現在ではヒーリング/フュージョン系の軟弱なイメージの強いキーボード奏者の佐藤允彦氏だが、1960~70年代にはフリー・ジャズの旗手として時代の最先端を走っていた。
佐藤允彦&サウンドブレイカーズ名義で1971年にリリースされたこのアルバムはロック系/フリー・ジャズ系のミュージシャンと組んでサイケデリック色の強いサウンドを追求したアマルガムな作品。
一曲目(A面)は水谷公生氏(g)、柳田ヒロ氏(org)等と共に、プログレッシヴな展開、スリリングなコラージュ、骨太なビートを追求したロック・ナンバー。
二曲目(B面)は高木元輝氏(sax)、豊住芳三郎氏(ds)等とのフリー・ジャズ・セッション。ただし奇怪なフレーズがコラージュされていてただのフリー・ジャズになっていないところが時代故か。
海外の同傾向の作品と比べてもまったく遜色のないストレンジ・ワールドを展開している。この時代の日本の音楽が如何に自由だったかを証明する金字塔。
元禄だ
みんなヒッピー
いと楽し
ジュリアン・コープの「ジャップロック・サンプラー」のトップ50アルバムでは堂々の7位にランクインしている。
佐藤允彦&サウンドブレイカーズ名義で1971年にリリースされたこのアルバムはロック系/フリー・ジャズ系のミュージシャンと組んでサイケデリック色の強いサウンドを追求したアマルガムな作品。
一曲目(A面)は水谷公生氏(g)、柳田ヒロ氏(org)等と共に、プログレッシヴな展開、スリリングなコラージュ、骨太なビートを追求したロック・ナンバー。
二曲目(B面)は高木元輝氏(sax)、豊住芳三郎氏(ds)等とのフリー・ジャズ・セッション。ただし奇怪なフレーズがコラージュされていてただのフリー・ジャズになっていないところが時代故か。
海外の同傾向の作品と比べてもまったく遜色のないストレンジ・ワールドを展開している。この時代の日本の音楽が如何に自由だったかを証明する金字塔。
元禄だ
みんなヒッピー
いと楽し
ジュリアン・コープの「ジャップロック・サンプラー」のトップ50アルバムでは堂々の7位にランクインしている。