グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

なりもの

2024年06月10日 | 植物

今年も梅雨の季節となりました。まだ、梅雨入りはしていないけれど!

待っているのです 隣の梅の実

私の念力が強すぎるので 数えて3つしか成っていない? 去年は5キロ近くなったのに(しょぼ~ん⤵)

これは大きいでも、これは”ぼけの実”  ぼけ酒も造れるけれど私は酒が飲めないから作る木が無いのです。

        

   こちらもボケ 梅の実は今年諦めなくては

 桃の実? 惜しい花桃の実食べられないんですって!

 

庭にある紫陽花も花盛りになりました

                  この子の品種名は?

白いと言えば

        タカサゴユリと思っていたが

葉も違うしこの子の品種名は?鉄砲百合とだけは分かるのだけれど‥  分からないことが多すぎて・・・・(しま)

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水滴とウツギの花

2024年06月04日 | 植物
昨日は、花盛り(のはずの)ウツギの花を見に、雨上がりの裏砂漠に行ってきました。

森の水たまりには、白いアワアワのモリアオガエルの卵。

ついに産卵シーズンが始まりました!

道の両脇には、私の大好物の水滴がいっぱい!

ダイヤモンドより綺麗なのでは?😀

「ススキ捕まえた〜!」って感じの、サルトリイバラの蔓もカワイかった〜!

(一緒に歩いた方が見つけてくれました)

歩いていくと増えてくる白い点々。

それらはみんな、ウツギか、ニオイウツギの花たちです。

年々、見事な花が増えてきている気がします。

カジイチゴとのコラボも良い感じ💕


裏砂漠で元気いっぱいに花を咲かせているニオイウツギも、カッコよかったです。

(挑戦者〜!って、感じがしました😀)

周りの景色は霧で霞み、それが水墨画のような雰囲気を作って素敵でした。

それに、一緒に歩いたのが目の良い人たちだったので、発見は何倍にもなりました。

たとえば、こんな蜘蛛の巣にも注目していたので、私も足を止めて観察。

よく見たら、まるでテントのような立派な作りでした。


足元の小さなクロマツ(?)の芽生えも、教えてくれました。

これがまた、水滴抱えてめちゃ可愛かったんです!

もう、素敵すぎる〜💕❤️🥰

帰り道は再び、ウツギの花鑑賞。(赤いのはヤブニッケイ若葉)

37年前の噴火後、焼け野原からスタートしたこの場所に、年々緑が増え、見事な花畑ができていく…

誰も何も植えていないのに、本当にすごいです。

次の噴火で、またゼロからやり直しになるのか、それとも高い木に光を奪われて消えていくのか…。未来がどうであろうと、今を精一杯生きている生きものたちに、いつもパワーをもらっています。

ハチジョウイヌツゲの小さな花も、咲き始めていました。

この時期の裏砂漠、超絶おすすめです!

(かな)
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椿花ガーデンの紫陽花たち(2024年)

2024年06月02日 | 植物
椿花ガーデンの紫陽花が見頃になってきているようだったので、今日、行ってきました。

この時期、園内のゴーカートのコースが、紫陽花を鑑賞できるコースに変わります。

私が行くと、園長の山下さんが「大島緑花は1つだけ咲いているよ」と、その場所まで案内してくれました。

飾り花が緑色の、伊豆大島ならではの花。

透明感のあるブルーの花びらが、緑色の飾り花の上に2つ落ちていました。

私が喜んで写真を撮っていたら、山下さんが「もう一つ別の、これから注目されそうな花がある」と言って、別の花の所まで案内してくれました。

で、見せてくれたのがこの花です。

飾り花の大きさが様々なのが特徴で、伊豆大島の山の中で見つかったのだそうです!

こんなゴージャスな花が山で咲いていたら、「これは夢か?」と思いそうですよね。

園内の紫陽花は「今からが最盛期!」という感じのものが多く、と〜っても綺麗でした!
なかなか伊豆大島に来られない方のために、今年も少しだけ「キレイ!」のお裾分けしますね〜。

こんもり山になったピンクの花。

可愛くて、目が釘付け〜😍。

白い飾り花の縁がギザギザの花。

レースのようですね。

縁取りがピンクの、素敵なデザインの花。

同じ縁取りピンクでも、形が違うのもありました!

