平城遷都1300年祭のメーン会場になっている平城京跡の資料館では、
11月7日まで発掘調査50周年記念の特別展として木簡が展示されています。
この50年間の調査で多くの事実が明らかになったそうだ。
文字が書かれた木簡によって、無言の遺跡や遺物が言葉を持って語り始めたのです。
木簡は弱い繊細な遺物であるため撮影禁止です。
常設展示の様々な出土品の展示も目を惹きました。
ベルト、上の方に写っているのが木簡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/be/3de567594f9181f33b9161544e3fef17.jpg)
この時代って皆腰布を巻いていたのかと思ってたら、
こんな立派なベルトを身につけていたんだと驚いた。
ベルトバックルの留め金具などとても精巧なつくりだった。
木をくりぬいた不思議な形の、瓶や甕の栓?
ガラス玉とその鋳型
須恵器や土器の産地が異なるのは土によってわかるそうだ
ちょっとちゃっちいけど、琴
食事風景の復元
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/96/b0a4c9df89391b3f659d940bcc57db6f.jpg)
ペルシャ絨毯は、部分的に遺されたものから復元したそうだ。
左奥に見えるガラス器は、原産地ペルシャなどでは土に埋まって発見されるのでガラスがにごっている。
しかし日本の正倉院で保存されてきたガラス器は透明で美しいそうだ。
瓦もたくさん発掘されていて、その形によって名前がある
唐の長安をモデルに設計された平城京、南北約5kmらしいから
ただっぴろいだけにしか見えない。
発掘されていないときは、秋草が茂ってました。