音楽情報サイト「JazzTokyo〜Jazz and Far Beyond』最新号が更新された。カバーストーリーはフレッド・フリス。剛田武は以下の記事を寄稿した。
●川島誠 / ホモサケル Makoto Kawashima / HOMO SACER
⇒#1603 『Makoto Kawashima / HOMO SACER』
知性と理性と感性のトライアングルが産み出す記憶のアセンション。
川島誠のサックスから発せられる音色には、聴き手の記憶の底のノスタルジアを呼び覚まし、現世の葛藤や欲動を音楽に昇華させる魔法の欠片が溶けこんでいる。ここから始まる音楽人生に偽りはない。
川島誠 公式サイト
Black Editions公式サイト
Makoto Kawashima solo @ Downtown Music Gallery 1-29-17
●アザーワールド・アンサンブル / ノーザン・ファイア Otherworld Ensemble / Northern Fire
⇒#1600 『Otherworld Ensemble / Northern Fire』
レント・ロムスとフィンランドの血の繋がりが産んだ、もうひとつの自由な世界のアンサンブル。
“ウェストコースト即興シーンの顔役”を離れて自らのルーツであるフィンランド音楽とのプライベートな交流を追求するこのプロジェクトは、レギュラー・グループのLife’s Blood EnsembleやLords of Outlandとは別のレント・ロムスの魅力を伝えてくれる。
Edgetone Records公式サイト
Otherworld Ensemble at Malmitalo, Helsinki Finland - performs "Hämy"
ジャズであれ
東京であれ
自由であれ
▼同号には齊藤聡氏によるレント・ロムス新作レビューも掲載されている。併せてお読みいただきたい。
●レント・ロムス・ライフス・ブラッド・アンサブル・ウィズ・ヴィニー・ゴリア / サイド・スリー:ニュー・ワーク Rent Romus’ Life’s Blood Ensemble with Vinny Golia
⇒#1602 『Rent Romus’ Life’s Blood Ensemble with Vinny Golia / side three: New Work』
60-70年代の映画、市民権運動、幻視的な詩、SF、コミックなどからインスパイアされた即興ラージアンサンブル。コントラバスふたりによる擾乱と浮力、その上空を浮遊するようなヴァイブと4管のうねりが、限りなく拡がる夢を描き出している。
Rent Romus' Life's Blood Ensemble 6/24/16 Gold Lion Arts Summer Festival