グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ウチヤマセンニュウ

2024年06月29日 | 
三宅島の鳥シリーズ、今回は私が1番観たかったと言っても過言ではない鳥さんです。

三宅島に着いてすぐに繁殖地である伊豆岬へ行ってみました。
事前に予習しておいた通りの鳴き声が聴こえてきます。
でも確かにたくさんいるけど被写体としてはどうも・・・ってのが多いです。
全体的に遠いし。

すると翌朝、阿古地区の宿のすぐ近くにさえずっている個体がたくさんいました(嬉‼️)



目立つ所に出てさえずります。

別個体。





後ろ姿はこんな。


ウチヤマセンニュウ独特のとまりポーズで憧れのさえずりを間近で聴くことができました。

がんま
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オーストンヤマガラ

2024年06月22日 | 
三宅島の鳥シリーズが続きます。

ヤマガラの亜種、オーストンヤマガラ。
鳴き声はヤマガラとずいぶん違うという印象でした。
でも可愛らしい動作は一緒。



カメラを構える私に関心を持っているようでした。




片方の目づつで確認してるのかな?

3~4羽でいて、巣立ったばかりのヒナがいるかと期待しましたがいませんでした。




電線にも。



写真ではわかりませんがさえずっていました。
それにしてもこんなに色が違うなんて!
実際に自分の目で見ることができて大感激です。

がんま
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モスケミソサザイ

2024年06月15日 | 
三宅島の鳥、今回はミソサザイの亜種モスケミソサザイです。
大島でもミソサザイは確認されていますがそれがモスケミソサザイかどうかは今のところわかっていません。
私が生きているうちにわかるといいなぁ。

さて、画像です。
まずは暗ーい森にいた幼鳥。





えっと・・・ちょっとカメラの設定が間に合わなくてこんなんなってしまいました(汗)
でもかわいさは伝わると思います。
たぶん初めて出会うニンゲンに興味津々だったのでしょう。

続いては成鳥。



一瞬、明るい所に出てきてくれました。
もちろん美しいさえずり付き。
でも鳴いているのかよくわかりません。

次のチャンスは・・・



大きなクチを開けてさえずっている姿を捉えることができました。
小さな体でよくあんな大きな声が出ると感心、感嘆、感激です。
モスケミソサザイ、島の至る所でさえずっていました。

がんま
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アカコッコ

2024年06月08日 | 
アカコッコといえば三宅島、三宅島といえばアカコッコ。
というくらい三宅島を代表する鳥ですアカコッコ。

枚数多いですがご覧下さい。

記念すべき三宅島でのアカコッコ初撮影は・・・



・・・早朝の暗い森でした。
なのでほとんど真っ黒な鳥として記録され、補正にずいぶん苦労しました(汗)
よく見ると足環が付いています。


同一個体。
写真を見るとこの撮影時の様子が思い出されてなんとも幸せな気持ちになります。
アカコッコ、イイジマムシクイ、タネコマドリ、モスケミソサザイたちのさえずりがありありと蘇ります。

こちらは宿の近くに縄張りを持っていた子。



え!
こんな町中に⁉️ってなところにいきなり現れました。
だもんでガッツリ人工物止まりです・・・

もっと自然なところに止まってるアカコッコだよ!
それが見たいし撮りたいんだよ!

んで。





次のチャンスも電線止まり(泣)

この子はクチバシがちょっと変形していました。

でも生活に支障はないようでメスともペアになっているようでした。

あまり人を気にしない性格だったのでしばらく見ていると・・・





やっと見晴らしのいい枯れ木に止まってくれました!
そして元気よくさえずっています。

その後は地上で食べ物を探したり。







この時奥さんらしき姿をチラリと見ました。

また樹上でさえずったり。

結構いろんな声で鳴くんですね。
とても感激しました。

同じ場所での別個体。

クチバシが変形したオスと争う姿が見られました。

なかなか出会えなかったメスにも会えました。











車の中で待っていると狙った場所に降りてきました。
こ、これは・・・アカハラのメスと酷似してるじゃないですか!
万一冬に大島で出会っても見分けつかないかも・・・




同一個体の枝止まり。
どうです?
まるでアカハラメスです。

また違う場所で食べ物を探すオスを見つけました。















道路にミミズをまったく見なかったのでなんかイモムシだと思います。
ヒナに持っていくのかと思ったら自分で食べましたね。

最後は大路池のほとりで出会ったオス。

もうちょっと明るかったよかったんだけど・・・

アカコッコ、数が減っていると言われていますが全然そんな感じはしませんでした(最盛期を知らないので)
車で走っていても路肩から飛び出す姿を何度も目撃しましたし、至る所でさえずりを聴きました。
三宅島のアカコッコ、とにかく感激でした。

