『スプートニク』
SPUTNIK(2020年ロシア)
監督:イゴール・アブラメンコ
脚本:オレグ・マロヴィチュコ
アンドレイ・ゾロタレフ
出演:オクサナ・アキンシナ
ピョートル・フェードロフ
フェードル・ビイダルチュク
アントン・ヴァンシレフ
ヴィタリヤ・コルニェンコ
■ストーリー■
1983年オービタ4が地球に帰還する。ソヴィエト、モスクワ脳医学研究所では、タチアナ・ユリエヴナが治療のため17歳の少年を1分近く水に沈めたことが問題になり審問会が開かれていた。審問会のあと、タチアナにセミラドフという男が近づいてくる。神経精神医学的な見地からある患者を診て欲しいという依頼だった。先般帰還したオービタ4の報道は正しいものでなく、搭乗員のコンスタンティンが記憶障害になってカザフスタンの基地にいるので診察してくれというものだった。
■感想■
ロシアのSci-Fi映画。
タイトルが”スプートニク”だったので、当然のようにロシアの映画だと思っていたんですが、あるときから、勝手に違う国の映画だと思い込んでました、、、。
で、観はじめたら、やっぱりロシア映画でした。(無駄な字数かせぎ、、、)
なんか、ブルーレイのパッケージからして、「エイリアンと人類が戦う映画??」とか思っちゃいましたけど、全然違ってました!!
作品に出てこないような爆発シーンがパッケージに映っていたり、全然違う内容をイメージさせるようなパッケージの作品もたーくさんありますが、、、まさか、今作もそんな作品だったとはッ!!
面白くなかったワケではないですが、想像と違いすぎ!!Sci-Fi映画ファンには必見の作品なんでしょうが、、、。
Sci-Fiアクション映画度 ★
Sci-Fiホラー映画度 ★
ドラマ度 ★★
ロシア映画なので、少し長めのランニングタイム113分。まぁ、インド映画に比べたら、歌と踊りもなくすごーくコンパクトですが、、。
2020年トライベッカ映画祭で公開されると、Sci-Fi映画ファンの話題になり、【シッチェス・カタロニア国際映画祭】では、正式出品され優秀作品賞にノミネートされました。
その他、【トリエステSFフェスティバル】2020年では国際Sci-Fi映画の監督賞受賞しました!
ノミネートされた映画賞をいくつかあげると、
【サターン賞】2021年
優秀国際映画賞 ノミネート
【エトランジュ映画祭】2020年 フランス
優秀長編作品賞 ノミネート
【ロンド・ハットン・クラシック・ホラーアワード】2020年
優秀インデペンデント映画 ノミネート
とにかく評判が良かった作品なんですが、、、。内容が少し地味だから、やっぱり日本で公開するには、Sci-Fiアクション映画風のブルーレイのパッケージになっちゃうんでしょうねぇ、、。