秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

保釈金

2009-09-02 | 保護観察
保釈されたと聞くと無罪放免みたいな印象をもたれるかもしれない。
裁判が始まるまで逃亡する恐れがない場合、保釈金を担保として入れ拘留から開放されます。
正式には保釈保証金は、裁判で無罪・有罪かかわらず確定したら返却されます。

ここ10年保釈許可者は年々微増し平成19年度で10778人、拘留状発行者の14.3%です。
保釈者で一番多い犯罪は窃盗、続いて覚せい剤取締法違反。

この夏、覚せい剤で捕まった芸能人のうち、押尾学被告は400万円で保釈されたとニュースで伝えられました。

一般的に保釈金が100万円をくだることはないらしい。
そして普通、覚せい剤事犯で20歳代なら150万円ぐらいが相場だとか。

金額は、犯罪の性質・情状、証拠の証明力、被告人の性格・資産を考慮して、被告人の出頭を保証するのに過不足ない額が算出されるそうです。

日本における保釈金最高額は、
牛肉偽装事件における浅田満ハンナン会長の20億円

保釈期間中に逃亡し全額没収となった事例は、
1991年のイトマン事件の被告人・許永中が特別背任罪に問われ、6億円の保釈金を積んで保釈されたが韓国へ逃亡してしまいました。


まとまって○百万とかなると用立てできない時がある。
押尾学被告もこの400万円が工面できず、誰それが立て替えたといううわさも。

保釈金の準備にお困りの方々への支援団体が(社)日本保釈支援協会です。
このサイトで保釈について詳しいことがよくわかります。

立替手数料は、立替金額50万円まで一律12,500円で、50万円増すごとに12,500円加算され、最高で500万円。
立替期間は2ヶ月ごとに立替手数料の追加払いで延長可能で、
保釈保証金還付の時に一括返還。


警告として次のように書かれていました。
「最近、金融業者が当協会類似の商号を使用して類似の保釈保証金立替業務を行っている事実があります。
「××保釈信用」等の団体と当「一般社団法人日本保釈支援協会」とは全く関係ありませんのでご注意ください」

これって嫌がらせ?

2009-08-01 | 保護観察
昨日夕方6時ごろ家に帰ると、車庫の電灯がついていた。
昼間の間、ずっとついてたってこと?
誰が付けた・・・?

門も設けずシャッターもつけず、通りからすぐ車庫入れできるという利便性だけを考えていました。
誰かがいたずらしたりするなんてことは想定外だった。
駐車スペースに改築して5年ほど経ちますが、こんなの初めて。

朝10時頃、電灯スイッチのある壁際に止めた自転車に乗ったとき、そのスイッチは触っていない。
壁に向かって自転車出したから、背中や肩が無意識にあたってスイッチオンとなったわけでもない。
しばらくお向かいさんと立ち話もしたし・・・

実は6月のある金曜日夜にも不審なことがありました。
これも記録に残しておいたほうが後々参考になるかもしれないのでので記事にしておきます。

その夜は少林寺拳法の稽古に出かけ、その後
午後7時半ごろ出かけた時異変はなかった。
11時ごろ帰宅すると、外の水道栓に繋いだホースが排水溝に突っ込んでありました。

誰やねん、こんないたずらしたのは!
と、ホースを引っ張ると、なんと水道出しっぱなし・・・

 

出産間近の娘がまだ予定日まで日があるので、幼馴染と晩御飯を食べに外へ出ていてその友人の車が止まっていました。

その車の脇でホースが排水溝に突っ込まれていたのです。
取り出すと水道の散水切り替え部分が外れて、水ジャージャー

ということは、娘の友人が車を止めた8時以降にやられた模様。
私が発見するまで長くて3時間は水が垂れ流しだったわけで、来月の上水道の請求代金、心配です。

それよりも、こうした嫌がらせっぽいのが気味悪い。
外の水道も、車庫の電源も道行く人は誰でも触れることができます。
しかしこういった嫌がらせは初めてです。

昨今はびっくりするような事件多発してますからね。
どう対応したらいいのでしょう。
何かいいアイデアないですか?


