グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ススキがいっぱい いっぱい

2024年10月21日 | 植物

大島ウォーキングクラブの定例会の日です。(昨日のこと)

 暑いの翌日急に寒さが襲って  でも、歩くにはちょうど良い日でした。

近頃、裏砂漠に通い詰めですが、ススキの穂が出て花粉が出て これからはススキの穂先は種なってぽわぽわとするまで1か月ぐらいかかるでしょうか?

       裏砂漠と言ってもこんなにススキだらけ

 この中行きますか?

お昼ご飯は風が強くススキの風よけで小山の麓でしたが、あ~ぁ雨がパラパラと降ってきました。小1時間ほど降って止みましたが(天気予報では雨が降る予定はなかったのに!) 強い降りでなくて良かったです。前回は霧が出て土砂ぶりで車に戻った時はすっかり雨に濡れてしまったのでした。その前は暑かったので水を凍らせたペットボトルを手に持ったせいでポールをどこかに置いてきてしまい、次の日に回収に行ったのです見つかりませんでした。(何処に行ったのでしょうか)

 私のススキの原行きはまだまだつづくのかな?受けて立つぞ!(だれに?) (しま)

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箕面(みのお)自由学園高校の修学旅行の皆さんとの2日目後半と3日目

2024年10月20日 | ツアー
箕面(みのお)自由学園高校の修学旅行の皆さんとの2日目の後半は、生徒さんからリクエストのあった波浮港、地層切断面、砂の浜へ。

波浮港は、昔の網元さんの家を見学したり。

波打ち際を眺めたり。(満潮で港に入ってくる水に興味津々)

少々残念なことに、コロッケや鯛焼きなどの店が、全て休みだったので、あまり長居をせずに移動しました。

砂の浜では、波と追いかけっこ!

一人、靴が水没!🤣

地層切断面を見てから、これまた生徒さんの希望の砂防ダムに寄りました。

実は、この日は11年前の土砂災害と同じ日だったので、午前中に黙祷の放送が流れました。
ツアー中に、みなさんで黙祷をしたのですが、看板の文章を読んで「まさに11年前の今日なんですね」と、島の暮らしに思いを寄せてくれていたので、じんわり嬉しかったです。

3日目の最終日は、船が出るまでの1時間半のツアー。
この日も、生徒さんから希望のあった「泉津切り通し」へ。

足元にスダジイの実が、たくさん落ちていたのですが

中がスカスカの実が多く、スダジイの未来がちょっぴり心配になりました

根のそばには、大きさの違うオオミスジコウガイビルが3匹這っていました!

視界に同時に3匹入るということは…、島の中ではかなり数が増えているのでしょうか??

次に、泉津地域にある縄文時代の岩陰遺跡に立ち寄りました。

ここでも生徒さんたちは、アッという間に、走って洞窟見学に行っていました(動き速〜い!)

最後は、アイスクリームを食べに「ぶらっとハウス」へ。

隣の牧場では牛たちがマッタリ。

「牛を初めて見た!」という生徒さんもいたので、立ち寄れて良かったです😃

そして、この後なんと「今回の伊豆大島滞在で見たこと、感じたこと、大島の魅力など」のプレゼンをしてくれました!!

タブレットで、写真も文章も入った、わかりやすい資料を見せてくれました。
ずっと一緒にいたのに、いつまとめたのでしょう?(そのスピードにビックリしました)
午後からは東京に渡り、他チーム(鎌倉、富士山、房総半島、志賀高原)と合流して発表し合うそうで、プレゼンを元に伊豆大島のパンフレットも作ってくれるとのことです!!

プレゼンとは別に、生徒さんに「滞在中どこが良かったか?」を聞いたところ、5人中3人が「再生の1本道」と言っていたのも意外でした。(火口か裏砂漠か地層切断面だろうと思っていたので)
ゼロから植物が再生して、森を作るまでの経過を、1本の道で見られたことが面白かったそうです。

一人の生徒さんは「はっきりっ言って、僕、今まで生きものをなめていたんです。植物が溶岩の上に再生していく姿を見て、生きものってすごいなと思いました」と、語ってくれました。
この言葉、メチャクチャ嬉しかったです💕

乗船ギリギリまで、私にプレゼンをしてくれていたので、港のトリックアートで遊ぶ時間は取れず…

限定2名で、記念写真(笑)

みなさんのおかげで、とても良い時間を過ごせました。

お疲れ様&ありがとうございました!

