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『書剣恩仇録』皇帝は兄弟’87

2013-07-10 22:18:32 | 香港映画

書剣恩仇録 上 紅花会
書剣恩仇録 下 香香公主
(劇場公開題:『清朝皇帝』ビデオ題:『風と興亡』)
書剣恩仇録 THE ROMANCE OF BOOK AND SWORD
香香公主 PRINCESS FRAGRANCE
(1987年中国、香港)
 監督           アン・ホイ
 脚本           スー・チョンショウ
               リー・ビンホン
 原作           金庸
 出演           チャン・ドゥオーフ
               ダー・シーチャン
               アイヌイリー


 ■ストーリー■
 清朝の第六代の乾隆帝に紅花会の総蛇主、千万亭は明復興を願い出るのだった。乾隆帝には出生の秘密があり、それをネタに協力を依頼するのだが、乾隆帝は紅花会の総蛇主を捕らえようとするのだった。総蛇主は殺され、紅花会の総蛇主は、陳家洛が継ぐのだった。
 陳家洛は、引き続き乾隆帝に反清復明に協力するよう迫るのだが・・・。

 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 金庸原作「書剣恩仇録」の映画化作品。
 1987年の作品で、日本では『清朝皇帝』のタイトルで劇場公開されました。
 全然知りませんでした・・・。
 マクザムさんから2013年7月5日にレンタル開始されて、初めて今作のコト知りました。
 『清朝皇帝』のタイトルでは、金庸の映画化作品だとは思わないですよね~。

 2部作で3時間超えの作品ですが、武侠映画の見せ場らしい見せ場が少ない作品でした!映画の冒頭の乾隆帝の狩りのシーンとか、最初からこんなに要らないのでは?と思うくらい延々と見せておきながら、登場人物が殺されたコトが分かるのはセリフだったりして、ちょっと不思議な感じの作品でした!
 中国、香港合作ですが、中国色の強い作品ですね。
 香港映画だったら、この内容なら80分くらいで映像化しちゃいそうですね。
 
 とにかく、2部作にする必要があるの??って感じで長すぎ!
 ウロウロしているだけの印象の魅力的でない主人公!
 出生の秘密を握っていても結局、何もできない紅花会!
 最後は乾隆帝に良いようにされて、終わり!

 「え~ッ、これで終わり??」

 延々と3時間もかけて、主人公以外、みんな死んじゃうという素晴らしすぎる展開にビックリ!このストーリーは原作通りなんでしょうか??ある程度原作通りならしょうがないですけど・・・。
 劇場公開のときに『清朝皇帝』のタイトルで歴史物と思って観た人は、どう思ったんでしょうね??
 今度、ショウブラザース版のティ・ロン主演の『書剣恩仇録』を観て、今作と比べてみたいですね!   40点
 

コメント
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