A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【JazzTokyo#276更新】『フュー、ジョン・ダンカン、近藤達郎 / 歓喜の逆火』『チャック・ジョンソン / 燃え殻の森』~音楽と記憶の関係を描く2作。

2021年04月04日 01時53分54秒 | ネコ動画

(ブログ「椅子物語」より転載)

音楽情報サイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond』最新号が更新された。メイン特集はフェダイン、藤井郷子、追悼チック・コリア。剛田武は下記の記事を寄稿した。

●Phew, John Duncan, Kondo Tatsuo / Backfire Of Joy

#2072 『Phew, John Duncan, Kondo Tatsuo / Backfire Of Joy』『フュー、ジョン・ダンカン、近藤達郎 / 歓喜の逆火』

未知の何かが生まれる予感に満ちた地下音楽家トリオの邂逅の記録。
40年以上の長きに亘り音楽とアートの最前衛で活動し続ける3人が若き日に繰り広げた逸脱表現は、過去(70年代)から断絶し、新時代(80年代)の前衛音楽の到来を告げる予兆である。その意味で『歓喜の逆火』とは言いえて妙である。

Phew - Vertigo KO



●Chuck Johnson / The Cinder Grove

#2069 『Chuck Johnson / The Cinder Grove』『チャック・ジョンソン / 燃え殻の森』

記憶の森を目覚めさせるペダル・スチール・ギターの残響。
チャック・ジョンソンのペダル・スチール・ギターが描き出すサウンドは、蜃気楼のように浮かび上がる遠い記憶を掴もうとする夢の世界のサウンドトラックである。

Constellation


音楽と
記憶の切っても
切れない関係

Chakra - Satekoso (1981)


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