大阪に帰ってからも、楽しくいっぱい学んで、素敵な大人になってくださいね〜💕

(かな)
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ムラサキツバメ

2024年10月19日 | 
見つけると嬉しいチョウのひとつです。
11日に久し振りに出会えました。


さて、オスメスどちらでしょう?

待っていると翅を広げました。

おお。
メスです。


後翅の尾状突起もしっかりしていて羽化したばかりだと思われます。
ムラサキツバメは成虫で越冬するチョウ。
無事に冬を乗り切って欲しいです。

がんま
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箕面(みのお)自由学園高校の皆さんとの2日目・前半。

2024年10月18日 | ツアー
箕面(みのお)自由学園高校の修学旅行の皆さんとの2日目前半は、三原山〜裏砂漠を歩きました。
出発時の三原山は、ほぼ雲の中。

「昨日、見ておいて良かった〜」と思いました😃

みんな元気で、色々なものに関心を持ってくれました。
避難壕も、「入ってみて良いですか?」と壕の中を観察。(カタツムリがいました😃)

溶岩の崖を上がった時には、一瞬、三原山が見えたのですが…

その後、再び雲がやってきて周囲は真っ白に…😅

しかし、さすが高校生男子。

三原山の坂道を、交代で駆け上がり

カーブを曲がったところで選手交代。

火口に続く遊歩道は、ほぼ全員で走り

あっという間に、火口西展望所到着。

私が合流したときには、誰もハーハーと息切れなどはしてませんでした。

足元では、満開のノコンギクの花が、みなさんを歓迎してくれていました😃

苦い葉が有名なセンブリも、開花シーズンなのですが、太陽の光が少ないせいか、花は半開き…。

でも蜂は、頑張って食事をしていました😃

霧が晴れないので、火口一周は諦めて裏砂漠を目指すことになり、途中の溶岩地帯で「怪獣のようにみえる岩から垂れているのは、鼻水か、ヨダレか」で多数決を取ったら…

鼻水5、ヨダレ1でした🤣

裏砂漠側は、予想通り視界が開けていました。(南西の風の時は、このパターンが多い)
開けた景色の場所に出た途端、「よーい、どん」という感じで走り出す先生&生徒さん!

そして、アッという間に櫛形山の稜線に駆け上っていきました!

今までのツアーで、一番早かった気がします(笑)

走ったおかげで(?)、裏砂漠での40分間の昼食時間を取ることができました!
で、さらにジャンプしたり

櫛形山の頂上まで登りに行ったり

風に飛ばされたお弁当箱の中のプラスチックを、何度も拾いに斜面を走ったりと…

とにかく、すごくいっぱい走っていました!

でも、足元の石の脇に生えた小さなハチジョウイタドリが、花を咲かせている風景にも注目してくれていて

皆さんの感性に、ほっこりしました。

😃

ジオ・ロックガーデンでも、みんなで工夫して遊び

ゴツゴツの溶岩地形を楽しみました💕

「いつか森になる道」では、オオムラサキシキブの実が色づいていました。

去年まで気がつかなかったので、もしや今年から花を咲かせることができるようになったのかも?

ツアーの締めは、「トトロが歩いている時の森みたい」な森で。

植物がゼロから生えて、森を作るまでの変化を楽しんでくれたようでした😃

いや〜、それにしても皆さん本当によく走りました!
今までのツアーで多分、一番走ったツアーだったと思います😃

元気な高校生たちとのツアー、後半に続きます。

(かな)
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三原神社のご利益

2024年10月17日 | ツアー
先週の日曜日に東京からお越しのお客様と三原山〜裏砂漠に行ってきました!


外輪山はあいにくの天気で小雨もパラパラと。

「行けるところまで行きましょう!」とカルデラ内を歩き始めました。
霧で見渡せないときも解説看板が目印になることをあらためて実感しました。


雨に濡れて、流れた溶岩の「黒」と地衣類の「白」の
色のコントラストがくっきりしているようです!


