難病の更紗さん。シャバに出てひとり暮らし。難病と闘いつつ、いつも一歩前へと歩み続ける更紗さん。時々、「生きる意味がないのでは」なんて考えるのだそうだ。いやあなたは、生きている人々に、限りないエネルギーを与えているよ、といってあげたい。ボクもエネルギッシュで、「あなたと話すと元気が出る」といわれるこのボクが、更紗さんからエネルギーをもらっている。だから、あなたは生きているそのことだけで「生きる意味」がある。
いやボクは、すべての人は、それぞれ生きる意味をもっているのだと思っている。もしそれが自分にはわからないというのなら、今のところ見つけていないだけだ、と思っている。
その考え方は、学生時代に「夜明け前の子どもたち」という映画をみたことから生まれた。その子どもたちは、びわこ学園の子どもたち。重度心身障害児といわれる子どもたちだ。このことは以前書いたことがあるが、もういちど書いておく。
その子どもたちのなかに、生まれてこの方いちども感情表現をしたことがない、寝たっきりの子どもがいた。ある夏の暑い日、他の子どもたちがプールで遊んでいる、先生がその寝たっきりの子どもを抱いてそっとプールの水に入れる、すると、その子どもが笑うのだ。ボクら映画を見ている人たちは、なぜかその映画を見て涙を流す。その子どもの笑顔が、ボクたちに涙を流させるほど感動させるのだ。このような子どもがたくさんいた。
生まれてこの方、ずっと寝たっきりの子ども、生産活動もできず、本も読めず、字も書けず、ずっと他人の世話になっている、だから「生きる価値」がない、なんてボクは言わせない。なぜなら、その子どものたった一度の笑顔が、ボクたちに「生きるって素晴らしい」という感動を与えることができたのだから。
2011年3月11日を東京で体験した更紗さん。難病で自由に動くこともできないのに、「お役に、立ちたい」だって。それもわかります。一度でも、世のため、人のためという気持ちをもってしまったら、自分がどのような状況であっても、そういう気持ちが沸々と湧いてくるのです。それは、太古からずっと湧き出している泉と同様に、どのような変化があっても、湧き続けるのです。
ボクも、どこかで苦しんでいる人がいれば何とかしなければとおもう。しかし直接「お役に、立ちたい」と思っても、そう簡単に動けないし、できない。だからボクは、お金を送るとかする。何とか「お役に、立ちたい」からだ。
「シャバ」のなかで、つらい生活だろうけど、心から応援しています。また「Global」の包丁や、「Joseph Joseph」のまな板を紹介してくれてありがとう。新しい情報を、難病の視点からの情報を、これからもどんどん表現して欲しい。
なぜなら、「底辺」から社会を見ると、よく見えるはずだから。「星の王子様」は「たいせつなものは、目に見えない」というけれども、社会のあり方は、あなたならよく見えるはず。それを教えて欲しい。より良い社会をつくっていくために。
いやボクは、すべての人は、それぞれ生きる意味をもっているのだと思っている。もしそれが自分にはわからないというのなら、今のところ見つけていないだけだ、と思っている。
その考え方は、学生時代に「夜明け前の子どもたち」という映画をみたことから生まれた。その子どもたちは、びわこ学園の子どもたち。重度心身障害児といわれる子どもたちだ。このことは以前書いたことがあるが、もういちど書いておく。
その子どもたちのなかに、生まれてこの方いちども感情表現をしたことがない、寝たっきりの子どもがいた。ある夏の暑い日、他の子どもたちがプールで遊んでいる、先生がその寝たっきりの子どもを抱いてそっとプールの水に入れる、すると、その子どもが笑うのだ。ボクら映画を見ている人たちは、なぜかその映画を見て涙を流す。その子どもの笑顔が、ボクたちに涙を流させるほど感動させるのだ。このような子どもがたくさんいた。
生まれてこの方、ずっと寝たっきりの子ども、生産活動もできず、本も読めず、字も書けず、ずっと他人の世話になっている、だから「生きる価値」がない、なんてボクは言わせない。なぜなら、その子どものたった一度の笑顔が、ボクたちに「生きるって素晴らしい」という感動を与えることができたのだから。
2011年3月11日を東京で体験した更紗さん。難病で自由に動くこともできないのに、「お役に、立ちたい」だって。それもわかります。一度でも、世のため、人のためという気持ちをもってしまったら、自分がどのような状況であっても、そういう気持ちが沸々と湧いてくるのです。それは、太古からずっと湧き出している泉と同様に、どのような変化があっても、湧き続けるのです。
ボクも、どこかで苦しんでいる人がいれば何とかしなければとおもう。しかし直接「お役に、立ちたい」と思っても、そう簡単に動けないし、できない。だからボクは、お金を送るとかする。何とか「お役に、立ちたい」からだ。
「シャバ」のなかで、つらい生活だろうけど、心から応援しています。また「Global」の包丁や、「Joseph Joseph」のまな板を紹介してくれてありがとう。新しい情報を、難病の視点からの情報を、これからもどんどん表現して欲しい。
なぜなら、「底辺」から社会を見ると、よく見えるはずだから。「星の王子様」は「たいせつなものは、目に見えない」というけれども、社会のあり方は、あなたならよく見えるはず。それを教えて欲しい。より良い社会をつくっていくために。