私が担当している保護観察対象者も、この半年間嫌がらせを受けています。
ココでは書くわけにはいかなくて、ナイショです。

本人には全て記録残して置くように話しています。
犯罪とまではいかなくて警察が取り合ってくれないような事象も、ポイントを貯めるがごとく数重ねれば訴えやすいものだと。

いつか大事に至り、やっと警察が腰を上げるということにならないことをただただ祈るばかりです。

獄中からの手紙

2009-01-30 | 保護観察
保護観察の一つに環境調整というのがあり、獄中にいる人が世間に戻るときに備え受け入れ態勢を調整します。

3年前から担当している刑期11年の人がいます。
定期的に家族と面会したりするのが主な仕事ですが、時には刑務所へ本人に会いに行くこともあります。

その担当者は筆まめなんで、時々手紙をくれます。
ということは返事も出さないといけません。

年末に手紙をもらい、とりあえず年賀状をだしました。
すでに1月も終わるのでぼちぼち返事書かないとね。

たぶん塀の外から届く手紙は検閲されるであろうし、
罪の意識に悩む人への手紙の内容や言葉遣いはとても気を使います。
手紙は残るからあとあと読みなおすこともあるでしょう。
慎重に書かざるを得ないのでついつい後伸ばしになってしまいます。

まだ面談のほうが空気をよんで話せるから楽です。
いっそのこと面会に行ってこようかなぁ~

今時の子供

2009-01-28 | 保護観察
昨日は、保護司会と市PTAの合同研修会がありました。
講師は、勝山カウンセリングルーム室長の川本先生で、大学でも教鞭をとられたご経験などを踏まえて、
タイトルは、「現代社会と子供たち」

最近の小学生は、チャイムがなって授業時間が始まっても、ウロウロ歩いている子がいたり、おしゃべりしてたりしていて、開始までに時間が時間がかかる。
一人がトイレにいったら、次々と他の子たちも続く。

昔は先生が教壇に立たれたときには、すでに各自机の上に教科書が置かれ、チャイムと同時に「起立・礼」
授業中のトイレなんて恥ずかしくて怖くて我慢したもんです。

今の状況は先生が悪いのではなく、昔の子供が偉かったんだと。
先生の質による以前に、受けての資質の問題だと話されていました。

大学生となっても授業中に携帯メールしてたりすることは、いろんなメディアでも報道されていますが、実際ウンザリされてる教官は多いようです。

昨今の痛ましい事件の頻発に、TVやゲームで殺戮に慣れているとか、リセットできると思い込んでいるとかよく言われますが、
もともと攻撃的であるのは脳の本能的なものであるらしい。
それを人間としてセーブし制御するための大脳が未発達であることによると言われました。

「人」は支えあうという表意文字ではなく、人型からできているそうです。
地面にしっかり二本足で立つ自立した存在であることを表す漢字です。

この自立を促すための訓練ができていない、
各家庭が生活技術を学ぶ場として機能していない、
人と人の間で、様々な体験をする機会が激変している・・・

保健室登校は許されても、出席日数が足りなくても義務教育は卒業させてくれます。
しかし社会にでて就業すると、寝過ごしての遅刻や気分が悪いからと欠勤が続くのは許されませんし、人間関係がうまくいかないからといって会社を辞めたら次がない。

こうして成長した子供たちは、人間関係がうまく築けずひきこもりになるものも多く、仕事をせず親に養ってもらっている30代もたくさんいるいるそうです。
派遣切りどころの問題ではありませんね。


今回の講師は、15年程前カウンセリングの専門学校へ1年間通いましたが、そのときの講師でもあられました。
5年ほど前にも講演を聞く機会がありましたので久しぶりでした。

軽妙に自分でボケてつっ込んでのお話がわかりやすい先生です。
しかし今回の印象は、愚痴が多くなったなぁ~
つまり急激に世の中がおかしくなっているのを感じさせました。