クリオネに見えるのは私だけ?)

こちらは、青紫〜クリーム色のグラデーションが素敵でした!


かなり華やかなピンク!


優しい花色だけど花弁の枚数が多く、可愛さに足が止まってしまう花たちは…

今日は、私の大好物の水滴付きだったので、見入ってしまって、しばらく動けませんでした。

☺️

飾り花だけで丸い形になっているものも様々で、縁取りありのものや

単色のもの、

細かい花が集まったものまで。

なんで、こんなに様々な色や形になるのでしょう!

淡いブルーの花には

滝の流れを感じました。

そしてこれは…宇宙?(なぜかこの言葉が頭に浮かびました)

でも実は、この花を横から見ると…

白い飾り花が縦にのびた、不思議な形なのです!
(本物の花は飾り花の影で、しっかり咲いていました)

いや、もう本当に見事で、幸せな時間を過ごしました。
今年の紫陽花、これからが花盛りです。
可能な方はぜひ、本物を見に椿花ガーデンへ!!

(かな)
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火事から3週間後の植物たち

2024年05月26日 | 植物
ちょうど3週間前の5月5日、火事でダメージを受けた裏砂漠(奥山砂漠)の植物たち。
今日、嶋田と一緒に、どの程度変化しているか見に行ってきました。


道(?)を挟んで、右と左で全く様相のことなる植物たち。

左(南側)を見ると元気な緑色の葉が茂っているのに

同じ場所で右側(北側)を見ると、多くの木がダメージを受け、緑の葉は目立ちません。

でも、近づいてよく目を凝らすと…

ススキの若葉があちらこちらで、地面から顔を出していました!!

37年前の噴火後の植生調査では、一番乗りで芽生えたとされるハチジョウイタドリは、数カ所だけでしたが、赤い若葉が確認できました。


台風の時、爆風で茎ごと無くなった時は、アシタバが一番乗りでしたが、一株もありません。
アシタバは茎をカットされるだけだとすぐに再生できますが、熱には弱いのかもしれません。

噴火だと、溶岩が流れてきたりマグマの飛沫が厚く積もったりして、“熱い状態”が長く続きますが、火災は一過性。
ススキは一過性の熱には強く、いち早く再生するのですね!
(ススキの草原を保つために野焼きをすることの意味に、おおいに納得しました)

ツル植物のサルトリイバラも、ほとんどが黒くなって枯れていましたが、一株だけ元気な若葉を出しているのを見つけました。

葉の落ちた茎の途中から、新たな茎を延ばしていました。

この逞しい姿の理由は何なのでしょう?
運なのか? 個体の強さなのか?

樹木は、ほとんどのものが枯れたまま。

特に、クロマツの大木が、燃えて倒れていたのは衝撃的でした。

中は綺麗でしたが、樹皮は完全に剥がれていました。

😢

でも、荒地にいち早く生え始めるニオイウツギが、葉も半分枯れているのに花を咲かせていたので、感動しました。

この姿、すごくありませんか?

別個体も、私の目線より高い場所で花を咲かせていました。

弱った個体にとって、花を咲かせるって、相当エネルギーがいるはずなんです。
でも生きものは、どんな悪条件でも子孫を残そうと頑張るのですよね。

37年前の噴火後の植生調査をしたという方に、偶然フィールドで出会ってお話を聞く機会があり、「焼け野原の中で、サクユリ(ニオイウツギだったかも?)が花を咲かせ、枯れていったのを見て感動した」とおっしゃっていたことを、思い出しました。

生命は逞しくて、ひたむきで、美しいです。
今日は、いつもにもまして、そのことを感じました。


(かな)
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運動にならない!

