秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

恐山ってこんなとこだった

2024-06-24 | 旅はつれづれ

恐山はかなり不便なとこです。
下北半島の斧部分中央まで北上しないといけない。
JR大湊線の下北駅から恐山までも遠い。
さらにバスで45分、タクシーなら25分と記されてます。

ツアーでしたから三沢から観光バスです。
下北半島といえば六ヶ所村、ずーっと車窓に目を凝らしてた😅

古牧グランドホテルを朝でてお昼前に着いたとして、
どこでどんな昼食食べたかも記憶なし。



保存してた「下北半島べんり道路マップ」
18年目にしてやっとじっくり見ました。
裏面の「最果ての地に広がる陸奥の霊場」
恐山案内図の由来より書き写します。

名僧慈覚大師(円仁)が唐の五台山で修行中のある夜、夢の中に一人の聖僧が現われ、
「日本の都の東方に地獄のさまを呈し、しかも万病に効く温泉が湧いている霊山がある。
帰国後は此の地を訪れ、地蔵尊一体を刻してお堂を立て仏事に励むように」と告げて消え去った。
目を覚ました大師の机には一巻の地蔵経があった。
帰国後、教えに従って東北地方に霊場を尋ねた。
山野を渡り歩き、一羽の鵜が魚を咥えて飛び立つのを見て宇曽利山湖を発見した。
大師はお告げに従い、地蔵尊一体を刻し、地蔵経を納めて一宇を設立して祀った。


慈覚大師円仁さん、比叡山の第三世でしたよね。
あちこちで目にした記憶も…
確かめましたら、
日光輪王寺、平泉中尊寺、松島瑞巌寺、山寺立石寺、、、
有名なお寺創建されててびっくりです。

霊夢のお告げ「東へ向かうこと三十余日、霊山ありその地に仏道ひろめよ」
地の果て恐山まで歩いて行かれたんですね。

実際訪れた恐山はぜんぜん怖いとこじゃなかったです。

この世の果て - 秋麗(あきうらら)

この世の果て - 秋麗(あきうらら)

恐山は比叡山、高野山と並び日本3大霊場の一つで、862年に慈覚大師が開かれ、地蔵菩薩が本尊です。千年以上の長きにわたり、「人が死ねばお山に行く」という素朴な信仰と祈...

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恐山の地蔵菩薩は、お釈迦様以後次の如来がこの世にあらわれるまで、
生きとし生けるものすべてを救おうと、
地獄から天上世界まで、今も慈悲の旅を続けているとされています。

2006-09-26 のコメント返にも書いてました。
ほんとに湖がきれいですよね。
マスコミなどを通じて作られた「恐山のおどろおどろしさ」は、虚像ですね。
訪れたときのお天気にもよるのかもしれませんけど。


というわけで、不安いっぱいで参詣した恐山でしたが、
宿で夢に出現した女性の思いをちゃんと伝え置いてくることができたのでした。

旅立つまでの恐山へ行く不安や、夢に現れた女性の思い。
今でもまざまざと思い出すことができます。
そして、拍子抜けした恐山の明るさ、穏やかさ。
亡き人弔う気持ち、日本人の先祖崇拝。
マスコミのあり方にも思い巡ります。

18年前あの夢みた翌朝、同室のえみちゃんに語って以来です。
供養になったものと思いたい。









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