現在の子供たちの現状を聞くと、日本の未来は明るくないなとつくづく思わされました。

ローティーンのケータイ当世事情

2008-11-11 | 保護観察
今日は保護司会の定例会。
市内中学校のこども支援コーディネーターが招かれて「守口市児童・生徒の携帯利用と問題点」について研修がありました。

市内中学校9校のうち4か5校の指導主事は「こども支援コーディネーター」と名前が変わっているんだそうです。
なんか威厳のない肩書きですね。
でも内容はよかったですよ。

2007年7月に、市内小学校5,6年生2619名、中学校1~3年生3239名に「携帯電話の使用について」アンケート調査した結果に基づいて話してくださいました。

今年6/13に学校裏サイトについて書きました。
詳しくはリンク貼ってますのでそちらで見てください。

携帯がらみの事件も多発していますし、
周りを見ていても携帯電話が小中学生にまでかなり普及しているのは実感できます。

しかしあらためて、自分専用の携帯電話を持つものは小学校高学年で31%、中学校で66%と聞くと、すごいなぁ~と思います。

そして1日に打つメールの回数は、
小学生の最多数は10回以内ですが、
中学生となると10~50回が40%で一番多く、
50~100回は15%、100回以上は9%

すぐに返信しないとバツが悪いですまされないとか、
メールの返信を留める勇気がないというのは、
よく耳にしていましたが、・・・

たとえ10文字以内の、おはようやおやすみの挨拶や、OKとか、わかったとかの返事であったとしても、メール入力に費やす時間はどんなもんなんでしょう。

携帯電話でメールやインターネットに使う時間は、
1日に、小学生で30分以内が約8割ですが、
中学生ともなると、30分以内は半分で、1時間が23%、2時間が25%

出会い系サイトに繋いだことがあるものは、小1%、中5%

今回の調査にプロフという言葉はありませんでしたが、
携帯サイトにホームページやブログを持っている中学生は26%
近々持つつもりだの5%を加えると31%となります。

この調査は1年前のものなので、今年はもっと増えているだろうということでした。

ここからは中学生のみの数字をご紹介します。
他の人のページに毎日書き込みをするが5%、時々なら41%
無断で他の人の写真を送ったことは、よくある1%、たまに4%
コメント書き込みでトラぶったことは、何回か6%、よくあり困る1%

現在の大人にとっては、通話にしろメールにしろほぼ連絡を取るために使用する携帯できる電話器です。
でも若い子達はインターネット同様、新しい情報ツールのケータイもしくはKEITAIなんですね。

子供に携帯を持たせるときに、親子や家族間で特に話し合わなかったというのが小学生で48%、中学生で42%
やはり事前に約束をすると、その条件をほぼ守っている子が多いのも事実なんだそうです。

1、学校へ持って行かない
2、使用時間を決める
3、フィルタリングソフトを利用する

こうした話し合いを持ってから、子供に携帯を持たせるという指導を若い親にする必要があると、講師の先生は思われているそうです。

なぜに証明写真って・・・

2008-08-05 | 保護観察

この顔見てもらわないと記事内容が伝わりにくいなと思われたので、このような証明写真を掲載することにしました。

どれもこれもひどい顔で、なぜに証明写真って指名手配写真みたいになるのでしょうね。

 

一番上のが保護司の証票です。
暑いさなかで、柄物ノースリーブ着て化粧も汗で流れ落ちてます。
皆から東南アジア系不法滞在者の写真やと笑われています。

 

なぜこんなことになってしまったかというと、
12年前のちょうど今頃、盛夏の一番暑い頃でした。
保護観察所から写真1枚至急にいると言われました。

しょうがないから近くのスーパー入り口にあるブースで写真撮影。
まさかこんな証票に貼られずっと使われることになるとはつゆ知らず。
保護司の申請書類出す時は、ちゃんとスーツ着て写真館で撮影した写真を提出していましたから。

