『唐人街探偵 THE BIGINNIG』
(2016年東京中国映画週間題:『僕はチャイナタウンの名探偵』)
監督:チェン・スーチェン
脚本:チェン・スーチェン
出演:ワン・バオチャン
リウ・ハオラン
トン・リーヤー
シャオ・ヤン
■ストーリー■
警察学校の試験で面接で不適切な発言をして不合格となったチン・フォンは叔父タン・レンが住むタイへ旅行に行くことに。
タン・レンはバンコクの中華街で探偵をやっていた。刑事コン・タイからの依頼で色んな仕事をしていた。タン・レンが依頼を受けたソン・バットが殺される事件が発生し、現場から金塊が盗まれるという事件が起きていた。コン・タイと次期警察署長の座をめぐり争う刑事ファンは、監視カメラの映像からソンが最後に会ったタン・レンが犯人と決めつけ逮捕しようとするのだが、、、。
■感想■
中国で大ヒットし、シリーズ3作目『唐人街探偵 東京MISSION』(2021年)が2021年7月に劇場公開された”唐人街探偵”シリーズの1作目。
シリーズ3作目は東京が舞台だし、日本の俳優たち、妻夫木聡、長澤まさみ、三浦友和、浅野忠信、鈴木保奈美、染谷将太等々が出演してるっていうのもあるのでメジャーに劇場公開しましたけど、、。
1作目の『唐人街探偵 THE BEGINNING』は2016東京・中国映画週間で『僕はチャイナタウンの名探偵』のタイトルで上映されました。
その後上映されたあと、なぜかDVD化されず、、。
3作目が後悔されたときにソフト化すれば良かったのに、。
でも、そういうところで上映されただけだと多くの映画ファンは見逃したままのはず、、。
ちなみに、2作目の『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』(2018年)は2021年11月に公開さました。
シリーズ化されることになった第1作目ですけど、かつて香港映画のアクションコメディが持っていた面白さとパワーを感じさせる作品でした。
全然、期待していなかったのが幸いしたのか、けっこう楽しく観れました!!
主人公の叔父タン・レンを演じているワン・パオチャンもいいかげんな役を楽しそうに演じています。
登場人物たちがふざけているようなアクションシーンや、タン・レンが疑われる原因となった殺人事件のミステリー要素は高いですし、。
ミステリー映画と言っても、通用するくらいのミステリー度です。かなりライトではありますけど、、。
舞台がタイなのも、なんかかつての香港映画みたいな感じで良い感じです。
映画後半のチェイスシーンとかまりにもバカバカしくて思わず「クスッ」って。
ミステリー度 ★★★★
コメディ度 ★★★
アクション度 ★★
1990年代くらいまでの香港映画が好きな映画ファンは楽しく観れる(かもしれない、、)。
シリーズを追うごとに普通の映画になっていくので、自分は1作目が1番好きです。