『テラー・ハウス 堕天使が棲む館』
THE LAST HOUSE ON CEMETERY LANE(2015年イギリス)
監督:アンドリュー・ジョーンズ
脚本:アンドリュー・ジョーンズ
出演:リー・ベイン
ヴィヴィアン・ブリッドソン
ジョージナ・ブラックレッジ
テッサ・ウッド
■ストーリー■
ホラー映画の脚本家ジョンは、作品を書くために郊外の大きな館を借りるためにやってくるが、家おW案内されているときに大家からあるコトを聞くのだった。2階建てと聞いていた館が3階建てで、3階には目の不自由な年輩の女性が住んでいるというものだった。
大家が言うには、その女性はここ数年、部屋から出てこないので大丈夫と説明され、ジョンは渋々借りることにする。ある日、パイ作りをするためのベリーを採取していた女性キャシーと出会い意気投合するのだが、、、。
■感想■
郊外の大きな館を借りた脚本家が遭遇する恐怖を描くスリラー映画。
ホラー映画の脚本家が脚本を書くために大きな館を借りるという設定は良いんですが、、、。
借りようと思った館の上の階に年配の女性が住んでいるって借りようと思った日に言われるってッ!!
「絶対にイヤでしょ、、」
静かな場所を借りようと思って、郊外の大きな館を選んだのでは??
「ここ数年部屋から出たコトないから大丈夫」ってどういうコト??
トイレやお風呂は??食事はどうしてるの??
セリフで良いのでその辺説明して欲しかった!!”食事は大家が毎日持ってきている”とか、”トイレやお風呂は3階にもある”とか、、。気になってストーリーに集中できない、、。それは自分だけ??
目の不自由な年輩の女性が1人で住んでいるっていうから、てっきり地獄の門から悪魔が出てこないように門を見張っているのかと思っちゃいました、、。
脚本が進んでいる様子もあまりないのに、ちゃっかり地元の女性と知り合って、良い感じに、、。
ホラー映画的要素も、最後の方にならないと出てこないし、、。
ジョンとキャシーのイチャイチャがメインで描かれていきます、、。
なぜか、最後は急展開で、ちゃんとホラー映画に、、。
途中、レコードが自然に音楽を奏でたり、主人公のジョンがウィジャボードしたりするので、ホラー要素が皆無というワケではないのですが、、。ホラー度がすごーく低いのでホラー映画が苦手な映画ファンでもそれなりに楽しめるかも??
急展開っぷりも、そこだけちゃんとしたホラー映画なみの内容!!
低予算映画としては十分だと思います。
年輩の女性、大家、近所に住む女性キャシー、館の秘密等々、、。
ランニングタイム82分の作品なんで、あっという間に観れちゃいます。
Z級の作品かな??と思って観たのもハードルが低くなって、かなり楽しく観れました、、。
でも、Z級の映画とか観ない映画ファンにはオススメできないかも??
ミステリー度 ★★
ホラー映画度 ★★★
3階に住人がいるのに契約しないでしょ度 ★★★★★
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