9月になって保護司新任研修に出向いて、これを見たときはずっこけました。
保護司を退任するまでこの証票を使うことになるんだって。
未だかつて、この証票をどこかで提示したことはありません。
ただただ皆の笑いを誘っただけ。
「これは保護観察受けている対象者の写真やなあ」

 

ところが神はいました。
なぜか今年から順次証票が切り替えられることになったのです。
9月の再任に向けて最近の写真が必要になりました。

精一杯化粧して、スーツ着て撮った写真が、これ↓  
    
これ以上はどうしようもない・・・


絢香も座ったベンチ

2008-07-10 | 保護観察
守口市第4中学校中庭にあるベンチです。
少し前、この1週間以内ですが、
TVチャンネルを次々変えている時に、絢香が音楽の先生と中学時代の思い出話をしていました。

そのベンチがこれ。
昨日今日と、連日に渡り保護司がらみで第4中を訪れたので撮影してきました。

絢香 って素敵でしょう。
彼女はうちの娘より4歳ほど下なので、直接は知りません。
でもあんな立派な歌手が守口市出身ってことだけでうれしい。

ちなみに世界のナベアツは少年期を守口で過ごしたようです。
お笑い芸人さんで守口市出身なら有名人たくさんいますよ~

池のめだか、中川家、ますだおかだの増田、太平サブロー、・・・

で、何しに4中へ行ったかというと、
昨日は薬物乱用防止教室を保護司会とロータリークラブがサポートしているためでした。

 

体育館にはクーラーついてません。
全校生徒351名と先生方とサポート隊で400人弱。

6時間目の昼下がり、一番暑い時間に暗幕閉めてまずビデオを見ました。
「YES TO LIFE 薬物乱用はダメ。ゼッタイ」25分間。

やっと暗幕と窓を開けてもらえて、薬物防止指導員でもある保護司のお話。
みな結構熱心に話を聞いていました。

最後のまとめとして、校長先生が話されました。
「君たち中学生は日々学ぶことが次々とあります。
すぐに忘れてしまうことやら、忘れたほうがいいことやら、
しかし、今日学習したことは生涯忘れてはいけないことを肝に銘じてください」



右から左に受け流すのが今の風潮です。
今の時代、情報はあふれかえっています。

しかし覚せい剤はじめ薬物は身の破滅に繋がることを決して忘れてはいけない。
ちょっとした好奇心や、1回ぐらいならが命取りです。

私は保護司を拝命して12年になりますが、その間に4人の覚せい剤事犯の担当をしました。

初犯の頃は、本人はもとより親兄弟、皆更生に一生懸命です。
しかしながら薬物は常習につながりやすい。
広義の薬物である煙草、お酒、向精神薬もやめるのはむつかしい。

いつかまた再犯につながり、検挙が回数を重ねるごとに、親も年をとり、兄弟は自分の家族があり、身元引受人になってもらえなくなります。

結局刑期満了まで刑務所で過ごし出所しても、そう易々と仕事が見つかるものでもありません。
住むところ食べることにも事欠きます。
するとまた覚せい剤に手を出してしまうのが常です。
最後は悲惨です。

ものは言いようで

2008-06-30 | 保護観察
執行猶予者の保護観察は月に一度の面会が義務付けられています。
期間が長いため、1年も過ぎるとだんだん面会もマンネリ化してきます。
たった月一でも難しいものです。

この執行猶予者2人を担当しています。
月の後半になって、残すところ1週間ぐらいになると、いつも催促メールを送ります。
たまには自発的に来てくれよ~という思いがどこかにあります。

今月はそれをぐっとこらえて、
「こんにちは、元気にしてますか? 1ヶ月ってホント早いね、あっという間です。今月はいつ来れますか?」

二人ともいつも以上にメール返信早かった!!
そして申し訳なさそうにすぐ会いに来てくれました。

月末に保護観察所へ送る報告書、
先ほど投函することができました。

学校裏サイト

2008-06-13 | 保護観察
この前、保護司会主催の合同研修会がありました。
市内の中・高指導主事はじめ各種団体が寄り集まって情報を共有します。
今年は39回目です。