山頂に到着し、お客様が三原神社にお参り

(この時のお祈りが後のツアーに大きく影響することに...)

視界5mくらいといった感じでお鉢巡りは微妙かな...という状況の中、ひとまずトイレ休憩に〜


10分くらい経った頃でしょうか...
なんとあたりの霧がどんどん晴れていくではありませんか!


嬉しくてお客様と歓喜のショット✨


青空が広がり、今なら火口が見られるチャンス!とお鉢巡りをスタートしました!


あたりは雲海が広がり、富士山の山頂が突き出ている素晴らしい景観に様変わり


そして、くっきりとした火口に出会えたのです!


さっきまでの霧が幻だったかのように景色が一変

火口と雲海のコラボを初めて見ました✨


その後、お昼休憩を挟み、いざ裏砂漠へ!


こちらも晴天です


歩き始めと同じ日だというのが信じられないくらいのステキな青のグラデーションの空!


「三原神社にしっかりお祈りしたご利益でしょう」とお客様と意気投合❗️

何しろ、私たちが裏砂漠を離れるころには、雲が再び現れ始め、
すぐにあたりは霧の中になったのです。


無事にコースを終え、感無量😌


ドラマチックな景色の移り変わりにあらためて、カルデラ内の大自然を感じました。
ご一緒いただいたお客様、どうもありがとうございました!

(ユリカ)
コメント (2)
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箕面(みのお)自由学園高校の皆さんと1日目

2024年10月16日 | ツアー
昨日午後の高速船で、大阪の箕面(みのお)自由学園高校の修学旅行の皆さん(生徒さん5名、先生1名)が、来島しました。

元町港から15時半にツアースタート。
翌日の天気が怪しい感じだったので「見えるうちに…」と、三原山を見に行きました。

山肌の黒い筋がしっかり見え、これで翌日の山が霧で見えなくても、なんとかイメージしてもらえるかも…と一安心😄(翌日が三原山〜裏砂漠ツアーでした)

その後、温泉ホテル駐車場の地層に触り、割れ目噴火口の遠望を眺め、日没時間にここへ!

沈んでいく太陽の反対側に、白い月が登ってきたのを、生徒さんが見つけてくれました。

💕

最初雲に隠れていた富士山も、姿を現しました。

同級生の何人かは、富士山に行っているそうなので、呼びかけられて良かったです😄

ガラス細工のようなススキと、海に伸びる光の帯のコラボが、なんとも素敵でした。

この景色、ずいぶん久しぶりな気がします。

幸せな、ひとときでした😃

(かな)
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【地球から見る、日本の旅 第33回】浅間山北麓ジオパーク~King of 火山!? 240年をタイムトリップ~

2024年10月15日 | 火山・ジオパーク
5日後の日曜日、第33回目のオンラインジオツアー【地球から見る、日本の旅 第33回】浅間山北麓ジオパーク~King of 火山!? 240年をタイムトリップ~が開催されます。


有史以来何度も噴火を繰り返す活火山、浅間山。

今から約240年前、天明3年の噴火では、鎌原村(現在の嬬恋村)で住民477名が犠牲となり、生き残った93名が周りの人達の力を借りながら、復興へと歩んでいったそうです。
今では高原野菜の一大産地にもなっています。

なぜこの村は復興できたのか? 
なぜおいしい野菜が取れるのか?

浅間山の自然に惚れ込み、ペンションを経営しながら山を歩いているジオガイドの古屋さんの語る物語が楽しみです!
お申し込み&詳細は以下の通り。

○オンラインツアー
日時 令和6年10月20日(日)20:00~21:00
参加料:1000円(1か月間のアーカイブ見逃し配信あり)
申込先&詳細 https://asamayama-hokuroku-geo.peatix.com/

○ガイド勉強会(オンラインツアー参加者対象)
日時 令和6年10月23日(水)20:00~21:00
参加料:1000円
申込先&詳細 https://peatix.com/event/4155415

ところで私、12年前に嶋田と一緒に浅間山に行き、ガイドの赤間さんに案内してもらったことがあります。その時は、伊豆大島火山とは全然個性の違う浅間山火山に感動して、長編ブログを書いたのでした。(その時のブログはこちら

