A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【地下ジャズDisc Review】『マキガミサンタチ / ガブリとゾロリ』~多面体ロックバンド、ヒカシューから生まれた迷宮トリオの全脳音楽。

2020年10月06日 00時56分53秒 | 素晴らしき変態音楽


Text by 剛田武 Takeshi Goda

CD: Makigami Records MKR0015

MAKIGAMISANTACHI :
MAKIGAMI cornet, theremin, koukin, piano, overtone flute, voice
FREEMAN guitar, sampler, toys
SAKAIDE bass, electronics, toys

1 水枕
2 ガブリ
3 ごんごんと
4 梅雨のトンネル
5 夜の蠅
6 うつくしき眼
7 からたちの雨
8 とかげが光る
9 かぼちやの花
10 棒立ちの銀河
11 牛の全身
12 虹に踏まれて
13 かくなる上は
14 独特であること
15 ザリガニの論法
16 蜜柑のみどり
17 隠そうとして
18 フクロウの引っ越し
19 水晶は歌う
20 羊から錆
21 ゾロリ

Gaburi 1 to 12 from Yokohama Airegin 2016.5.5 recording
Zorori 13 to 21 from Daikanyama UNIT 2016.1.24 recording

Produced by MAKIGAMI KOICHI
Mastered SAKAIDE MASAMI
Illustration : ISONO YOKO
Art Direction & Design : OUCHI TOMONARI
Special thanks : MAKIGAMI AYAKO

巻上公一公式サイト

多面体ロックバンド、ヒカシューから生まれた迷宮トリオの全脳音楽。

昨年デビュー40周年を迎え、新たなディケイドに向けて意気揚々と2020年に突入したヒカシューだが、3月の初のエストニア公演に於いて、新型コロナウィルス感染拡大の為に公演中止の憂き目にあった。結果的には緊急事態宣言発出の前日だったお陰でコンサートは1回だけ開催できたが、翌日封鎖された都市からは人影が消え、帰国予定の航空会社が全フライトをキャンセルしたため、急遽別の航空会社の便を手配して日本へ帰ることが出来たという。誰もいないタリン港で撮影したPVが公開されている。

HIKASHU/Kajad ei peatu ヒカシュー/なりやまず


エストニアでの出来事と、それに続く日本の緊急事態宣言に伴う公演自粛は大きな障壁ではあったが、3か月後の6月11日に吉祥寺Star Pine’s Cafeでの定期公演「マンスリーヒカシュー」を配信のみで再開し、7月以降は有観客&配信で開催、併せて各メンバーの演奏活動も再開している。9月16日~20日には、昨年終了の危機を何とか乗り越えた<Jazz Artせんがわ2020>の開催も決定。まるでコロナ禍の壁に穴を穿ち突き崩そうとするように、ヒカシュー&巻上公一の信念がライヴハウス受難の時代を救おうとしている。

エストニアのスタジオで録音した音源を含む秋発売予定のヒカシューのニュー・アルバムに先立ち、7月にリリースされたのがヒカシュー内トリオ、マキガミサンタチの15年ぶりの新作である。ライヴMCでは「謎のグループ」と呼ばれるこのトリオのメンバーが、巻上公一、三田超人、坂出雅海の三人であることは公然の秘密。童話絵本風イラスト・ジャケットや、遊び心のあるグループ名とアルバム・タイトルの印象から、なごみ系のユルい演奏を想像するが、内容は意外にも真剣勝負の即興演奏(もちろん持ち前のユーモアは感じられるが)である。特に1978年のヒカシュー結成以来のパートナーの巻上と三田は、ステージでの歯に衣着せないトークや漫才めいたやり取りから想像される幼馴染のような関係を考えると、ここで聴けるシリアスな演奏態度は「親しき仲にも礼儀あり」という諺を思い出させる。

前半1~12が2016年5月横浜エアジン、後半13~21が同年12月代官山UNITでのライヴ録音。いずれも1~5分の短い曲想がリレー形式で連続して演奏されており、メンバーが交代でテーマとなるフレーズを提示しているように聴こえる。50年近い歴史のあるジャズ専門ライヴハウスのエアジンではピアノ、コルネット、ギター、ベースをメインとしたアコースティック感覚の演奏。一方2004年オープンのクラブ仕様のライヴスペースUNITでは、テルミンやサンプラー、エレクトロニクスを多用した空間的なアンビエント演奏。会場の特性によって演奏スタイルを変化させるのが”生命ある即興演奏”の証しである。

MAKIGAMISANTACHI/GABURI & ZORORI


ヒカシューという特異なバンドで長年活動を共にする三人が、バンドを離れたひとりのミュージシャンとして素顔で対峙するマキガミサンタチのイマジネーション豊かな音楽は、聴き手の音楽脳(右脳)をやさしくマッサージする。その一方で楽曲タイトルのシュールな言葉遊びが、言語脳(左脳)のシナプスを震わせる。左右の脳のバイブレーションが共鳴して生まれる刺激の波が、聴き手の感情に新たなさざ波を起こす。それこそ彼らが言うオンガクのヨロコビである。(2020年9月4日記)
*初出:JazzTokyo #269