警察署長さんのスピーチも秋葉原無差別殺傷事件から始まりました。
何年か前の寝屋川での殺傷事件の時に担当刑事だったそうで、昨今の若者の無謀で短絡的な犯行に話が及びました。

 

市内全域の話を聞いてから、4つのグループに別れディスカッション、携帯の指導や学校裏サイトのことが話題になりました。

ある中学校教師の話によると、
生徒が「めっちゃムカつく~」っていうので事情を聞くと、
携帯サイトの掲示板に悪口を書かれたとか、
仲間しか知りえないサイトに侵入されただとか、etc
とてもついていけません。
携帯は電話して簡単なメール送信するのが精一杯ですわ。

同席した皆々、うなづくばかり。

最近の女子高校生は、二つ携帯持つらしい。
一つは家族割引などで、番号公開している公式携帯。
もう一つはグループ間なら1日中無料通話できる携帯電話を使い分けるらしい。

今までにも何度か書きましたが、保護観察対象者は携帯電話番号よく変わります。
メールアドレスなどもあっという間に変えるので登録対応に追われます。
よくまぁ面倒くさくないことだよ。

今、話題の「学校裏サイトチェッカー」で市内小中学校を検索したけれど、登録されていませんと表示されました。

学校裏サイトは38000もあるといわれ、まだまだ100分の1程度の登録です。
発見したら通報してくださいと呼びかけていました。

裏サイト自体が悪いわけではなく、そこに誹謗中傷を書き込むことが問題に繋がる。
自分の悪口書かれているのを知れば、誰でも心穏やかにはいられないはず。
やっぱり匿名っていうのは問題多しですね。

携帯もパソコンもインターネットもなくなることは無いのだから、取り締まったりするだけで解決にはならないでしょう。
とりあえずは、人間として、していいことと悪いこと、命の尊厳などを小さいうちから叩き込む、しかないのかなという結論に至った研修会でした。

夏のパーティ

2007-07-26 | 保護観察

夏らしい「祝前菜の盛り合わせ」です。
1時間の式典のあとの祝宴、あっという間にたいらげてしまいました。

昨夜はパーティ。
春に瑞宝双光章を叙勲された地区保護司会会長のお祝いの会でした。
だいたい30年ぐらい保護司をつとめられた方は春に叙勲されます。
すると夏場にその受賞祝賀会が催されます。


市長・市議会議長・警察署長・教育長など地域のお偉方が多数列席されます。
で、式典は来賓祝辞などが延々と続き1時間かかりました。

夕方6時開会ですが、女性保護司は受付の役割ふられますから、
2時間前に集合がかかりました。

暑い時期に何着ていくか悩みます。
知らぬ間にまた肉付きよくなったようで、土壇場になって入らないのに気づきます。
前夜になって予定していたミュールが窮屈なのも判明。

ありあわせの洋服を適当に組み合わせて、
娘のサンダルを借りてなんとか急場をしのぎました。
ピーコのファッションチェックされたらケチョンケチョンでしょうね。

シャネルのフェイクパール2連ネックレスは、遠めでみると大迫力です。
今回もすごいネックレスですねと声をかけられましたよ。

 
受付準備中に副会長さんとのツーショット。
画像ではわかりにくいですが、わたしのお腹あたりにまたもやオーブが・・・


コメントへのお返事

2007-03-13 | 保護観察
ご訪問ありがとうございます。
定期的に読んでくださる多くの読者の皆様、
そしていつもこまめにコメントご記入いただく方々に心よりお礼申し上げます。

コメント書いて下さる方のブログはちょくちょく見せてもらいますが、
ふ~んなるほど、と思ってもなかなか足跡残せないことあります。

面と向かいあった会話なら、何らかの返事したり、感想述べたり。
でも、わざわざ文章にして残すのは面倒だったり、
気の利いたこと書かないといけないような錯覚に襲われるときもあったりで。

