『アドヴィタム』
AD VITAM(2025年フランス、ベルギー)
監督:ロドルフ・ロガ
脚本:ギヨーム・カネ
ロドルフ・ロガ
ダヴィッド・コロナ
出演:ギヨーム・カネ
ステファヌ・カヤール
ナシム・リエス
ジタ・アンロ
アレクシ・ヘルデンベルグ
■ストーリー■
フランクは妊娠している妻レオノールとクリニックから家に帰ると部屋が荒らされていた。この2週間で2度目だった、、。また、後日、高所で仕事をしているフランクの命綱が細工され落とされそうになるのだった。
後日、謎のグループが家に侵入、例の物を渡すようにフランクに要求するが断ったため、レオが連れ去られてしまうのだった、。
回想シーン、、、フランクとレオの夫婦は元GIGN(フランス国家憲兵隊治安介入部隊)の隊員だった。数々の任務を実行していくのだった。ある日、フランク、ニコ、ベンの3人は訓練からの帰りに友人のドアマンからホテルで銃声がしたと連絡をもらい現場へ急行するのだった。待機するよう言われてがロビーに入ったところで犯人たちと遭遇、銃撃戦になり、ニコが退場、ベンも膝を負傷してしまうのだった。フランクは除隊処分になってしまうのだ、、、。
■感想■
フランス、ベルギーのNETFLIX配信、アクション映画。
監督、脚本、主演のギョーム・カネはハーラン・コーベン原作の「唇を閉ざせ」を映画化した『唇を閉ざせ』(2006年)を監督しています。脚本もフィリップ・ルフェーブルと書いています。フィリップ・ルフェーブルは、夜のパリの街を舞台にしたタイトなノワール『漆黒の闇で、パリに踊れ』(2012年)を監督しています。
ギョーム・カネは2013年には自ら主演した”Les liens du sang ”(2008年)のリメイクした『マイ・ブラザー 哀しみの銃弾』も監督しています。
ストーリー、全部書いちゃうところでした、、。
回想シーンが長すぎ!!
その回想シーンが人物紹介とかになってってるし、、。
ランニングタイム98分の作品なんですが、、なんと回想シーンが50分くらい!!!
え、、どうなっちゃったの??
奥さんのレオは大丈夫なの??
なぜ、、回想シーンがこんなに長いの???
いつまで、経っても回想シーン!!
こういう構成も面白いですが、、こんなに長いなら回想シーンでなくても良かったのでは??って思っちゃいました。
でも、そうすると、肝心のある物の取引シーンとかって、あんまり長くないし、、クライマックスが盛り上がらないってコトでしょうか??
謎のグループが部屋にやって来た時、、やたら奥さんのレオが強いので、、なぜ??
と思っていたら、奥さんも元GIGNの隊員でした、、。
何年いたのかわからないですけど、、強すぎ。
主人公フランクは父親もGIGNの隊員っていう設定ですが、その設定必要だったのか、、。
その設定があっても、なくても同じだったような気が、、。
待機するように言われたのに、勝手にホテルに入ってっちゃダメでしょ、、。
特殊部隊で10年もいるのに、、。
この命令違反で犠牲者がでちゃったので、除隊処分はしょうがないんでしょうね、、。
雰囲気的には、TV東京の「午後のロードショー」とかで放送してたら、つい観ちゃうみたいな感じのアクション映画です。
これって、ほめてるの??けなしてるの??
自分としては、ほめてるつもりなんですが、、。
でも、自分的には「午後のロードショー」では、フレッド・ウォルトン監督のスリラー映画『夕暮れにベルが鳴る』(1979年)とか、ロバート・リテル原作のアクション映画『ザ・アマチュア』(1981年)とか「マッドマックス2」系イタリア映画『カー・バイオレンス』(ビデオ題:『マッド・ファイター』)(1983年)とか放送して欲しいです、、。
ハーラン・コーベン「唇を閉ざせ」
ギョーム・カネ監督で映画化されました。
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