今の時期こんなにいっぱい花つけてたんですね。
南天といえば晩秋から冬に見る赤い実は鳥たちも大好物。
お正月のおせち料理にもよく飾ります。
昨今ではお赤飯にプラスチックの南天飾り見かけます。
本来は、南天の葉っぱにはナンニジンという成分含まれてて、赤飯に熱と水分で発生するチアン水素が腐敗を抑える作用があるから、だそうです。
また茎や枝にベルベリンが含まれ、抗菌力に優れるというのも医学的に証明されてます。
昔は手水(ちょうず)のそばに南天が植えられてたのは、水が枯れてた時に南天の葉っぱで手を清めるのに使うため。
カタカナのややこしい成分名はわからなくとも、経験的に昔の人は知っていた。
そしてそれが代々伝えられて来た、日本すごいな。
庶民の家であっても、庭に南天が植えられてたのにはワケがあったんですね。
ただ単に「ナンテンは難を転じる」
という語呂合わせの縁担ぎではなかった。
グミがたわわに実ってるお家も見ました。
子どもの頃はよく食べたもので、つい手が出そうになった。
このグミもまた抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果あるらしい。
声掛けて分けてもらおかな。
ドクダミは毒下しはじめ万能薬草だと聞いてます。
温度湿度が上がる前に、自然は事前に贈り物してくれてるかのように思えます。
ということは、
紫陽花の薬効は如何?
調べました。
アジサイ
日本全土で栽培されているユキノシタ科の落葉低木
日本でガクアジサイから改良された品種
鎌倉時代に園芸化され、江戸時代に一般に広まった
アジサイの花は土壌の酸性度と関係し、
酸性度の高いときには青色、低いときには桃色が強くなる
生薬名:紫陽花
薬用部:花、葉、根
効用:花にはルチン、葉にはスキンミン、根にはヒドランゲノールなどが含まれ、抗マラリア作用が報告されている。
解熱薬や咳止め薬として、特に間欠熱に用いられる。
用法:1回量2~4gを煎じて一夜おいてから服用する。
採取時期:6~8月
調整法:花の盛りに花を採取し、日干しにする。