此の三者
ガブリと噛みつき
ゾロリと逃げる

LIVE SCHEDULE
●10月16日(金)
「ガブリとゾロリ」マキガミサンタチCD発売記念ライブ
骨董通りZimagine
19:00開場 19:30開演
予約3500円 当日4000円
ライブ配信 1500円(音声のみ)
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【着座アイドルワンマン公演】ネクロ魔『higan』@東京キネマ倶楽部 2020.9.23(wed)/爆裂女子『爆裂大乱闘-バーストコロシアム-』@渋谷WWW 2020.9.30(wed)

2020年10月05日 01時19分26秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


ウィズコロナ環境下で未だにライヴイベントに制限が設けられている9月下旬、筆者の推しのグループがちょうど1週間違いでワンマンライヴを敢行した。どちらも入場者数制限付き、マスク着用、モッシュ・ダイブ・声出し禁止、着座でのライヴ鑑賞。コロナ以前はパフォーマー(アイドル)とオーディエンス(ヲタク)の相互作用で作り上げていたライヴ現場が、ステージ上からの一方通行の表現伝達になり共感崩壊(Communication Breakdown)してしまう不安もあったが、蓋を開ければ創造性が会場全体に満ち溢れ、これまでとは一味違うライヴ現場が表出した。方や新たなるパフォーマンス方法に挑戦して異次元の表現力を発揮し、方やこれまでの激しいパフォーマンスに磨きをかけることで、さらに先鋭的な表現体となりることを証明した。この先ライヴ環境がどのように変化していくかは誰にもわからないが、少なくともこの二組の女子アイドルについては、どのような事態になっても心配も不安も必要なく己の道を突き進むという確信を強くした満月の夜であった。

●NECRONOMIDOL


2020年9月23日(水) 鶯谷 東京キネマ倶楽部
NECRONOMIDOL ワンマンライブ「higan」

メンバーの過半数が入れ替わり新体制がスタートして5か月も経たないうちに東京キネマ倶楽部でワンマン公演とは、コロナ禍じゃなくても無謀と思える大胆な挑戦である。ひとり伝統を引き継ぐ現役メンバーも、すべてを新曲として一から覚える新メンバーも、重責とプレッシャーを背負いながらも、苦しい顔を見せもせず、輝く笑顔で楽しんで歌い踊る姿に心が潤おう。前半途中で何の前触れもなく披露された新曲「EX OBLIVIONE」にサプライズ。初の試みのステージドラマは、ストーリーの中にネクロ魔ソングのパフォーマンスを織り込んだミュージカル仕立てのシアターピース。聴きなれた楽曲が、物語のあらすじに挟まれて新しい意味を与えられて生き返る。輪廻転生を実感させるステージだった。




●爆裂女子


2020年9月30日(水) 渋谷WWW
爆裂女子 爆裂大乱闘-バーストコロシアム-

コロナ以前に発表された渋谷WWW公演をコロナ禍の為人数限定に変更し、チケットを再発行した爆裂女子。手間がかかる作業だが、結果として限定チケットはソールドアウト。”暴れまくりのパンクロックアイドル”というキャッチフレーズ通りの激しい現場が特徴なだけに、着座ライヴでどこまで魅力が発揮できるか不安だったが、ステージに登場したメンバーの堂々とした姿を見たとたん、不安な気持ちは吹っ飛んだ。これまで以上の迫力で歌い踊るテンションの高さが、パフォーマンス力の向上に支えられ、アスリートの演技を見るような安心感のある興奮に包まれた。MC明けに前置きなしに披露された新曲「最底辺ロマンス」はラップパートを取り入れた新機軸のナンバー。パフォーマンスを磨き上げることで、ベーシックはそのままで新たな世界へ旅立つことが出来る。爆裂現場の可能性は無限大である。



新機軸
磨き上げたら
新時代




【LIVE】爆裂女子2020.9.30渋谷WWWワンマンライブ「爆裂大乱闘-バーストコロシアム-」 ギシキ
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【JazzTokyo#270更新】UH(内田静男+橋本孝之)/JAZZ ARTせんがわ2020:JAZZ ART TRIO、福島泰樹・短歌絶叫コンサート

2020年10月04日 00時06分49秒 | 素晴らしき変態音楽

音楽情報サイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond』最新号が更新された。特集は『追悼特集:沖至』『追悼特集:ゲイリー・ピーコック』。剛田武は下記の記事を寄稿した。

●UH(内田静男+橋本孝之)

#1141 UH(内田静男+橋本孝之)

