秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

デルタフォースの終焉

2019-07-18 | シチの目
デルタフォースって何?
と思われる方多いことでしょう。
当店の関係者と会計事務所ぐらいしか認識してないと思います。
質オザサの並びで併設している販売店舗「デルタフォース」は
7月末日をもって閉店させていただきます。
質店は通常通り営業続けます。
相変わりませずご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


少し前の記事で閉店告知はすでにしましたが、
きちんとお知らせするにあたり、あえて「終焉」ということばを選びました。

「終」という字は「おわる」「おえる」
「最後となる、完了する」「尽きる、なくなる」「死ぬ」といった意味。

そこに「焉」という字を添えることで、「ここに」の意が加わるそうです。

元々は漢文の助字として使われていた「焉」
漢字の前に置くことで、疑問または反語を表し、
様子を表す語や文の終わりに置くことで語調を整えたり、また断定を意を表す。
さらには「ここに」の意味を添える助字としても用いられています。
あえて
「終焉」 ここに終わる


ご近所の方もご利用頂いてるお客様も、ほとんどの方は
「デルタフォース」という店名は何それ、意識にのぼってないことでしょう。
みなさん、「オザサ」で買った、売ったという認識であろうと思います。

デルタフォースは1999年6月に開店しましたのでまる20年が過ぎました。
なぜこの店名にしたのか。
近江商人の三方よしの思いも込められています。

まだまだ使えるいいお品があったとして
それを商品として提供してくださる、売ってよし。
それを買って使ってくださる、買ってよし。
また陽の目を見ることができた品物も喜ぶだろうと、リユースをお繋ぎする。
商品として商わせてくださってありがとう。

この3つのありがとう。
3つの力がうまくかみ合ってこの店が成り立っていました。

デルタフォース

でも時代は流れ、この20年の変容は大きなものがありました。
3つの力の微妙な拮抗が崩れたら、バランス狂ったらもう終焉なんだと。
もうわたしどもの役割は終えていいんだと思えました。


日曜日に、シチリア州旗の「トリナクリア」を目にしました。


そして思い出しました。
アメリカの陸軍の特殊部隊はグリーンベレーが有名ですが、
知る人ぞ知るデルタフォースという部隊があるそうです。
その部隊名の名前由来に、昔は、「女の股の力」なんてのもヒットしましたが今は出てきません。

販売店を開けた1999年、私と娘と従業員のエミちゃんと3人の女性。
わぁ~3人の女性で、そのまんまデルタフォースやと思ったものでした。

あれから紆余曲折を経て
たった一人私だけが残ったのが2011年春。
それからすでに8年が経ってた。
まる20年、よう頑張りました^^

長らくご愛顧賜りありがとうございました。
しつこいようですが、質店はまだ営業続けます。
いつまでかはわかりません・・・