A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

?...ザ・クロマニヨンズ「Cave Party」

2007年09月13日 18時07分53秒 | ロッケンロール万歳!
ガレージかサイコビリーかと思わせるロゴとジャケット、その名も「洞穴宴会」。ザ・クロマニヨンズ待望の2ndアルバムである。私はディスク・ユ○オンで予約して購入したが、特典として缶バッジ3個とステッカーが付いてきて嬉しかった。
1stリリース後に出したシングル「紙飛行機」と「ギリギリガガンガン」を含む全14曲入。
さてその内容だが、ちょっと期待しすぎたか。シンプルでストレートなロッケンロールに溢れているのだが、前作に比べて少し散漫な気がする。ブルーハーツに例えれば「High Kicks」みたいで、いい曲はたくさん入っているのだが、何となく印象が薄い、という感じ。全編R&Rの基本形なのは変化無いのだが、1stにあった普通のR&Rを突き抜けるヒロトとマーシーのミラクルなパワーがちょっと足りない。その原因のひとつは、頭とケツにシングル曲を持ってきた曲順にあるように思う。1stには「キラービー」「エレキギター」とブッ飛ばして、スケールの大きな「連結器よ永遠に」に繋がり、そのスピードのまま後半の「歩くチブ」へ行ってエンディングのお祭りソング「土星にやさしく」で大団円を迎える(さらにシークレットトラックもある)、という素晴らしい流れがあった。それに比べて「CAVE PARTY」は、カッコいい曲を並べた小品集という感じ。いいアルバムなのだが。。。特典DVD「Cro-magnons TV」もちょっとマンネリ気味だし。
あまりに期待をし過ぎたね。ゆらゆら帝国の新譜には過大な期待をしないようにしよっと。
ちなみに「悲しみのロージー」はザ・ルースターズのデビュー曲「ロージー・ロージー」へのオマージュだと思います。それから「いきなりくる」はムーディー勝山を思わせる。失礼!
コメント
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