 …………★…………★…………★…………

このgooブログのコメントは、
一度投稿ボタンをクリックしてしまうと後で修正できないのが不便ですね。

まず、ミスを見つけましたのでお詫びして訂正します。
ネオニートの記事、northinさんへの返事途中の、「アイデンティティ」
小さい「ィ」を入力するときに指が走ってしまったようで、
十分読み返しもせず投稿してしまいました。


ネオニートのミミーさんへのお返事長くなるしで、
新たにこの場でお返事方々書くことにしました。
でないとコメントだとまたミスしたときに修正できないですからね。

  …………★…………★…………★…………

あの報道は心痛むところがありましたね。
誰も好き好んで、不定住所でその日暮らししてるわけでもなく、
この先の不安と戦いながらも、どんどん投げやりになっていくのでしょう。

見ていて悲しかったです。
虚構ではなく現実ですもの。
私たちにどんな手助けができるのでしょうね。

実は今日保護司会の研修会で刑務所出所者就労支援事業について、
ハローワークから4人の方が来られて1時間説明がありました。

再犯を犯さずに更生するためには就業はとても大事なことです。
そのための支援プロジェクトは素晴らしいことです。

しかしながらその内容が?なんですよ。
なんでまたその説明に4人も来ないといけないのか。
出張費が発生し、それは税金でまかなわれるんですね。


おまけに今日配布された資料は、
A4サイズにプリントされたものが一人35枚づつで、
出席者数は60名弱でしたので、約2,000枚です。

もっとコンパクトにまとめられんもんかと思いました。
今日の説明にこれだけの資料は不要では?


去年10月よりトライアル雇用がスタートし、
25名が支援対象となったが、3ヶ月の雇用期間満了したものは0
初日、あるいは3日程度でやめるものが多く、1ヶ月と続かないらしい。

こうした支援プロジェクトの費用はどこからでているのか?
税金もしくは篤志家の寄付?

そしてネオニートの記事に書いた、ワーキングプア達に話は戻ると、
彼らを救う手立てはないものか?
働く意思はあるし、実際働いているのに安穏と暮らしていけない現実。

根本的にどこかずれてる気がします。

  …………★…………★…………★…………

次にカードの情報流失に対応するために、
銀行や郵貯など、すべての口座にキャッシングカードを作らない、
カードを作った口座には最低限のお金しか入れない、
等々実行されている方がたくさんおられます。

これだけの情報社会、今後も流失はあるものと、自衛するしかないですね。

究極の生活保護

2007-02-21 | 保護観察

医療刑務所は全国に4箇所あります。
東京と大阪には身体医療、岡崎と北九州が精神医療です。

昨今の事件後の裁判では
加害者が精神耗弱状態にあったかどうかでよくあらそわれています。
無罪となった場合は刑務所に入ることはありません。
塀の外で普通に暮らしていくということです。

 

それに反して、罪が認められ、一般刑務所での処遇が難しい人たち、
知的障害、統合失調症などの場合は、医療刑務所に収監されます。
覚せい剤など薬物によるものはたいてい一般刑務所です。


岡崎医療刑務所の定員は269名に対し、2/19現在211名。
一般刑務所が定員オーバーで過密状態が続いている中珍しいことです。
これはそれだけ処遇が難しく、刑務官の数が足りないことを意味します。

 

殺人、放火、性犯罪の比率が高いことも特徴です。
そして刑期の途中で仮釈放になることはまずないそうです。
ほとんどが刑期満了までここで過ごし、
出所してもまた戻る者も多く、最多で22回の収監だとか。
高齢者も多くて最後をここでむかえ、
遺骨の引き取りも拒否される人がおられます。

 

薬物でもそうですが、精神障害がある場合、
もうかかわりあいたくないという家族や身内が多くなるし、
両親も年老いるととても面倒見切れなくなるのです。

満期で出所しても、仕事が見つからずお金がないと、
またアンパン二つでも盗んで御用となり舞い戻るということになります。

 