がんま
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ミヤケコゲラ

2024年06月01日 | 
三宅島で出会った鳥、次はミヤケコゲラです。
これもたくさんいてびっくりしました。
コゲラ特有、独特の「ギィー」という鳴き声で存在を知ることができました。

薄暗い森で。

ふんわり~。

明るい道路脇にいた別個体さん。


キツツキらしく・・・





盛んに樹をつついて食べ物を探していました。
私との距離はほんの2~3メートルほど。

最後に頭の赤い羽が見えました。

これでオスだとわかります。

三宅島の鳥、まだまだ続きます。

がんま
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イイジマムシクイ

2024年05月25日 | 
21日から昨日まで三宅島に行ってきたので出会った鳥をご紹介します。
まずはイイジマムシクイ。








帰ってきてPCで見て足環が付いているのに気が付きました。

電線にもとまります。

あら、失礼(笑)


薄暗いヤブにひっそりとしている子も。






スダジイからこちらをうかがっています。
なんてかわいい‼️




とにかくさえずる。






さえずる!




さえずる‼️

さすが三宅島。
大島ではほとんど聴かれなくなったイイジマムシクイの声があちこちから聴こえてきます。
ものすごい密度です。
感激しかありません。

がんま
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キアシシギ

2024年05月18日 | 
一昨日の朝、3羽でいるのを見つけました。

3羽一緒のは撮れませんでしたが。

3羽とも盛んに動き回って食べ物を探していました。


これは鳴いているところ。


何か捕れたかな。





彼らの旅はまだまだ続きます。
どうか無事に目的まで。

がんま
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タイワンハクセキレイ

2024年05月11日 | 
先月23日に牧場で見つけました。
車で一旦通り過ぎたあと、「なんか普通のハクセキレイと雰囲気違うなぁ」と思って引き返し双眼鏡で見てみるとタイワンハクセキレイでした。
ハクセキレイの亜種ですが人生初の出会いに感激!





ハクセキレイとの背中の色の違い。




喉の黒い部分が腮(さい)まで及ぶという特徴。

こちらがハクセキレイ(先月26日撮影)



比べてみると違いは明確です。

がんま
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さえずるキビタキとウグイス

2024年05月04日 | 
今年はキビタキが多いです。
今朝も林道で美しいさえずりを聴くことができました。





姿も見ることができて大満足です(同一個体)
このまま大島で繁殖してくれるといいのですが。

ウグイスは目立つところでさえずってます(本日撮影)





今の時季、なかなか姿が見られないウグイスを見るチャンスです。

がんま
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オオルリとツバメチドリ

2024年04月27日 | 
オオルリは21日、ツバメチドリは昨日の撮影です。

まずはさえずるオオルリさん。

道路脇で鳴いていたのですぐに見つけることができました。
とにかく今の時季は姿よりも声ですね。
声でその存在がわかります。

ここからは林道で見つけた2羽。
縄張りを巡ってさえずりバトルをしていました。

美しすぎる後ろ姿。




2羽、と言ってもこの3画像では区別がつきません。

しかし以下の2枚はそれぞれ別個体です。

個体A


個体B

すぐ近くで別の場所にとまっていたので区別がつきました。
この撮影をしていたとき、彼らはお互いの動向に注視するあまり人間(私のことね)に対する警戒をだいぶ怠っているように感じました。
さすがに今はもう決着が着いているでしょう。

ツバメチドリは正面顔から。

か、かわええ~。

ムナグロ2羽と一緒に行動していました。


ツバメチドリに出会うのは4年振り!(過去のツバメチドリはコチラ







シュッとした姿にうっとりです


ムナグロと一緒に、どうか無事に目的地まで。
ツバメチドリがいるよ~と教えてくれた鳥友Kちゃんに感謝です。

オマケ画像は昨日助けたコガタスズメバチ。



道路でじっとしていたのでコッチにおいでーと。
助けてくれたので刺したりしません(ウソです。 スズメバチを手乗りにする場合は自己責任でお願いします。今はオスバチまだいないので)
うーん・・・しかしまだまだ私ビビってるな・・・もっと精進せねば(笑)

がんま
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