A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

Non+灰野敬二@仙川 Tiny Cafe 2010.9.21 (tue)

2010年09月23日 02時25分52秒 | 灰野敬二さんのこと
1980年代初期にNon Bandを率いてニューウェイヴ・シーンで活躍した女性ベース&ヴォーカルのNonさんと灰野さんの共演。ドラムに吉田達也さんを加えたトリオでUFO Clubで共演したことはあるが、デュオは初めてとのこと。

タイニーカフェはその名の通り小さなスペースで、30人限定のライヴなのも納得。私は灰野さんに蹴っ飛ばされそうなほど近いところに腰を下ろす。

マイクやPAも無く、生声の演奏だ。最初はそれぞれがソロで各15分位。天真爛漫なNonさんの元気のいい歌と、ブズーキを弾きながら搾り出すような歌を聴かせる灰野さん。
続いてNonさんがベース、灰野さんが発信器でのデュオ。灰野さんは発信器のスピーカーを手で押さえたり、振ったりして音響を変化させる。Nonさんの弾くポップなベースラインと意外に相性がいい。二人が交互に歌い、25分程で休憩。

第2部では灰野さんがSGを弾く。最初はピック無しで爪弾くように、次第に激しいカッティングに変化していく。アンプの真ん前だったので耳がやられた。子供のように楽しそうなNonさんと、いつものように鋭いフレーズを繰り出す灰野さんの対比が面白かった。35分くらいの演奏。

前日の静寂のような灰野ワールドの爆発も素晴らしいが、この日の様な気の置けない相手とのこじんまりとしたセッションもいいものだ。Nonさんが「灰野君」と呼んでいたのが印象的だった。

Nonちゃんの
笑顔がとても
眩しかった

PS.私の隣でライヴを観ていたY沢さん、もしこのブログを読んでいたら、コメント欄からご連絡ください。よろしくお願いします。

PS2.昨日のブログになんばジャズ+梅津和時のライヴ映像を追加しました。文章も一部訂正しましたので再読ください。


コメント (5)
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