西国33箇所のご朱印を賜った、23番札所勝尾寺の総合受付では、
法然上人第五番霊場のポスター見ました。
なんでここに浄土宗や法然さんが??
そのゆかりの二階堂にもお参りしませんでした。
家に帰ってから調べるまで
「法然上人二十五霊場」について全く知らなかったのです。
法然上人二十五霊場というサイトでは、二階堂を以下のように説明されています。
「二階堂は本堂の右手を東北へ200m、高台の展望の良いところにある。
法然上人が讃岐からの帰途、証如上人の遺徳をしのび四年間留錫され念佛三昧の行に入られた専修念仏の道場である。
上人は承元4年(1210)3月21日二階堂で善導大師夢定御会見の奇瑞を得られ、
本尊はその折の両祖対面の尊影を映した壁板であって、念仏三昧すれば善導大師の御影を拝することが出来るという。」
浄土宗の開祖である法然ゆかりの寺院二十五箇所には
真言宗や天台宗などの寺院も含まれているようです。
この勝尾寺も真言宗ですが、本堂の右上にある二階堂だけは浄土宗だったのです。
勝尾寺は、秋は紅葉で有名な観光名所 箕面国定公園内にあります。
往路は、茨木市から粟生間谷を通りバス道を登りました。
この道は西国22番総持寺から23番勝尾寺へ向かう巡礼道です。
帰路は阪急箕面市へのつづら折りの道を下山しました。
途中に、瀧安寺(箕面市箕面公園2ー23)があります。
立寄りませんでしたが、古くは箕面寺と呼ばれていました。
修験道の開祖役行者が箕面大滝で修行中、龍樹菩薩から法を授かり、
滝の下で不動明王と弁財天の像を彫って堂宇に祀ったのが寺のはじまり。
両寺ともに山岳仏教の聖地とされる古いお寺です。
勝尾寺は、もとは弥勒寺と号しその背景をなす思想は弥勒信仰であったそうです。
その古い伝統ある勝尾寺(古称弥勒寺)に、なんで浄土宗開祖の法然さんが滞留されたのか…
気になり調べてみました。
続く