A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

力強い歌~シェリル・クロウ「100マイルズ・フロム・メンフィス」

2010年07月17日 00時26分54秒 | こんな音楽も聴くんです
シェリル・クロウのデビュー作「チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ」は大好きなアルバムだった。素朴なサウンドに絶妙のストーリーテリングを織り交ぜ、90年代の閉塞状況に風穴を開けるような力強さが魅力的だった。まさかあんなに大ヒットするとは思わなかったが。1993年だからもう17年も昔のことになる。

それ以来シェリルはアメリカン・フィメール・ロックのセレブとして常に素晴らしい作品をリリースしてきたし、何度も日本ツアーを行ってきた。彼女がアメリカの音楽シーンにいることが心強くもあった。

最新作「100マイルズ・フロム・メンフィス」では豪快なホーンセクションを導入しソウルフルなサウンドを聴かせる。ちょっと躁状態な程の弾け方には呆然としてしまう程だ。現在47歳の彼女のソウル宣言とでもいうようなアルバムだ。その中にもリリカルな感性が光っており、昔ながらのファンも納得の1枚。

ブブゼラよ
そこのけシェリル
ここにあり

日本盤ボーナス・トラックのジャクソン・ファイヴのカヴァーはハマり過ぎ。確かにシェリルはデビュー前にマイケル・ジャクソンのバック・ヴォーカリストを務めていた。バブルス君と一緒にマイケルの来日にも同行している。
コメント
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