですけどね。
シリーズの第3作はあるんでしょうかね。もし製作されるなら、今後のシリーズを観るのが楽しみな作品になってます!! 80点
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