『インデペンデンス・デイ2021』(WOWOW題:『アンノウン・アタック 未知からの襲撃』)
ATTACK OF THE UNKNOWN(2020年アメリカ)
監督:ブランドン・スレイグル
脚本:ブランドン・スレイグル
マイケル・マハ
ソニー・マハ
出演:リチャード・グリエコ
ロバート・ラサード
ジョリーン・アンダーセン
タラ・リード
ダグラス・テイト
■ストーリー■
ロサンゼルスで、麻薬取引現場にヴァーノンたちS.W.A.T.のメンバーが突入する。激しい銃撃戦の末、任務のメインターゲットのハデスと呼ばれるミゲル・アギーレは逮捕することに成功するものの、今回の逮捕のための手引きをした潜入捜査官ミルズは退場してしまうのだった。
その後、チャッツワース、ゲーツキャニオン付近で電波障害が起き、パトロール警官は現場で落下した人工衛星のようなものを発見するのだった。そして、その場でタコのような謎の生物に襲われパトロール警官は退場してしまうのだった。
S.W.A.T.は、ハデスを郡刑務所へ移送する任務にあたっていたところ、彼らの前にエイリアンが現れて、、、。
■感想■
すいません、、ストーリー、けっこう先まで書いちゃいました!!
『キラーファング・アタック』(2014年)、『スペース・エクスペンダブルズ』(2019年)のブランドン・スレイグル監督の描くSci-Fi映画。
ブランドン・スレイグル監督の作品なので、ハードルをかなりさげて観たのが良かったのか、けっこう普通に観れました、、。
こういう作品を撮る監督にとって、期待されないって逆にプラスに作用する??
期待しないで観るって、こういうZ級1歩手前みたいな作品を観るときはけっこう大事なことだったり、、。
期待して観たら、怒るか、ガッカリしちゃうレベルですけど、期待していなかったのが良かったのか、、
エイリアンの姿がけっこう良い!!
巨大な宇宙船が迫力ある!!
ちょっとしたところが全部良く見えてきちゃいます!!!
犯罪者の移送するS.W.A.T.と、地球に人間の血を求めてやてきたエイリアンの戦いを描いていますが、エイリアンの戦いがメインなのか、犯罪者を逮捕して移送するエピソードの方がメインなのか、バランスが悪くて中途半端!!
ハードルを下げて観ても気になっちゃうかも、、。
このバランスの悪さ!!
かつて、開拓時代??エイリアンが地球を襲いにきたエピソードとかも、なぜ、そのエピソード??必要??みたいな、、。
そのエピソードを作品の中に入れたかったら映画の冒頭に持ってきた方がバランスが良かったかも??
ブランドン・スレイグル監督の作品の低予算の作品に、期待しちゃダメダメと思って素直に観れました。
と、けっこうひどいコト書きましたけど、今作は2020年アメリカの【ショックフェスト映画祭】で長編作品賞、俳優賞(ブランドン・スレイグル)受賞、俳優賞(リチャード・グリエコ)受賞、監督賞にノミネートされてます。
リチャード・グリエコ演じるS.W.A.T.のヴァーノンの病気のエピソード必要??とか思ったいたら、そこが実は後半生きてくるという伏線になっていて超ビックリ!!
うー、ちゃんと伏線回収!!
これだけで感動しちゃいました!!
ブランドン・スレイグル監督のこと見直しました!!個人的に評価上がっちゃいました!!
低予算ということで、大事な場面が説明もなく飛んで観てる側が、想像でシーンを補完しないといけないですけど、、。
それを言ったら、アーウィン・アレンの動物パニック映画の大作『スウォーム』(1978年)で、巨大な冷蔵庫に逃げ込んだマイケル・ケインとキャサリン・ロスが外から扉を閉められ絶体絶命のピンチ??と思ったら、次のシーンでは病院で目覚めるなんてコトありましたからねーーー。
あれほどの大作でも、そんなことあるんで、気にしちゃダメですよね、。
犯罪映画度 ★★
エイリアン映画度 ★★
アクション映画度 ★★★★
リチャード・グリエコ出演昨観るのは『マギーQ マンハッタン・ミッドナイト』(2001年)以来。
それ以外の作品だと『ティーンエージェント』(1991年)、『デモリショニスト』(1996年)、『トレイン・ジャック オリエント急行』(2000年)くらいしか観たことがないかも??
『デモリショニスト』は日本語吹替音声つきでブルーレイ発売してくれないですかねー??VHSソフトの吹替音声とTV放映時の吹替音声は同じだったんでしょうか??
VHS後、ソフト化されてないです。
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