秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

かいじゅうせんじ(海住山寺)五重塔と十一面観世音

2021-11-01 | おでかけ・近畿
衆議院選挙終わりました。
今朝7時のニュースでは自民党261議席、大阪は維新に席巻されました。
甘利幹事長はじめ多くの有名議員が地元でノーを突きつけられてます。
前途多難な日本、どう変わっていくのでしょうね。

さて、土曜日の久しぶりドライブ、忘れないうちに。

山城方面の予習で海住山寺を見つけて、
かいじゅうせんじで特別拝観が30(土)から始まるよ、と電話して
金曜に出かける予定だったのを土曜に変更。
かいじゅうと聞いたら誰しも怪獣を思い浮かべます。
漢字は、海に住む山の寺、どんな意味あるんでしょうね。


三上山中の海住山寺まで九十九折のかなり狭い道でした。
十一面観音マニアのえみちゃんは運転上手で👍👌

少しでも歩きたくないので一番上の駐車場から入山。


山号が補陀落山なんですね。
4/3にお参りした總持寺も補陀落山だったわ。

山の中にあるのに海住山寺とはこれ如何に。
・・・説明は最後に。


10/30が特別公開初日ですが、人出はさほどでもない。
もっと混んでるかと思ってました。

1:23

下から歩いて上がればこの山門から入り受付します。





国宝の五重塔が開扉され、内で護る四天王立像を拝顔できました。
普段は奈良国立博物館に寄託されてるそうで、特別公開期間だけお里帰りされてるのかな。

海住山寺は、聖武天皇は740年恭仁京造営の鬼門方向を護るため、東大寺大仏建立の平安も願い良弁僧正に勅して建立されました。
1137年に灰燼の厄に遭い寺観のことごとくを失う。
70年後の1208年、解脱上人貞慶によって再建されました。

上皇から拝領した仏舎利二粒を安置するのに五重塔を建立。
一番下の層(裳階 もこし)は十数年後に取り付けられたようです。
五重塔の裳階あるのは日本で二つ、法隆寺とここだけ。
そんな有名な五重塔だなんて、全く知りませんでした。

国宝なんで、 麗しい姿もう一枚。





続いて本堂へ


本堂内裏で重文の十一面観世音さん二体にお目にかかれました。
ともに平安時代の作品だそうです。
手が長いなぁ〜が第一印象。
胸から上のお顔や頭が黒く煤けた感じ、
寺焼けた時に運良く背負って持ち出されたのかしら?
それとも再建の折に、新たに祀られたものなのか?






文殊堂前に、

願いを叶える茄子の腰掛け

災いを転じて福となす
除災開運 心願成就 



文殊堂縁側に赤とんぼが止まった。
写真撮影OKだよと ずーっと待機してくれた。
やさしい赤とんぼのはからいにも心和む。



最後に本坊へ


お庭の手入れ行き届いてました。
ちょっと他所とは違った庭師さんの剪定に目を見張りました。
盆栽の樹木のように大きくせず枝ぶり見事。





最後に振り返り

14:25
ほぼ1時間の滞在、心鎮まりました。


参考引用させてもらったサイトは


海住山寺は、南海にあるといわれる観音の浄土の名から、
海(南海)住(観音が住む)山寺(浄土の山にある寺)を意味しています。

補陀落山については





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