刑務所での見学は、
最初30分間程度、会議室のような部屋で刑務官から説明を受けます。
どこの刑務所や少年院へ行ったときよりも、刑務官が饒舌でした。
それだけストレスたまり語りたいことがあふれておられるのでしょう。

その後、その部屋に携帯とデジカメはおいて、所内を並んで廻ります。
前後に刑務官がついて、スペース移動ごとに建物の施錠がはずされます。

 

普通の刑務所は懲役でお仕事ありますが、
ここでは医療効果を目的とした軽作業を中心に、
窯業や洋ラン栽培などが導入されています。

出来上がったものが売れれば、また励みになるからと、
刑務所見学の最後は即売会、皆寄付の意味をこめて何なりと購入されます。


春をさがしに

2007-02-13 | 保護観察

保護観察に付されている人は、
毎月1、2度保護司と面会が義務付けられています。
保護司の家へ来るのが来訪、本人の家へ行くのが往訪。

 

本来は許されていないのかもしれませんが、
わたしは時々外で会います。

クリスマス前なら、イルミネーションのきれいな家を見に行くとか、
新しい建物ができたとか、小さな秋を見つけに行くとか。

 

昨日は上天気だったので、淀川へつくしを探しに行こうと誘いました。


この土手を上がれば淀川です。

ここ来たことある?
昔はこの土手にいっぱい土筆あったよね。

数日前からミズバナがつ~うっと流れ出したから、
そろそろ花粉飛び始めてると思うねん。
つくしが花粉症に効くらしいよ。

 

その子も花粉症だというので一緒にしばらく探しました。
タンポポは見られたけど、土筆は一本たりとも見つかりませんでした。

季節がまだ早いのかなぁというと、
枯葉が白くなってるから、きっと除草剤がきつくて土筆は全滅かも、
とその子が言いました。

タンポポは強いなぁと感心して撮影しました。

 

外に出るとこちらからの一方的な話しかけや質問で終わることなく、
双方向の会話が楽しめます。
狭い室内とはまた違った会話となります。


河川敷は整備のため工事中で、
下へ降りるにはぐるっと周らないといけなかったので上から見ただけ。


左右に紅白の梅が咲いているので、立杭をみると
「敬宮殿下御誕生記念植樹」と書かれていました。
としのみやって誰?なんて若い子は知らないんですね。
愛子様やで、
平成13年12月1日お生まれやからこの梅は5年すぎてるねんな。
女のお子さんでも殿下っていうねんや、とこれが気になりました。

 

紅梅後ろに隠れていますが、藤棚があります。
ゴールデンウィークごろには藤の花、見に来ようなと別れました。


カウンセリングの功罪

2006-11-23 | 保護観察
少年補導員とは、各警察署長から委嘱された地域住民で構成する少年警察ボランティアです。

「自分たちの地域の少年は自分たちで育てる」という役割を担って、全国約6万人のボランティアが少年非行防止・健全育成の活動を行っています。

守口の場合は市内の各交番に1人が警察署長さんより委嘱されています。

第18年度研修会の講師は、平成17年奈良保護観察所長を最後に退職された青山幸克氏でした。
長年の保護観察の現場での体験をもとにお話いただきました。

印象に残ったことはカウンセラー制度の限界についてです。

平成9年の神戸A少年事件、酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)神戸須磨少年連続殺人事件。
かつてあれほど世の中を震撼とさせた少年事件はなかったでしょう。

あの頃同年代の子供持つ母親が寄ればこの話題で持ちきりでした。
なぜA少年の母親は事件を引き起こすまで気づかなかったのか不思議でした。

連続殺人事件までに、猫の虐待も数多く行っていたようですが、毎日少年の世話やく母親が掃除や洗濯の際になぜ気づかないのかありえへんと。

今回の講演で、青山氏が語られたところによれば、A少年の母親はすでに異変に気づき、7回もカウンセリングを受けられていたそうですが、この事実は明らかにされていないそうです。

