秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

百日紅と夏祭り

2013-07-07 | 四季折々・色とりどり





街路樹の百日紅が元気です。
夏の炎天下をものともせず、ひとたび咲き始めると夏が終わるまで百日ほど咲き続けます。
「ひゃくじつこう」とも読みますが、
「さるすべり」と読むほうが多い、でしょうか。
木の生長とともに古い樹皮が剥がれて新しい木肌が現れ、さるもすべるから。


中国南部が原産で、日本にもたらされたのは戦国時代から江戸時代はじめにかけての頃といわれています。


百日紅の花言葉は、「愛嬌」「不用意」「世話好き」「雄弁」「活動」など様々な花言葉があるようです。

ちょっと調べてたら「クスグリノキ」とか「コチョコチョノキ」とも言われることを知りました。
怕痒樹(ハクヨウジュ)という別名があり
その由来は、幹を手で掻くと風もないのに枝葉が震え花が笑い動くというところから。
風で揺れる動きとは明らかに異なり、クルクルといった感じで小さく動きいかにも笑っているようらしい。
今日午後の地車曳行で近くを通ったら試してみます。


「ナマケノキ(怠けの木)」とも言われるのは、
秋の落葉は早く、春の芽だしは遅いから。


朝鮮半島に悲恋伝説があります。

旅の途中であった王子が、竜神の生贄にされていた生娘を救うため、勇敢に闘って竜神を退治したのち、その娘と恋に落ちます。
が、使命を終えるまでは暫しの別れと、百日後の再会を約束して旅を続けます。
しかし待ちわびた約束の日を目前に娘は亡くなってしまいます。
帰還した王子は嘆き悲しみます。
やがて娘のお墓からは2本の木が生え紅と白の花を咲かせました。
いつまでも咲き続けたため、百日もの間恋人を待ち続けた娘の生まれ変わりに違いないと、
村人達はこの花を百日紅(ひゃくじつこう)と名づけました。

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