2020年9月6日 (日)  東京・国分寺Live cafe giee

転がり続ける演奏体が作り出す自由の轍。
UHの二人は無意識のうちに自然体で転がる術を身につけたのだろう。そんな”Natural Born Rolling Stone”ぶりが、音と聴き手の心を解放するのである。

UH p2 国分寺giee 2020.9.6 sun



●JAZZ ARTせんがわ2020:JAZZ ART TRIO、福島泰樹・短歌絶叫コンサート

#1143 JAZZ ARTせんがわ2020:JAZZ ART TRIO、福島泰樹・短歌絶叫コンサート

2020年9月16, 18日 東京・調布市せんがわ劇場

奇跡的に開催された世界的にも稀有なこのフェスティバル
好きな音楽の基準は「分かるか分からないか」ではなく「心が動くか動かないか」である。JAZZ ARTせんがわは、縮小開催された今年も最高に心が動く瞬間を与えてくれた。

JAZZ ART 実行委員会 / JAZZ ART TRIO for ART TOKYO


ライヴこそ
いのちのよろこび
生命力

【関連動画】
UH(内田静男+橋本孝之)+剛田武 NEO UNDERGROUND vol.1



沖至追悼 JAZZ ART SENGAWA ITARU OKI MEMORIAL [Digest版]


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【地下ジャズDisc Review】クリス・ピッツィオコス・アルトサクソフォン・ソロ『スピーク・イン・タンズ(異言を語り、解釈の才能に期待する)』

2020年10月03日 02時19分40秒 | 素晴らしき変態音楽


Chris Pitsiokos / Speak In Tongues
CD/DL Relative Pitch Records RPRSS004

Chris Pitsiokos : Alto Saxophone Solo

1. To Charles Parker Jr.
2. To Anthony Braxton
3. To Roscoe Mitchell
4. To Ornette Coleman
5. To Eric Dolphy
6. To John Zorn

All track recorded on a portable recorder in live concert in New Haven on January 27th, 2019.
No edits, overdubs or effects.
Mixed and mastered by Ryan Power.
Executive Producer, Kevin Reilly

Relative Pitch Records Bandcamp

リスペクトを挑戦状に転化するアルトサックス・ソロの新境地
ダウンロードと限定カセットテープでリリースされた『Oblivion/Ecstasy』(2015)、ダウンロードのみの『Valentine’s Day』(2017)に続く、クリス・ピッツィオコスのアルトサックス・ソロアルバム第3弾がニューヨークの前衛ジャズ専門レーベルRelative Pitch RecordsからCDリリースされた。2019年1月27日にコネチカット州ニュー・ヘイヴンのライヴハウスState Houseで開催された、ギタリストのJoe MorrisとトランペッターのStephen Haynesの企画によるMultiplexという即興音楽イベントでのライヴ録音である。”音楽作品と友情の多重的な絆を結ぶ”というイベントの主旨に相応しく、演奏される音をひとつたりとも聴き逃すまいとする観客の熱意が会場を満たしているのを感じる。その空気に感化されたように、ピッツィオコスはアルトサックスからとめどない勢いで生命の音を吹き続ける。6つのパートに分かれた4~8分のソロ演奏が終わるたびに、観客の拍手とため息が熱を帯びていく様は、最初は意味不明だった異国の言葉が、相互理解を深めていくことで、次第に意味を成していく意志伝達プロセスの縮図のように感じられる。

高速タンギングの超絶フレーズ、サーキュレーションブレス奏法による濃厚な音のクラスター、耳を劈く高周波ノイズのフリークトーン、低く木霊するミニマル・ドローン演奏、天上に舞うフラジオ。様々な奏法やテクニックを注ぎ込んで紡ぎあげたソロ演奏は、ピッツィオコスの卓越した創造性から生まれた6つの短編音響小説である。

Chris Pitsiokos at MULTIPLEX1


ピッツィオコスは6つの断章それぞれに、6人のアルトサックス奏者に捧げるタイトルを付けた。聴けばわかるように、フレーズやテクニックや演奏スタイルに類似性があるわけではない。ピッツィオコス本人の言葉を引用すれば「影響力は必ずしも音楽に現れるわけではありません。感情や構造的な影響などと関係する場合もあるでしょう。タイトルは、演奏前や演奏中に意識していたのではなく、演奏後に名付けたので、演奏内容と明確な対応関係はありません。重要なことはリスペクトの気持ちを表すことでした。私にとって深く重要な存在であるアルトサックス奏者の名前が付けられていますが、その全員が常に私の演奏すべてに影響を与えています」。

