A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

裏窓4周年@吉祥寺曼荼羅

2007年09月01日 23時09分45秒 | 灰野敬二さんのこと
毎年9月頭にゴールデン街のバー、裏窓のアニバーサリーライヴが開催されている。4周年の今年は、8/31中野PlanB、9/1吉祥寺曼荼羅、9/2新宿JAMという3カ所で内容も変えての企画だ。
今日は吉祥寺曼荼羅に灰野敬二、白石民生、工藤冬里、工藤礼子の4人のセッションを観に行ってきた。「吉祥寺マイナーの同窓会のようだね」と灰野さんは語っていたそうだ。まさにその通り、27年前に伝説の吉祥寺マイナーでの愛欲人民十時劇場で共演を重ねて来たメンバーである。
組み合わせを変えてのセッションでかわるがわる登場するのかと思ったら、最初から最後まで4人による一発セッションだった。灰野さんがギター、ドラム、バラライカを小さくした楽器、ビヨンビヨンの楽器を使用。白石さんは最初から最後までサックスでフリークトーンを鳴らす。冬里さんは生ピアノとドラムとソプラノリコーダー、礼子さんはヴォーカル。
基本的に楽器のインプロ→礼子さんの歌、の繰り返しの流れで演奏は進む。途中で灰野さんが礼子さんの歌を哀秘謡っぽく歌いもした。礼子さんは可憐で清浄な歌声を聴かせる。アルバム「人」「草」で聴ける歌声を生で聴くのは素晴らしい経験だった。流れがあったため演奏はだれるところもなく最後まで飽きること無く楽しめた。60分という予想外の短さだったが、もう少し聴きたい、というところで止めるのがベテランならではなのだろう。
曼荼羅は思っていたより狭く、オールスタンディングで疲れたが、いいライヴだった。
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