あ〜、懐かしい!
ご興味のある方、ぜひご参加ください〜。

(かな)
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入日

2024年10月14日 | その他
今日の太陽にサヨナラします。大体5時頃(調べてみたら5時9分でした)
    
この写真は4日前の木曜日です。夕日を撮るのはいつもこの辺です。三角形の利島が薄く左側に写っています。そして、太陽は伊豆半島に半分かかって沈んでいきました。これから沈む場所が利島の方向にうごいていきますよ!
 でも、太陽が水平線に沈むのを見ることが出来るのって素敵
もうちょっと写真の撮り方を練習したいな  空はもっと明るかったし 伊豆半島は良く分からない(写した私だけは分かっているけれどね)
これから日々日の入りは早くなるし位置も違うし 第一 雲にかかって日の入りが見えるかどうか、晴れたらグリーンフラッシュを見られたらいいな(しま)
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豪雨ツアーのリベンジに!

2024年10月13日 | ツアー
2年前の9月、ものすごい雨の中で裏砂漠ツアーに参加してくれたお客様が、別のお友達を誘って再度ツアーに参加してくれました。(2年前の豪雨ツアーのブログはこちら

朝7時の時点で霧がかかっていた山は、スタート時間を30分遅らせたおかげで、スッキリ見えていました!

記念写真のお声がけをしたら「三原の3〜!」とポーズ。
なんと、2年前の私の言葉を覚えていてくれたみたいです(嬉)
さらに…

指の向きを変えて、山肌に流れた溶岩の黒い筋を表現!
お客様の素晴らしい表現力に、歩き出す前から楽しい気分が盛り上がりました😃

強風に流される雲の隙間から差し込む光が、風でどんどん動いていくのを、お客様が見つけて教えてくれました。

三原山を照らすスポットライトの光が、左から右にどんどん動いていく様子は、壮大な自然の演出…という感じがしました💕

お客様は「火山大好き&植物も好き❣️」とのことで、ゆっくり観察したり、写真を撮ったりしながら歩きました。

たわわに実ったサルトリイバラの実でも

とても雰囲気のある写真を撮影されていました。

他にも、本州よりも大型化するハチジョウイヌツゲの葉を、「家の近くの葉は、このぐらいの大きさですよ」と教えてくれたり

棘をなくしたサルトリイバラの、数少ない棘ありバージョンを見つけてくれたり

アア溶岩の上では、すかさず「流れるポーズ」をとってくれたり

楽しいリアクションの数々に感動!

山の上では溶岩トンネルの中を覗き、「おお〜!これはすごい!!」と感動されていたので

その「すごいもの」を、私も撮影してみました!

この天井から垂れた溶岩の形状に❤️を奪われたようでした(仲間だ〜😄)

そして下が洞窟になっている三角形の塚では、「柵が無いのがすごい!」と、褒めてくれました。

日本各地で「立ち入り禁止」や「触ってはいけない」という場所が多い中で、触れて体験できるということが素晴らしい、とのことでした😄

山は風が強く、時々よろめくような風が吹きましたが、身の危険を感じるほどではなく…

光る海に雲が模様を作る景色を、みんなで褒めたたえながら歩きました。

「2年前は霧で何も見えなかった」という火口も、クリアに見えました!(バンザ〜イ💕)

このために持参されたという自撮り棒を使って、火口と記念撮影。

私も一緒に撮ってもらいました。

楽しさの証拠写真ですね😄💕

剣ヶ峰では、「島を浮かべたシャンパングラスを手に持つ」という写真に、チャレンジされていました。

😄

しばらく見ていなかった噴気もモクモク出てきて、活火山らしさをアピール!

ススキは、風になびきながらキラめき

足元には、センブリの花が咲き始め

季節は、すっかり秋になっていました。

火口一周を達成した所で、記念のジャンプ!

昨日から、何度も飛んでいるとのことです😄

ということで、いっぱい笑って歩いた楽しい半日ツアーでした。
再訪し、ツアーに参加してくれたお客様に感謝です❣️

ありがとうございました!!

(かな)
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エゾビタキ

2024年10月12日 | 
昨日の朝、やっと出会えました。



空抜けの逆光というキビシイ条件でこんな写真しか撮れませんでしたが(涙)

まだチャンスがあるはずです。
いい出会いがありますように!

がんま
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