2024年05月24日 | 植物
昨日、久しぶりに海岸を散歩しようと、沢沿いの道を歩きました。

光を求めて横に伸びた木の枝が、木陰を作っている道を歩いていると、道路に黄色い花が、たくさん散っているのに気がつきました。

イイギリの花のようです。
丸くて小さくてカワイイので、集めて並べて激写☺️

でも、咲いている花は頭上高く、こんな写真しか撮れません…😅

私が悪戦苦闘していると、アクアデルレイ(ダイビングサービス)の車が通りかかり、目の前で停車。

「枝、下げてやろうか?」と言って、撮影に協力してくれました😀

おかげで、ユラユラ垂れ下がって揺れているイイギリの花が撮れました!

やった〜!ありがと〜!!(ピント合っていませんが😅)

進行方向には、光る海が見えてきました。

そして道脇には、今が旬のニオイウツギの花。

すぐに色が変わってしまうので、この美しい白い色に会えると嬉しくなりました☺️

海岸に近づいたら、なんと、ハチジョウイタドリの花が咲いていました!

普通、夏の終わりに咲く花なのに…

この咲きっぷり!(いくらなんでも早すぎる気が😅)

スイカズラの花も満開!

ずいぶん勢力拡大したなぁ〜💦

ハマボッスの小さな株の横には

大株がで〜んと・・・

まるで人間が刈り込んで作ったような、美しい姿で咲き誇っていました。

すご〜い。

優しいピンク色のハマヒルガオの花は

日没に向けて、閉じようとしているところでした。

他に、艶やかなテリハノイバラの花

元気色のミヤコグサの花。

風車のようなテイカカズラの花。

花だけでなく、アカメガシワのピンク色の若葉も綺麗でした!

ちょっと散歩に出るだけで、こんなに様々な美しい花たちを見ることができるって、本当に幸せです。ただ…

立ち止まってばかりで、全然運動にはならないのが、困りものです〜😆

(かな)
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椿の後は芍薬・牡丹

2024年05月13日 | 植物

都内に行って来ましたが!もっと先の筑波の牡丹園

 

八重あり一重も勿論色も濃い薄い色と色々幸せ  だけれど 作る人のことも考えてしまう。この日も何人もの人がメンテナンス中、そのままだと種を付けて株が弱ってしまうからとのこと!数が多いのでたいへんだ!

 (しま)

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山歩き?徘徊?

2024年05月06日 | 植物
ある日
山へ行った。山と言っても三原山ではなく。高みを目指すのではなく穴ぼこ探し 大穴小穴という所
こんな道なのでどこだか大島中同じような道なので  
どこを歩いているかわからない
 道が分からず疲れてしまった。みんな放り出して休憩
 
倒木が有ったり 崖が崩れてしまっていたり以前と随分変わってしまいます。
 
 キョンの網沿いに歩いて道を探します
                               
 
こんな看板を見るとギョットしてしまいます
 
 ここは以前に通った道!
 どこへ行ってもあまり変わらない所ですですけれど迷う時も沢山あります
迷うのも楽しいと考えています.。クマやイノシシの出ない大島だからおばさん一人の山歩きでも大丈夫!(たぶん)(しま)
 
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青豆小僧

2024年04月29日 | 植物

一昔前の大島の農産物に”絹さやえんどう”が有ります。今は農家さんが引退してしまった方が多く出荷数が激減しているようですが、それでも家で食べるために十分な量は作っているのでうれしいことにお友達からの頂き物が絶えずやってきます。

     ようこそ!いっしゃいました。

    でも、今日は豆を食べるグリーンピースです。

 1月頃から”きぬさや” ”スナップエンドウ”と続いて最後は中の豆がなったのですね。

 まん丸い豆が元気に顔を見せてくれました。

 

一列に並んでいるのですが実は鞘の右と左に交互に成っていのです。

元気いっぱいの小僧っ子を今日はご飯に炊き込んで豆ごはんにしま~す(しま)

※炊き込みご飯ですが、私は初めから炊き込んでしまいます。ご飯の色は少し茶色になりなすが、豆の味が濃くておいしいです。きれいに仕上げるのなら鞘の殻を少し入れてご飯を炊いて豆は別に湯がいたものを後から混ぜると良いです。勿論、お米には塩と昆布を入れて豆の殻もちゃんと取ってね。豆は殻から出したらすぐに調理すると美味しい!  次に豆は来るかな?(自分で作らずに人頼みな私です)