こうした事実がなぜ伏せられているのか、これも不思議ですね。
どんなカウンセリングがもたれたのか、なぜ明らかにされないんでしょう。

今から5,6年前に私が担当していたB子さんは、虞犯で保護観察になっていた17歳でした。

保護観察期間内に引ったくり事件で検挙され少年院送致となりました。
刑が決定するまでに、カウンセラーが面接してだした報告は、父子相姦が疑われると。

このことを保護監察官から聞いたときは、なんじゃぁこりゃ~、ですわ。
カウンセラーってどんな人ですかって聞き返したぐらいです。

B子さんの家は両親ともに学校の先生で多忙でした。
3人姉弟の真ん中で、あまり認めてもらえない寂しさと自責感とコンプレックスとないまぜに育ったかもしれない。

でもどこから父子相姦が導き出されたのか笑ってしまいましたよ。

あの時つくづくカウンセラーもたいしたことない人にあたるとえらい目に遭うなと実感しました。

昨今、様々な事件とともに、「学校へカウンセラーを配置」で幕切れとなることが多いようです。

悩みや不安を持った人が、カウンセラーに話を聞いてもらって、共感してもらい悩みが軽減する、いわゆるロジャース理論です。

しかしながら罪を犯した人々が、カウンセラーに共感してもらって、罪犯したことを認められ味方をえたごとく勘違いしてもらっては困ります。

カウンセリングを志す人たちが、人格障害、共依存、○○コンプレックス、などなど、これらにあてはまる事例探しに終始してもらっても困ります。

青山氏の結論は、面接よりも現場を知ること、そして監視や追及ではなく、支えるという立場が大事ではないかということでした。

心のケアやメンタルサポートが声高に叫ばれていますが、おためごかしに惑わされないで、実質を見失わないようにしないといけませんね。

崩れ行く日本の教育・青少年の健全育成を願って

2006-11-11 | 保護観察

毎年11月は全国青少年健全育成強調月間なんだそうです。
昭和53年から内閣府の主唱で、各地でさまざまな取り組みがなされていると思います。

守口市の地元校区では、広報啓発活動の一つとして、青少年育成指導委員会から15団体ぐらいに3名づつの動員がかかりました。

保護司会の校区理事、つまるところ連絡係のパシリなので、超忙しい日々なんだけど仕方なく参加してきました。

小中学校の校長・教頭先生方も一緒に歩きましたが、休日出勤でご苦労様なことで、先生も大変ですね。

  
夜中からの雨で、外に出ている人は少ない。
知り合いの家の前を通ったら、ポストにティッシュを放り込んでノルマを果たしてきました。

啓発運動に使われるパンフレットなどをみるにつけ、こうした莫大な経費、ほんとにこれが有効な使い方なんだろうか、疑問に思えることがしばしばです。

公的機関に置かれている数々のパンフレット。
どれぐらい読まれてるんでしょう?
さして変わらない内容のものを、当然のごとく毎年毎年作成し続けられてるのでは?
印刷屋さんを儲けさせるだけなんじゃあないかなとも思えます。
日本って豊かな国なんですね。

ただこうして町内の方々と顔を合わせることは地域の連帯の第一歩です。

緑のウインドブレーカーを着た人たちは、毎日小学生の登下校時に街角に立って安全に気配るボランテイァをされています。

今晩フジテレビが6時間ほどにわたる特番を組んでいます。
「1億3,000万の国民と考える日本人の品格
いじめ自殺・学級崩壊・崩れ行く日本の教育・・・」
ものすご~くご大層なタイトルがついています。

皆、昨今の事件に心痛ませ、何かお手伝いできることはないかと思っているのも事実ですしね。

仕事帰りに守口市駅横に立つ京阪デパートのクリスマスイルミネーションを撮影しました。
11/1から青いクリスマスツリーが輝いています。