アーティストにとって、影響を受けた先達との関係は複雑である。自らがアーティストとして音楽言語やスタイルを形作る成長過程で出会い大きな影響を受けた音楽家とは、たとえ直接会ったことがなくても、教師もしくは親子に近い関係になる。生徒にとっての教師、子供にとっての親と同じように、多大なインスピレーションを与えてくれることに感謝し尊敬する一方で、自分が成長するためには乗り越えなければならない「壁」として立ちはだかる存在でもある。ピッツィオコスは語る。「ジョン・ゾーンのことは確かにそう感じます。ジョンはあちこちで私をサポートしてくれて、とても友好的な関係ですが、それほど親密ではありません。今でも彼は僕に深い影響を与えていて、自分の作品のほとんどすべてを通して、常に彼の存在を感じています。愛と尊敬を持つ一方で、子供っぽい恨みや不満を感じることもあります。深いリスペクトと同時に、心のどこかにいつかやっつけてやりたい、という気持ちがあるのです。エディプスコンプレックスの一種でしょうね」。

この発言の通り、ジャケットに記された「Speak in tongues and hope for the gift of interpretation(異言を語り、解釈の才能に期待する)」という一文には、影響を受けた偉大な先達へのリスペクトと共に、必ず彼らを乗り越えてやる、というピッツィオコスの強い決意が込められているのである。(2020年9月5日記)
*文中のクリス・ピッツィオコスの発言は筆者との2020年9月4日付けE-mailから引用しました。
*初出:JazzTokyo No.269


先人に
敬意を払う
ディスタンス

▼クリス・ピッツィオコス最新動画
Chris Pitsiokos, Luke Stewart, Tcheser Holmes - at Red Hook Ferry Terminal - Sept 12 2020

Chris Pitsiokos - alto saxophone
Luke Stewart - electric bass
Tcheser Holmes - drums
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【クラウド盤魔殿9月】DJ Necronomicon『秋の夜長のアンビエントMIX』音源紹介~伊藤祥/武満徹/エヴァン・パーカー/白石民夫/ピエール・アンリ/ファウスト/ゾルタン・イェネイ他

2020年10月01日 01時34分50秒 | 素晴らしき変態音楽


DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
Autumn Ambient MIX~秋の夜長のアンビエント

秋の訪れとともに蝉しぐれから虫しぐれへと野外の音が変貌した。移ろい行く季節への追悼の歌としてMusique Concrète, Field Recording, Improvised Musicによる秋の夜長のアンビエントを贈ります。



1. 伊藤祥 / 水の音


元ファーイースト・ファミリー・バンドのキーボード奏者・伊藤祥による”現代人のためのマインド・ミュージック『やすらぎを、君に。Inner Light of Life』(78)より。

2. 武満徹 / 水の曲 Water Music


現代音楽家・武満徹が1960年に制作したミュージック・コンクレート作品。

3. Evan Parker with Birds / For Steve Lacy


イギリスを代表するフリー・ミュージック・サックス奏者・エヴァン・パーカーがフィールド・レコーディングによる鳥の鳴き声とソプラノサックスで共演した作品(2004)。

4. Zoltán Jeney / Üvegekre És Fémekre


ハンガリーの現代音楽家・ゾルタン・イェネイがガラスと金属を使った美術展用に作成した音響コラージュ作品(79)。

5. Tori Kudo & 3C123


70年代後半、吉祥寺マイナーの頃から、旧知の仲の2人による、2009年秋の裏窓の演奏の記録。工藤冬里のピアノのサティと3C123のクラリネットの即興。

6. Spring in Birmingham (Field recording March 2019)


筆者が2019年3月に英国バーミンガムを訪れた際のフィールド・レコーディング。

7. Tamio Shiraishi & Sean Meehan / Bridge


サックス奏者白石民夫とパーカッション奏者ショーン・ミーハンによる2003年7月のNYマンハッタン・ブリッジでの野外演奏のフィールド・レコーディング。

8. Pierre Henry / Mort - Variations Pour Une Porte Et Un Soupir


フランスの現代音楽家・ピエール・アンリによるミュージック・コンクレート作品『扉とため息のための変奏曲』(67)より。

9. Amanda Trees / Spirit


アメリカのアシッドフォーク・シンガー、アマンダ・トゥリーズの72年のアルバム『Amanda』B面最後の曲。

10. László Sáry / Locomotive Symphony


ハンガリーの現代音楽・ラースロ・シャーリが蒸気機関車のフィールド・レコーディング音源を加工して作成した『機関車交響楽』(98)より。

11. 剛田武 with 虫しぐれ / 初秋


筆者がフィールド・レコーディングの秋の虫の鳴き声とリード・フルートで共演した音源。

12. Faust / Meadow Meal


クラウトロックの代表格ファウストの71年の1stアルバム収録曲。

秋の夜
周囲の音に
耳澄ませ

▼サウンド・デザイナー、ダグラス・クインによる極地のアザラシのフィールド・レコーディング。凄い音の連続!
Douglas Quin - Weddell Seals (Underwater)
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