 

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楽しい下見❤️

2024年04月26日 | 植物
昨日、来週に予定されている、ある番組のロケ下見で、地層切断面の横〜森〜表砂漠〜山頂口を歩いてきました。

歩き始めてすぐの森は、木漏れ日と頭上から落ちてくる小さな物で、キラキラ輝いていました。

「何だろう?」不思議に思って、落ちてくるものを目で追うと、オオシマザクラの花びらが散っていることがわかりました。

「花の季節はもう終わったと思っていたのに、まだ花を咲かせている木があるのか〜」と思いながら進んだら…、今度は地面にたくさんのサクラの実が落ちていました!

タネを甘くするための“間引き”が、もう始まっている木もあるようです!
花も実も同時に見られるなんて、本当に野生の植物は、それぞれが個性的ですよね!!

地面ではなく葉の上に落ちている実もあって…

木漏れ日が当たって赤く輝いている景色には、かなり❤️を奪われました☺️

森の中では、他にも“小さな春”がたくさん見つかりました!

まず、葉の形が変化するカクレミノの瑞々しい若葉が目にとまりました。

若葉だけ水滴が付いているのが不思議!

ツルツルで薄い若葉なんですけれど、なんで水を弾くのでしょう?


一見すると下向きで目立たないムベの花も咲いていました。

覗き込むと、キレイなんですよね〜

😍

ムベの花の横には、卵から孵ったばかりと思われるクモの子どもたちがいっぱいいて

まだ卵嚢をつけているらしき姿が、可愛らしくって激写!(笑)

別の場所で、少し成長した子どもたちを見つけ、またまた激写(笑笑)


ツルマサキにも、小さな目立たない花が咲いていて

”花の影絵”が、めちゃカワイくて、しばらく見とれました。

😍

ぐんぐん伸びたヒメユズリハの赤い若葉に、スポットライトのように光が当たっている風景にも、何度足を止めたことか☺️


ということで、メチャメチャゆっくり歩いて2時間半後ぐらいに開けた場所に到達。

ここでは、元気っぱいのクロマツの花が見事で、再び激写!

春は見るものが多すぎて、先に進みません。
困った〜😆

目的地について、雨の後だけ現れる“幻の池”で、ランチタイム。

帰りもミツバアケビの花や、

ハナイカダの花、

華やかなオオシマツツジなど、春を満喫しました!

楽しい下見でした〜☺️

(かな)
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友だちの変化(2024.04.14)

2024年04月24日 | 植物
4月14日、オオシマザクラに会いに行ったのと同じ日に、「友だちの変化」と称して時々(不定期に)このブログに載せている植物達にも会ってきました。

前回会いに行ったのが6月13日(その時のブログはこちら)なので、ほぼ10ヶ月ぶりです。
時のたつのは早いですね。(写真ボケていてすみません・・・😅)

近づいてみたら、ススキの根本から若葉が伸び始め…

ニオイウツギも脇の方で、元気な若葉を出していました。(昨年より数が少ない気がしますが…どうかな?)

サルトリイバラは縦横無尽にツルを絡ませて伸び、もはや何がどうなっているのかわからない状態に😅

ハチジョウイタドリの若葉や、アシタバ若葉(写真が行方不明💦)、

サクユリも元気に伸びていて、嬉しくなりました。

しかし…

よく見ると、イタドリの葉が、かじり取られていたり

もう1本のサクユリの柔らかそうな部分が、かじり取られていたり

オオシマカンスゲの若葉の先端が、なかったり

ハチジョウイヌツゲの葉も、若葉の部分が無くなっていました。

他と比べて、この場所に、なかなか高い木が生えてこないのは、キョン(小型の鹿)の増加の影響が大きいような気がします。

この先の、ここで生きる者たちの運命は?

また、会いに行かなくちゃ。

(かな)
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